全日空(ANA)・エコノミー搭乗記&B787エアターンバック

今回は全日空(ANA)の搭乗レポートです。(2015年8月搭乗)
飛行機の搭乗レポートは検索が多いので、機内食、シート、サービスなどの感想の最新情報と、スターアライアンスゴールドの資格で利用したラウンジについてレポートします。

今回利用したのは、羽田とヨーロッパを結ぶ便、往路はNH-0215便パリ行、復路はNH-0224便、フランクフルト発羽田行です。機材はパリ便はB787、フランクフルト便はB777、写真はB787です。

ANA機材B787


パリ便のシート配列は、ABC-DFG-HJKの3-3-3配列、出発24時間前ちょうどにオンラインチェックインで座席を確定させ、前方席を取るのがオススメです。

さて、10:40 NH-215便は定刻より5分ほど早く出発しました。エコノミーは満席で私は2列目通路に座っていました。水平飛行に入り、日本海に出た辺りでドリンクサービスが開始されます。アルコールはやっぱりやめておこうか、飲物何にしよう、その事で頭がいっぱいで、次は私の番、というその時でした。11:30 まだ1列目しかドリンク配っていないのに、CAがカートを戻したのです。

どうしたんだろう?そう思っていたら、しばらくしてアナウンスが入ります。
「エンジン周りのアンチアイスシステムに不具合が発生しました。安全を考慮し羽田に引き返します」というのです。はぁ、最初からいきなりトラブルですか、やれやれ、でも羽田なら機材は調達できるだろうし、なんとか今日パリには行けるよね、そう思いました。

そう、私は以前にもエンジントラブルで引き返した経験があるので、あまり心配はしませんでした。トラブルの多いB787ですが、ANAだし、羽田だし、前の時みたいに異音がした挙句、エンジン片方停止させて消防車が待つ空港に降りるのと比べれば、遥かに安全そうだと思ったのです。

旅行の遅れを観念した途端、喉が渇きました。ついさっきまで飲物の事を考え過ぎたせいです。ドリンクサービスの続きをする様子はないので、自分でギャレーまで行って、お水頂けますか、とCAに話しかけると、「安心して下さい、安全に着陸できます」とCAはおっしゃいます。不安で気分悪くなり落ち着くために水を貰いに来たと思ったみたいです。

それから、たっぷり30分かけて日本海上空を旋回し、燃料を放棄します。着陸に危険が予想されるからというより、着陸の最大重量を超えているのでしょう。フライトマップにはグルグルと旋回している様子が見られます。

ANAのB787のスクリーンと燃料投棄のための旋回


そして窓の外を見ると、燃料を投棄している様子がよく分かります。雲の上で見にくいですが、小さなノズルから燃料が噴き出ているのが分かるでしょうか。海の上で高度もあるので、霧のようになってしまうのでしょうが、引火の危険とかないのかなぁとちょっと心配してしまいます。

B787エアターンバックに備えて燃料投棄の写真


そして、13:00 羽田に戻ってきました。
13:45 機材は変更になるというので、荷物を持って順番に飛行機を降ります。降りた所で、ミールクーポンをもらいます。エコノミーの最初だったので、エコは1000円?2000円?とかグランドスタッフがパニクりながらマニュアルを調べ、1人2000円の飲食券と使える場所の書いた紙をもらいます。

そのミールクーポンは付いたゲート105からはかなり遠いフードコートまで行かないと、2000円相当の食事はできません。お腹も空いていたので、フードコートまで行ってお寿司を頼みました。適当に頼んだのに、お会計は2人で3996円、ここまできっちり使い切るのも難しいでしょう。お寿司は値段の割においしかったです。

エアターンバックのため配られたミールクーポンでお寿司を堪能


機材変更によって座席変更があるかも知れないので15:00にはゲートに戻って下さいという事なので、ゲートに早めに行きますが、変更の対象にはなりませんでした。

16:00 NH-0215は機材を変更し、改めて出発します。定刻より5時間25分の遅延です。
機材は同じB787ですが、エコノミーが3列増え、座席にゆとりができました。ギャレー前にエコノミーが3列あるタイプで、その場合、その3列のピッチは広めです。

水平飛行に入った所で、ついにドリンクサービスです。もうこうなったら飲まなきゃやってられないとジントニックを頼みました。長距離の飛行機で高山病症状が出る私ですが、B787は気圧調整がいいのか、頭痛や吐き気が出たことがなく、相性がいいです。

