中国・成都パンダ基地幼年園(パンダ釣り)
2016/09/22 (2日目) 続き
12:37 幼年園のベテラン飼育員譚(たん)さんがパンダ釣りの準備をしてやってきました。Pandapiaスタッフがこの辺でお願いしますと私たちの所に誘導してくれます。Pandapiaはパンダ基地の協力の元、普段からパンダの撮影などを行っているので、今回のイベントのためにもいろいろと基地の協力を得てくれています。
ごーらーい(过来、おいでという意味)!大きな通る声で譚さんが叫びます。初めてこれを聞いた昨年、なんて大声で不謹慎なと思ったその呼び声です。そしてパンダの名前を呼びます。
待ってましたと七喜(チーシー)が最初に譚さんの前に座り、それを見て七巧(チーチャオ)もやって来ました。七喜はお座りして譚さんを見つめています。

名前を何度呼んでも他の3頭のパンダが来ません。七巧・七喜は子犬がクンクン言うような鳴き声でしきりにアピールしています。パンダも2歳になると子供とはいえ危険な動物なので飼育員さんは直接庭に行っておやつをあげるような事はせず、釣りのようにしておやつをあげるのです。

珍多(ジェンドゥ)と毛竹(マオジュー)、毛笋(マオスン)は何度呼んでも来ないので、七巧と七喜におやつをあげることにしました。長い竹棒の先に通称パンダケーキと呼ばれる穀類を使って焼いた月餅型の食べ物をあげます。先に七喜が取り、七巧が今口で加えようとしています。

双子姉妹が仲良くパンダケーキを食べている所に、毛竹(マオジュー)が僕にも頂戴とやってきました。つい2日前に移動してしまった成就(チェンジュウ)と双好(シュアンハオ)がいた時は、おやつ争奪戦が激しかったのですが、今は他の子のを奪うことなく平和なおやつタイムです。

パンダケーキを食べ終わると、次はみんなが大好きなりんごをもらえます。七喜、立ち上がってりんごをゲットです。このパンダ釣りはパンダの後ろ足の筋力トレーニングにもなってます。

もっと小さい頃はりんごも飼育員さんからの手渡しですが、七喜は幼年園に来る前はもらったりんごをほぼ毎日仲間に奪われていました。幼年園に来てから飼育員さんのうまい采配もあってあまり取られなくなりました。おいしいよーと叫んでいるかのようです。七巧はパンダケーキを食べるが遅いのでまだケーキを食べています。ケーキもおいしいよと言っているようです。

七喜はりんごを満喫していますが、こうして手に持ったりんごを高々と持って食べるのが七喜の特徴です。ここに他の仲間がやってきた場合、簡単に奪うことができます。おいしそうにりんごを食べます。

パンダケーキを食べ終わった七巧と毛竹もりんごをもらいました。仲良く並んで食べています。真ん中の七喜はもう食べ終わったようですが、まだ口の中のりんごを味わっているようです。これが他の子なら先に食べ終わったら仲間を襲って奪おうとしますが、七喜はやさしい子なので他の子のりんごを取ったりすることはありません。

そしてりんごの余韻を大事にします。胸元に落ちたりんごの破片や、手についた汁を丁寧に舐め続けるのです。毛竹は七巧のお腹に落ちている破片を拾い食いしています。

飼育員の譚さんは毛竹にりんごをあげた後、庭の奥の方へと現れなかったパンダを探しに移動しました。見物人たちも後に続いて行きます。このパンダ釣りは、大人のパンダにもやりますが、幼年園のパンダ釣りはとても人気があるのです。しばらく大好きな七喜が手を舐める姿を見た後私も後を追います。幼年園の一番奥、朝毛笋が寝ていた近くで丁度毛笋が釣られる所でした。

しっかり立ってパンダケーキをキャッチしています。足腰が弱いと将来繁殖に参加できないのです。マオスンは雌ですが、特に雄は頑張らなければいけません。

毛笋、邪魔する仲間もいないところで一人でパンダケーキを堪能します。残る珍多の名前をずっと呼んでいますが、どこにいるのか影も形も見当たりません。実は珍多はパンダケーキがあまり好きじゃないのかおやつに出てこない日が多いのです。

毛笋、りんごもしっかりと立ってキャッチします。なかなか理想的な釣られ方です。
珍多は散々呼んだけど、結局出てこなかったのでおやつはなしです。目を凝らしてもどこにも見えませんでした。そういう意味ではパンダにはいい環境かも知れません。

毛笋の釣りを見に行ってパンダ舎の近くへ戻ってみると、七喜たちはまだりんごの余韻に浸っていました。10分は同じ光景みたいですね。このまま放っておけば、七喜は30分くらいは手を舐めていると思います。

12:53 譚さんがタケノコを持ってきて、庭に投げ入れます。りんごの余韻時間の終わりです。

おいしそうにタケノコを食べ始めました。手元口元を見ずに、外側の皮を歯で抑えてすっと抜き、中身だけを食べていきます。細いタケノコなので食べる部分は少ないかも知れません。次から次へと口に運び、お腹の上には剥いだ皮が積もっていきます。

