イタリア・カルタジローネ①
2015/07/31 (2日目) 続き
13:15 タオルミーナを出たバスは、カルタジローネへと向かいます。車窓には、珍しいリュウゼツランの黄色い花があちらこちらで見られます。リュウゼツランは暑い地域でよく見られますが、花が咲くのは枯れる前の一度だけ、10年以上かかるので、花を見る機会が少ないのです。途中で工事中?で道が封鎖され、Uターンして迂回を余儀なくされました。

15:55 カルタジローネのパーキングに到着です。ここは自由散策の予定ですが、町の中心まで歩くと時間かかる、時間がないし、暑い中歩くのは大変、という理由で、ほとんど強制的にパーキングから全員でプチトランに乗って観光となりました。強制的なのに一人5ユーロ徴収です。自由に散策したかった人(私とか)の気持ちは全く無視で、強引にプチトランを呼び、不満の声も多かったのに、添乗員は一切聞く耳持たずです。

プチトランはローマ通りを走り、最初に広大な市民庭園の横を通ります。カルタジローネはイスラム支配時代の陶器作りが今も受け継がれている町として有名で、この市民庭園の壁も、びっしりとタイルや壺が使われています。

そしてこの庭園の一角に現れたのは、州立陶器博物館。かつては劇場として使われていた建造物を利用したものだそうです。

そのままローマ通りを進むとサン・フランシスコ教会のある広場。ちょっと寂れた感じがいかにもイタリアっぽいです。

そしてそのまま進むと、陶器のタイルで飾られたサン・フランチェスコ橋を渡ります。1666年に造られた橋だそうです。この橋を渡るとお店なども多くなり、旧市街の中心地という感じです。(写真はプチトラン最後尾から撮ったものなので市民庭園方面)

16:05 大聖堂前でいったんプチトランを下車します。青緑のクーポラの色が映えるどっしりとした外観の大聖堂ですが、後で通りがかりに中を覗いた所、白ベースの大聖堂にしてはちょっとシンプルなきれいな内装でした。

大聖堂前からは歩きで、スカーラ(階段)の近くまで行って、16:35までのフリー散策となりました。トイレ休憩込でわずか25分でプチトランに戻らなくてはいけません。この町一番の観光スポット、スカーラに焦点を絞るしかなさそうです。遠目に見てもすごい階段があるなぁというのがわかります。

スカーラ(階段)の下に立つと、上る気が失せるほどの急な大階段です。
町を象徴するような存在で、マヨルカ焼きのタイルがびっしりと飾られています。

実際に上ってみると、段差はかなりあるものの、一段一段は幅が広いので、休みながら上っていくことができます。とは言っても、時間がないので、休憩している場合ではありません。
段数的には142段ということなので大したことないと思うのですが、実際は結構きついです。

そして、階段脇には、何本もの横道があります。これらの道がまた下町っぽくて素敵な雰囲気です。階段の両脇はお店が多いですが、空いているお店は限られています。まだシエスタなのでしょうか。

リズムを崩さないように階段を上り続けても、途中で太ももが悲鳴をあげます。もちろん、息切れも・・・。結局、一気には上れず、写真を口実にプチ休憩。タイルの絵柄は段毎に違い、カラフルなものが多いのに、色合いがやさしいからか、とても綺麗な階段に見えます。

5分ほどで一番上に到達です。そこにはご褒美のように、12世紀建造のサンタ・マリア・デル・モンテ教会が建っています。

ここも見所のひとつなので、もちろん内部も見学させてもらいます。白と淡いブルーを基調としたとても綺麗な教会です。いくつもの古い、けれどとてもきれいなマリア像があるのが印象的でした。とてもやさしい顔をしたマリア様が多かったです。