ANAエコノミーでドリンクサービス


この後は通常であれば1回目の機内食が出る所ですが、皆空港で食べたばかりだろうしという事でしょうか、ハーゲンダッツアイスクリームが配られました。確かにデザートまで食べる時間はなかったですからね。機内食は時間をずらして提供するつもりでしょう。

所が、フライト後半、お腹が空いても機内食を出す気配はありません。それで、あまりにお腹空いたので、ギャレーに行ってCAさんに機内食まで後どれくらいですかと聞いたら、ミールクーポンを出す時に機内食1回目の代わりと説明なかったでしょうか、と言うのです。金額いくらか確認するのが手一杯で、そんな説明は全くなかったですけどね・・・。グランドスタッフが説明していると思って、機内では説明はしなかったようです。乗務員も全員、スタンバイの人に交代してますし・・・。

ギャレーにあるスナックも以前から比べると種類も量も減っていました。お腹空きましたよね、バナナとかありますが、とCAは配慮を見せますが、私はバナナが嫌いです。我慢することにしました。

到着3時間前くらいに待望の機内食サービスが始まります。通常ならもうちょっと遅めだと思いますが、乗客も皆お腹が空いているからでしょう。おしぼり配布後、やっと機内食です。
チョイスは和食か洋食、和食はサケ弁当です。お腹が空いているときに限って、量が少ないです。この際好き嫌いとかどうでもよく完食です。

ANA羽田→パリ機内食2食目和食


洋食はニョッキとオムレツ。やはりもう1品欲しい所ですよね。
ちなみにドリンクは同時に配布し、以前はワインはミニボトルだったと思うのですが、フルボトルからコップに注ぐ形になっていました。

ANA羽田→パリ機内食2回目洋食


通常、ANAさんは自社の上級会員にしか機内で挨拶などしませんが、この日はスタアラゴールドである私の所にもCAが挨拶に来て今日のお詫びと今日のサービスはどうだったかと聞いてきました。機内食は2回出るものだとばかり勘違いしてたので、と言ったら、その後パーサーがやってきて馬鹿丁寧にお詫びと説明をしてくれます。よほどお腹空かせて恨んでた人みたいに見えるからやめて~と思いました。

機材変更の際に、前の飛行機から機内食2回分を移して積んでたけど、1食目は提供予定時間も過ぎてるし、フライト前半に問い合わせがあった方には了解の上で個別に提供したんですが、皆さまに提供する訳にもいかず、グランドスタッフが1回目の代わりにミールクーポンと説明した方としなかった方がいた、連携が悪かった、などと言った説明をしてくれました。

ひもじかったのを恨んでいると思われたくないので、CAさんも急に乗務されたんですよね、と話を変えると、そーなんですよ誰も今日パリに行くとは思ってなかったんです、とフレンドリーにお話ししてくれました。羽田の待機要員なので、基本国内線のクルーだったんでしょうね。

約11時間30分のフライト時間で、無事に21:00パリに到着しました。人生2度目のエアターンバック体験でした。日本の航空会社でなければ、欠航し翌日以降のフライトなどに振り替えとなる所です。今回はANAで良かったと心底思いました。

気を取り直して、帰国便NH-0224便、フランクフルト発羽田行の通常フライトのレポートです。
機材はB777-300、座席は24列からがエコノミーで、AC-DEFG-HJKの2-4-3配列、EとFの間は10㎝ほど空きがあります。

シートは座席リクライニングが前にスライドするシェルタイプのシートで、古いタイプのに比べると個人用モニターのスクリーンサイズも少し大き目です。タッチパネル方式で、USBと座席下にAC電源コンセントがあります。

ANAのフランクフルト羽田便、B777の個人モニター


出発後1時間でドリンクサービス(おつまみとドリンク)。その後機内食の1回目です。
洋食の魚介類のブイヤベース風をチョイス、ANAさんは機内食の写真入りのプレートを出してくれるので選びやすいと思います。ちなみに和食はおろしハンバーグでした。食後のアイスクリームはハーゲンダッツじゃなくて、いちごカクテルパフェみたいなカップアイスでした。

ANAフランクフルト→羽田機内食1回目洋食


2食目は到着2時間前、浅利時雨煮粥をチョイス。ちなみに洋食はスクランブルエッグとマッシュルームクリーム煮でした。日本時間だと昼ぐらいですが、朝食メニューといった感じです。

ANAフランクフルト→羽田機内食2回目和食


さて、次はサービス面に触れておきます。
まず、相変わらずCAさんの対応は言葉遣いは馬鹿が付くほど丁寧です。感じもいいし、やっぱり日本の航空会社は違うなと感じます。ですが、チェックインカウンターなどのグランドスタッフはちょっとドジな人も多いです。私は典型的な日本人の外見をしていると思いますが、英語で話しかけられたりします。わざと、えっ?と聞き返してあげているのに、もう一度英語で繰り返したりする人とかいます。

