中国・成都パンダ基地幼年園(子パンダ達の紹介)

今回から9月に参加したパンダ三昧の旅レポートスタートです。
Pandapiaというパンダの成長を見守る団体の現地集合イベントに参加、費用は約10万9千円(ホテルは相部屋、航空券は別)です。13名の参加。

私がパンダにはまったのは、昨年四川省周遊ツアーに参加した際に見た生まれたばかりの赤ちゃんパンダがその後どうなったか確認しようとして、成都大熊猫繁育研究基地(以後、成都パンダ基地)のライブカメラを見るようになってからのここ1年足らずの事です。それ以来生でパンダを見に行くのは初めてなので、パンダファンとの交流もほとんどありません。なので、コアなファンの集いに参加するのは敷居が高いと躊躇いましたが、どうしても会いたいパンダがいるので思い切って参加することにしました。

2016/09/21 (1日目)

成田空港へ着いたらまず両替をします。中国元の手持ちはあり、現地での費用はほとんど必要ないのですが、何があるかわからないので追加することにしました。GPAで両替(レート16.72)、20元札、50元札のみで用意してもらいました。中国で100元札は使い辛いので少額紙幣を持つことをオススメします。

搭乗時刻に合わせてANAラウンジからゲートに行くと、見渡す限り中国人だらけで同じイベントに参加しそうな日本人は全く見当たりません。現地集合なので他の飛行機で行く人もいますが、ANAの直行便で行くという人は他にもいるはず。ですが、それらしき人がいず、皆手にお土産などを大量に抱えた中国人ばかり、ちょっぴり不安になります。

17:25 NH-947便にて成都へ。ビジネスクラスは空いていて快適でした。搭乗レポートはこちら

21:50 成都到着、入国も並ばずスムーズに進み、荷物が出るのを待って出口へと向かいます。
出迎えのPandapiaスタッフと無事ミートすると、他に2名同じ飛行機だというので出てくるのを待ちます。ペットボトルのお水1本渡されました。1日1本用意しているようです。

残りの2名は今年行われた現地イベントβというのに参加した顔見知りだったそうで一緒に出てきました。揃って駐車場へ行く途中、私は気がかりで仕方なかった事を出迎えスタッフに聞きます。明日私は七喜(チーシー)に会えますか?そう、私がどうしても会いたかったパンダの名前です。そのパンダが内モンゴル自治区の動物園に移動になるという情報をいち早くつかんだ私はパニック気味で当日まで大騒ぎしていました。当初9/20に移動になると聞いたからです。でも、9/21朝祈るような気持ちでライブカメラを見るといつものようにお庭に出ていました。

「七喜たちは来週移動になりました。当初20日と私たちも聞いたのですが。」とスタッフが言ったので私は心から安堵しました。どうしても会いたかったパンダに明日会えることが確定したからです。

ホテルへ直行する前に、東方航空で来る人をピックアップすると国内線ターミナル近くの駐車場で待たされます。その間に現地のヨーグルトをもらったので、食べながら待ちましたが意外にもそのヨーグルトがとてもおいしかったです。東方航空の方も前回参加者でした。

23:30 今日のホテル、成都ホームランドホテルに到着です。もっと遅く到着する四川航空の方たちもいるので、空港に比較的近いホテルのようです。ロビーが異様なくらい広い古そうなホテルです。蚊がいて刺されました。

成都ホームランドホテルロビー


チェックインが済んだら夜も遅いので早々に部屋に行きます。今日は東方航空で来た方と相部屋です。なかなか使いやすそうな部屋です。バスローブやスリッパ、お茶セットあり。Wi-Fi無料。中国のベッドにしてはスプリングが効いた寝心地いいベッドでした。

成都ホームランドホテル部屋


参加者から浮かないようにあえて相部屋にしましたが、自己紹介やらパンダの話やらで結構話が弾みほっとしました。写真はチェックインを待つ間にもらったものです。今回の旅のしおり(パンダ基地の詳細な地図やスケジュールなどが書かれたもの)、Pandapiaオリジナル帽子、成都パンダ基地の飼育員さんが来ているTシャツです。

Pandapia現地イベント参加でもらったグッズ


2016/09/22 (2日目)

朝起きたら、念のため成都パンダ基地のライブカメラをチェックし私の大好きなパンダがいることをこの目で確認します。今日これから行くからね、と一方的に届かない声をかけます。

8:40 朝食へ行きます。味はまぁまぁ。このホテル、日本からのツアーも利用しているようで日本人に結構会いました。同じ現地イベントに参加する方数人と会えたので、挨拶だけかわします。