次回はパンダカフェでランチ~浜家族巡り(14号別荘)をレポートの予定です♪
(コスタリカのサンホセからの更新でした)
12:37 幼年園のベテラン飼育員譚(たん)さんがパンダ釣りの準備をしてやってきました。Pandapiaスタッフがこの辺でお願いしますと私たちの所に誘導してくれます。Pandapiaはパンダ基地の協力の元、普段からパンダの撮影などを行っているので、今回のイベントのためにもいろいろと基地の協力を得てくれています。
ごーらーい(过来、おいでという意味)!大きな通る声で譚さんが叫びます。初めてこれを聞いた昨年、なんて大声で不謹慎なと思ったその呼び声です。そしてパンダの名前を呼びます。
待ってましたと七喜(チーシー)が最初に譚さんの前に座り、それを見て七巧(チーチャオ)もやって来ました。七喜はお座りして譚さんを見つめています。

名前を何度呼んでも他の3頭のパンダが来ません。七巧・七喜は子犬がクンクン言うような鳴き声でしきりにアピールしています。パンダも2歳になると子供とはいえ危険な動物なので飼育員さんは直接庭に行っておやつをあげるような事はせず、釣りのようにしておやつをあげるのです。

珍多(ジェンドゥ)と毛竹(マオジュー)、毛笋(マオスン)は何度呼んでも来ないので、七巧と七喜におやつをあげることにしました。長い竹棒の先に通称パンダケーキと呼ばれる穀類を使って焼いた月餅型の食べ物をあげます。先に七喜が取り、七巧が今口で加えようとしています。

双子姉妹が仲良くパンダケーキを食べている所に、毛竹(マオジュー)が僕にも頂戴とやってきました。つい2日前に移動してしまった成就(チェンジュウ)と双好(シュアンハオ)がいた時は、おやつ争奪戦が激しかったのですが、今は他の子のを奪うことなく平和なおやつタイムです。

パンダケーキを食べ終わると、次はみんなが大好きなりんごをもらえます。七喜、立ち上がってりんごをゲットです。このパンダ釣りはパンダの後ろ足の筋力トレーニングにもなってます。

もっと小さい頃はりんごも飼育員さんからの手渡しですが、七喜は幼年園に来る前はもらったりんごをほぼ毎日仲間に奪われていました。幼年園に来てから飼育員さんのうまい采配もあってあまり取られなくなりました。おいしいよーと叫んでいるかのようです。七巧はパンダケーキを食べるが遅いのでまだケーキを食べています。ケーキもおいしいよと言っているようです。

七喜はりんごを満喫していますが、こうして手に持ったりんごを高々と持って食べるのが七喜の特徴です。ここに他の仲間がやってきた場合、簡単に奪うことができます。おいしそうにりんごを食べます。

パンダケーキを食べ終わった七巧と毛竹もりんごをもらいました。仲良く並んで食べています。真ん中の七喜はもう食べ終わったようですが、まだ口の中のりんごを味わっているようです。これが他の子なら先に食べ終わったら仲間を襲って奪おうとしますが、七喜はやさしい子なので他の子のりんごを取ったりすることはありません。

そしてりんごの余韻を大事にします。胸元に落ちたりんごの破片や、手についた汁を丁寧に舐め続けるのです。毛竹は七巧のお腹に落ちている破片を拾い食いしています。

飼育員の譚さんは毛竹にりんごをあげた後、庭の奥の方へと現れなかったパンダを探しに移動しました。見物人たちも後に続いて行きます。このパンダ釣りは、大人のパンダにもやりますが、幼年園のパンダ釣りはとても人気があるのです。しばらく大好きな七喜が手を舐める姿を見た後私も後を追います。幼年園の一番奥、朝毛笋が寝ていた近くで丁度毛笋が釣られる所でした。

しっかり立ってパンダケーキをキャッチしています。足腰が弱いと将来繁殖に参加できないのです。マオスンは雌ですが、特に雄は頑張らなければいけません。

毛笋、邪魔する仲間もいないところで一人でパンダケーキを堪能します。残る珍多の名前をずっと呼んでいますが、どこにいるのか影も形も見当たりません。実は珍多はパンダケーキがあまり好きじゃないのかおやつに出てこない日が多いのです。

毛笋、りんごもしっかりと立ってキャッチします。なかなか理想的な釣られ方です。
珍多は散々呼んだけど、結局出てこなかったのでおやつはなしです。目を凝らしてもどこにも見えませんでした。そういう意味ではパンダにはいい環境かも知れません。

毛笋の釣りを見に行ってパンダ舎の近くへ戻ってみると、七喜たちはまだりんごの余韻に浸っていました。10分は同じ光景みたいですね。このまま放っておけば、七喜は30分くらいは手を舐めていると思います。

12:53 譚さんがタケノコを持ってきて、庭に投げ入れます。りんごの余韻時間の終わりです。

おいしそうにタケノコを食べ始めました。手元口元を見ずに、外側の皮を歯で抑えてすっと抜き、中身だけを食べていきます。細いタケノコなので食べる部分は少ないかも知れません。次から次へと口に運び、お腹の上には剥いだ皮が積もっていきます。

次回はパンダカフェでランチ~浜家族巡り(14号別荘)をレポートの予定です♪
(コスタリカのサンホセからの更新でした)