ちょっと丁寧すぎる対応は、日本でも超高級な店とか以外は飛行機の中くらいしか体験できなくなってきている今日この頃、この先こうした丁寧なサービスが続くのか見ものです。

機内のWi-Fiサービスについても報告します。30分6.95ドル、3時間16.95ドル、フルフライト21.95ドルで設定されていますが、15分無料とあったので試してみました。サインアップするだけでストレスを感じる遅さで、15分では最低限のことしかできません。緊急の用でもない限り料金払って使うのはどうか?と思います。

ANAの国際便には毎年のように乗っていますが、年々、エコノミーの物質的なサービスが落ちていると思います。例えば、ギャレーに置かれているスナック、バナナ、おせんべい、チョコくらいしかなく、以前置いていたようないろいろな種類はビジネスクラスなどに乗らないと提供されないようです。アメニティ類も置いてはいません。

プレエコができたから、エコノミーの質を少し下げ、以前のエコノミーの質にほんのちょっとプラスしたのがプレエコ、そんな感じがします。そして、成田よりも羽田発着の方が、さらにサービスダウンしている気がします。

最後はスターアライアンスゴールドの資格で利用した空港ラウンジの話に移ります。羽田はANAラウンジになるので割愛、フランクフルトでは同じスタアラのルフトハンザ航空のセネターラウンジの利用になります。空間が広く、ゆったりしていて日本便の前は日本人の利用割合が多いです。

フランクフルトのセネターラウンジ


ドリンクやフードのカウンターです。飲物の種類は結構多いです。

フランクフルトセネターラウンジのフード&ドリンクコーナー


シャワールームの他、長時間の乗継待ち用でしょうか、横になれるベッドスペースもあります。

フランクフルトセネターラウンジのベッドスペース


フランクフルトのラウンジに来た時にはこれ、ソーセージとドイツビールです。
ちなみにスープはピリ辛でした。

フランクフルトセネターラウンジのソーセージとドイツビール


バーカウンターや落ち着いた感じのスペースもあります。ルフトハンザではセネターラウンジの他にビジネスラウンジもあります。スタアラゴールドはどちらも入れますが、ビジネスクラス利用者はセネターには入れません。ビジネス利用客よりスタアラゴールドの方が優遇されているのも変な話です。と言っても、どちらのラウンジも大差はないのですけど、このままセネターラウンジをスタアラゴールドに開放し続けるのか、サービスを逆転させないのか、いつも疑問に思います。

フランクフルトセネターラウンジのバーコーナー付近


次回からは8月のヨーロッパ旅行のレポート開始です♪

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No title

こんばんは aya1103さん
さすが世界中を旅されているayaさん。
へーーっとか ふむふむとか独り言を言いながら
いつも画面に向かってしまいます。
機内食事情もさまざまなのですね。

No title

お邪魔します。
楽しい旅にはおいしい食事がもってこいですね。
見ててお腹すいてきます(^_^)

Re: No title

イヴまま♡さん

飛行機にたくさん乗っているといろんなトラブルに出会うものです。
そのうちもっと深刻な事態に巻き込まれるかもしれませんね。
機内食は私から見ると、どれも似たり寄ったりに見えてしまいますが
こうして見るとやっぱり違うものですね~。もうちょっと楽しむようにします!

Re: No title

ジャムさん

基本的に飛行機が嫌いな私、あんまり楽しんでいなくて、ただ退屈な長い移動
と思ってしまいがち、もうちょっとおいしそうと思って機内食も食べるように
心掛けたいと思います!機内食にワクワクできるようになれればなぁ。

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Re: こんにちは♪

鍵コメさんへ

ANAさんのマイレージプログラムは海外キャリアに比べるとマイルの加算率とかただでさえ複雑なので、
私は全然ついていけていません。自分自身はANAのプログラムに入ってないですし。
昔、仕事でANAのシステムの人と話した事ありましたが、その当時でも結構いろいろ考えてプログラム
作っているんだなと感じたのを覚えています。
上級会員や株主の声は案外大事にしているようなので、これからもっと細かい優遇ポイントとか増えるかも
しれませんね。

ですが各社、年々マイレージプログラムはポイント加算率が落ちて、本当の得意客だけを優遇する
仕組みになってきていて、庶民のたのしみが減っているのは残念です・・・。
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aya1103

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