ファサードを振り返った所にはきれいなステンドグラスがありました。こちらも歴史がありそうです。絵付けや、ガラスの色合いがとても良く、絵画のような仕上がりです。

次回カルタジローネの後半をレポートします♪
13:15 タオルミーナを出たバスは、カルタジローネへと向かいます。車窓には、珍しいリュウゼツランの黄色い花があちらこちらで見られます。リュウゼツランは暑い地域でよく見られますが、花が咲くのは枯れる前の一度だけ、10年以上かかるので、花を見る機会が少ないのです。途中で工事中?で道が封鎖され、Uターンして迂回を余儀なくされました。

15:55 カルタジローネのパーキングに到着です。ここは自由散策の予定ですが、町の中心まで歩くと時間かかる、時間がないし、暑い中歩くのは大変、という理由で、ほとんど強制的にパーキングから全員でプチトランに乗って観光となりました。強制的なのに一人5ユーロ徴収です。自由に散策したかった人(私とか)の気持ちは全く無視で、強引にプチトランを呼び、不満の声も多かったのに、添乗員は一切聞く耳持たずです。

プチトランはローマ通りを走り、最初に広大な市民庭園の横を通ります。カルタジローネはイスラム支配時代の陶器作りが今も受け継がれている町として有名で、この市民庭園の壁も、びっしりとタイルや壺が使われています。

そしてこの庭園の一角に現れたのは、州立陶器博物館。かつては劇場として使われていた建造物を利用したものだそうです。

そのままローマ通りを進むとサン・フランシスコ教会のある広場。ちょっと寂れた感じがいかにもイタリアっぽいです。

そしてそのまま進むと、陶器のタイルで飾られたサン・フランチェスコ橋を渡ります。1666年に造られた橋だそうです。この橋を渡るとお店なども多くなり、旧市街の中心地という感じです。(写真はプチトラン最後尾から撮ったものなので市民庭園方面)

16:05 大聖堂前でいったんプチトランを下車します。青緑のクーポラの色が映えるどっしりとした外観の大聖堂ですが、後で通りがかりに中を覗いた所、白ベースの大聖堂にしてはちょっとシンプルなきれいな内装でした。

大聖堂前からは歩きで、スカーラ(階段)の近くまで行って、16:35までのフリー散策となりました。トイレ休憩込でわずか25分でプチトランに戻らなくてはいけません。この町一番の観光スポット、スカーラに焦点を絞るしかなさそうです。遠目に見てもすごい階段があるなぁというのがわかります。

スカーラ(階段)の下に立つと、上る気が失せるほどの急な大階段です。
町を象徴するような存在で、マヨルカ焼きのタイルがびっしりと飾られています。

実際に上ってみると、段差はかなりあるものの、一段一段は幅が広いので、休みながら上っていくことができます。とは言っても、時間がないので、休憩している場合ではありません。
段数的には142段ということなので大したことないと思うのですが、実際は結構きついです。

そして、階段脇には、何本もの横道があります。これらの道がまた下町っぽくて素敵な雰囲気です。階段の両脇はお店が多いですが、空いているお店は限られています。まだシエスタなのでしょうか。

リズムを崩さないように階段を上り続けても、途中で太ももが悲鳴をあげます。もちろん、息切れも・・・。結局、一気には上れず、写真を口実にプチ休憩。タイルの絵柄は段毎に違い、カラフルなものが多いのに、色合いがやさしいからか、とても綺麗な階段に見えます。

5分ほどで一番上に到達です。そこにはご褒美のように、12世紀建造のサンタ・マリア・デル・モンテ教会が建っています。

ここも見所のひとつなので、もちろん内部も見学させてもらいます。白と淡いブルーを基調としたとても綺麗な教会です。いくつもの古い、けれどとてもきれいなマリア像があるのが印象的でした。とてもやさしい顔をしたマリア様が多かったです。

ファサードを振り返った所にはきれいなステンドグラスがありました。こちらも歴史がありそうです。絵付けや、ガラスの色合いがとても良く、絵画のような仕上がりです。

次回カルタジローネの後半をレポートします♪