成都ホームランドホテル朝食


9:50 ロビーに集合し、参加者13人と日本語を話せるPandapiaスタッフが全員簡単な自己紹介をします。好きなパンダ(押しパンと言う)を言うところがパンダ好きの集いならではかも知れません。中にはTwitterでフォローしてくれている人が複数いて世界は意外と狭いと感じます。

9:58 ホテルを出発します。40人乗りくらいの観光バスです。外は相変わらずどんより、と思ったら時々雨が降っていて、相変わらず空気が悪そうな街です。

成都の街


成都の街を通り抜けるように快適な道路を走り抜けます。時間帯によっては渋滞もすごい街です。パンダ基地に近付くにつれ、高層の建物は少なくなります。

成都の道路


11:00 成都パンダ基地の駐車場に到着です。入口までちょっと歩きます。雨は今は止んでいますがいつ降るか分からない、そんな天気です。本当ならパンダを見るにはもっと早くに来た方がいいのですが、昨夜遅い便で来た人が多いので初日はゆっくり目のスタートです。ここが入場門です。

成都パンダ基地正門


成都パンダ基地はかなり敷地が広いです。なので、こんな車もありますが、私たちは利用しません。平日なのに、この車に乗るだけでかなりの行列が出来ています。

成都パンダ基地内を走る車


最初のスケジュールは幼年園周りでフリータイム、です。幼年園というエリアまで皆で歩きます。この幼年園というのは、私が好きなパンダがいる所です。2014年にこの基地で生まれた9頭のパンダのうち、5頭が現在一緒に生活している所です。さぁ、ここから幼年園です。どうです、自然に近い環境が保たれていますね。ちょっとした小樹林という感じです。

成都パンダ基地幼年園の庭の端っこ


よく見るとその小樹林の中にちらっとパンダが見えました。昨年来た時には全部同じ顔にしか見えなかったパンダですが、今では私も見分けることができます。2014年生まれの毛笋(マオスン)という雌のパンダです。一度は野生化プログラムの候補に選ばれ都江堰のパンダ谷に行った子ですが今年5月初めに幼馴染たちと再び暮らすようになりました。でも素養があるのか、マイペースで一人で過ごす事が多く、今も茂みに隠れて寝ています。

幼年園の庭の奥の茂みで寝ている毛笋


幼年園の庭はかなり広いです。丸太で作られた櫓というか台というかが途中に2セットあります。大きな木や高い木、茂み、いろんなものがあって、数頭で暮らすのにも十分な広さがあります。でも、パンダは大人になると単体で行動する動物なので、わいわい暮らせるのも子供のうちだけです。

成都パンダ基地幼年園の庭の中ほど


さらに歩いて行くとパンダ舎がある方まで出ます。現在ここには5頭が暮らしていますが、残りの4頭、いました。パンダ舎に近いこの辺りのエリアはライブカメラで映る範囲なので私にはお馴染みの光景です。朝このパンダ舎前の大きな台の所でエサを食べたら好きな場所に散っていくのでこの時間にここに4頭いるのは珍しいです。

成都パンダ基地幼年園のパンダ舎よりの端


この木もどきの上で寝ているのは七巧(チーチャオ)、私の大好きな七喜(チーシー)の双子の姉です。双子の母親は奇福(チーフ―)というパンダで、日本の白浜のアドベンチャーワールドでたくさん子供を残した梅梅(メイメイ)が日本に来る前中国で産んだ子のさらに子、梅梅の孫です。七巧・七喜は梅梅のひ孫にあたります。双子の父親はアメリカ生まれの美蘭(メイラン)というパンダです。七巧は天気のあまりよくない日にこの木もどきに登りますが、他の子たちはこの木には興味がないようです。

木のオブジェの上で寝る七巧


そして、台の上で遊ばれているのが私の大好きなパンダ七喜(チーシー)です。後ろからじゃれついているのが毛竹(マオジュー)、先ほど繁みの中にいた毛笋(マオスン)の双子の兄です。
毛竹・毛笋の双子のママはは毛毛(マオマオ)、父親は白浜生まれの雄浜です。

成都パンダ基地幼年園毛竹に遊ばれる七喜


七喜はおとなしい女の子、じゃれつかれてもやり返さないので毛竹は七喜を開放し、隅で寝ていた珍多(ジェンドゥ)という雄パンダを起こしに行きました。2人は仲の良い喧嘩友達です。珍多の方が強いのでいつもやられてしまうのですが、それでも珍多と遊びたくていつも喧嘩売りに行きます。珍多は奇珍(チージェン)というママの子ですが、この奇珍と七巧・七喜の祖母が双子の姉妹です。つまりここにいる5頭は全員が梅梅の孫かひ孫と、親戚関係にあります。

成都パンダ基地幼年園珍多を起こす毛竹


パンダ基地で2014年に生まれたのは9頭ですが、そのうち2頭、星語(シンユゥ)・星願(シンユェン)の双子の姉弟は都江堰の通称パンダ谷で野生化訓練を受けています。残り2頭、成就(チェンジュウ)と双好(シュアンハオ)の雄2頭はつい2日前までこの幼年園にいたのですが、私たちの訪問を待たず、杭州の動物園へ移動になりました。

このパンダ基地は繁殖を主な目的としています。生まれた赤ちゃんは母親に任せずに飼育員と母パンダが一緒に育てます。春に交配し、夏に生まれた同級生は一緒に育ち、その後一定期間母親(もしくは代理母)と暮らした後に、1歳ちょっとで親離れして大人になるまで集団生活します。今年4月に2014年生まれの子たちが幼年園にやってきました。そしてこの後はそれぞれ2,3頭ずつ繁殖可能年齢になるまで3年くらい各地の動物園などに移動していきます。幼年園は小学校みたいなものです。パンダの年齢はだいたい3倍すると人間の年齢に相当します。

今年は赤ちゃんパンダがたくさん生まれました。そのせいもあってか、例年より別の動物園などに行くのが早まっているように感じます。まだ2歳になったばかりの彼らが飛行機に乗り、見知らぬ動物園に送られます。(七巧・七喜は9月26日オルドス野生動物園へ、毛竹・珍多は11月17日雲南野生動物園へと移動しました。)

毛竹から解放された七喜、どうですかわいいでしょう?まるまるとしています。おっとりさんですが、野生化とは無縁そうな飼育パンダ素質満点の子です。広い庭に隠れることもなく、いつもお客さんに愛想をふりまいています。この子に会いたくてこのイベントに参加したのに、内モンゴル自治区への移動が決まってもう会えないと落胆してたので、こうして会えたのが夢のよう、感無量です。

成都パンダ基地幼年園の七喜


次回は幼年園の子パンダたちの生活をレポートします♪
(乗継地ロサンゼルスからの更新でした)

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パンダ

 いつも楽しく拝読しています

 奥深いパンダの世界ですね!
 顔で見分けがつくなんて、凄いです!
 だって、あのパンダ達は じっとしていないし、
 コロコロ動き回るし、、確かにガイドさんが
 「このパンダが一番、ハンサムな◎◎です」
 と紹介してくれましたが、もう、名前など覚えていません。。。
 
  う~~~ん レベルが違う。。
  凄いな。。。
 

 

Re: パンダ

私なんてパンダファンの初心者ですから、まだまだです。
目や背中の黒い部分の形とか、いろんな特徴をよーく見てなんとか判別できるというのが
実のところで、大好きな七喜とその仲間たちだけ顔で判別できます。
よく動くパンダが見れるのもここならでは、です♪

No title

こんにちは aya1103さん
わくわくしながら見に来ましたーー
ころころ遊ぶ姿が可愛すぎて
たれ目になりながら拝見しました( *´艸`)
同じように見えるお顔ですが
ちょっとずつ違いますものね。
全員見分けられるaya1103さんはすごいですっ!
パンダが好きすぎて
札幌から和歌山まで会いに行きましたが
いつか こちらにも行ってみたいなぁ
幼稚園の子パンダちゃんレポも楽しみです。

No title

こんにちは!

パンダって 木を登るんでしたかね___φ(゚ー゚*)フムフム

無知な自分です

どうやって登るんだろ 見てみたいです

知らないで 木の上パンダ見たら腰抜かしそう(笑)

Re: No title

イヴままさん

成都基地は赤ちゃんから大人のパンダまでとにかくたくさんいるので
やっぱりオススメです。パンダファンには聖地みたいな所みたいですね。
しばらくパンダの話ばかりになるので、楽しんで下さいね~

Re: No title

tookueさん、こんにちは!

パンダ木登りするんですよ~。特に小さいパンダは高い木に登ります。
ここの毛笋もよくヒヤヒヤするほどの高い木に登ります。
やっぱり危険から身を守るための本能なのでしょうね~。
知らないと、木の上、探さないかも知れませんね!
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aya1103

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