中国・都江堰~成都武候祠

2015/06/26 (5日目) 続き

正直、ここに来るまで都江堰(とこうえん)とはどんな所か知らなかったし、ガイドブックなどを見てもピンと来なかったのですが、来てみてようやくその存在を認識することができました。紀元前に、緻密な計算に基づきこんな大きな水を操る設備を造り、今も世界遺産として残っているのは素晴らしいことです。しかも派手に飾りつけられることもなくきれいに保たれているのには感心です。最初に展望した泰堰楼が山の中腹に見えてきました。

都江堰中洲から見た泰堰楼や安瀾牽橋


今回立ち寄れなかった二王廟も森に隠れるようにですが、中洲からはよく見えます。
四川大地震後に再建されたものです。
ちなみに日差しはないのに、歩いたからかとても蒸し暑いです。

二王廟


安瀾牽橋を渡った所が集合場所です。今度は旅ともさんと2人で渡らないといけません。一度渡ったんだし、躊躇している時間はないしと覚悟を決めて渡ります。人が少ない時に渡るとあまり揺れなくて安心と、当たり前の事を学びました。

安瀾牽橋


13:30 北大門から出てバスに乗ります。都江堰の中は入場チケットが必要ですが、いくつもの出入口があるようです。

都江堰北大門


元々あまり興味がなかったので、詳しくチェックしていませんでしたが、地図を見ると見所はかなりたくさんあったようです。私たちは今回、泰堰楼で全体を俯瞰し、後はそれぞれが魚嘴周辺を見ただけですので、地図の中では右上1/3くらいを見たに過ぎないようです。

都江堰地図


さて、バスは都江堰を出発してから2時間弱で成都に戻ってきました。最初に着いたときは夜、翌朝出発した時は雨でよくわかりませんでしたが、やはり道路が驚くほどきれいです。自転車が車道を埋め尽くしていた中国の風景はもはやどこにもありません。成都のタクシーは全て若竹色の車にパンダマークのようです。

成都の車道


15:25 武候祠(ぶこうし)のパーキングに到着です。パンダのぬいぐるみなどを売る人達に囲まれましたが、昔に比べるとパンダがかなり可愛くなっています。それにお土産屋で買うよりかなり安いです(全部で千円とか)。駐車場にあるトイレを借りてから、武候祠の入口まで歩きます。

武候祠大門


ここでトラブルが起きました。ここまでも入場チケットを買う時にいつもパスポートを回収していたのですが、門の前で添乗員がパスポートを返却する際に、通りがかりの別人がパスポートを持って行ったのを同じツアーの人が見ていて、追いかけて取り返すという一幕がありました。公共の場所、しかも人が多い所でパスポートを配るのは配慮が足らなかったとはいえ、勇敢にもすぐに行動しパスポートを取り返してくれた人がいて大事に至らずにすみました。

そもそも入場観光がある度にパスポートの回収があるのを私は不信に思っていました。パスポートの裏には名前のシールが貼られ、ピンクのマーカーが引かれていました。その色が実は全部で3色ある事に気付いた私、どうやら年齢で区切られているようです。つまりシニア料金のチケットを買うためのやり取りなので、本来私のパスポートは必要なく、盗難紛失のリスクだけが増している訳です。○○歳以上の方だけパスポートお願いしますとは言えないでしょうから仕方ありません。

さて、武候祠ですが、言わずと知れた三国志の聖地で、劉備、諸葛孔明などを祀った霊廟です。と言っても中国史にまるで興味のない私、そもそも三国志の三国も答えられないほど三国志のことが分かっていません。東北は錦里古街と言う清代の街並みを再現したエリアに囲まれた広いエリアにいくつかの廟や墳墓があるようです。

武候祠地図


まず門から入ってしばらく歩き、最初の建造物に入ると、両脇が回廊のようになっています。まずは左の、前出師表を現地ガイドが説明します。諸葛孔明が劉備の子である当時の君主劉禅に対し、出征前に出した上奏文(出師表・すいしのひょう)だそうで、名文として有名なのだそうです。

前出師表


そのまま進むと、武将廊となっていて、三国志の有名な人達の像がずらっと並んでいます。
何しろ三国志を知らないので、正直さっぱりわからないし、聞いた事の無い名前と顔ばかりです。行かなかった反対側は文臣廊となっていて文臣たちが同様に並んでいるようです。

武将廊


道なりに進んだ先には、漢昭烈廟があります。三国のひとつ蜀を建国した初代皇帝劉備(161~223年)を祀った廟です。成都で帝位に着いたのは221年、その2年後には病死していいるようです。現在の像は1672年に建てられたものと書かれていました。

劉備像


さて、劉備の廟のさらに奥に、諸葛孔明の廟があります。奥の方が偉そうですが、諸葛孔明は劉備の臣下だったので、階段を数段下りた先になります。門にあたる部分の屋根の飾りがいかにも中国らしいです。

武候祠の屋根


こちらが諸葛孔明(181~234年)。両脇には息子や孫の像もあります。こちらの像も清代の1672年に建てられたもので作者が同じなのか、皆同じ顔に見えます。この廟の事を武候祠と言うので、中国でも諸葛孔明の方が人気が高いということなのでしょう。

武候祠の諸葛孔像


諸葛孔明の像の隣には唯一古いもの、三国志時代の太鼓が飾られていました。
どんな音がするのでしょう・・・。

三国志時代の太鼓

廟の西側に行くハスがびっしりと生えた池があります。あちらこちらにきれいに花が咲いています。やっぱりいい時期に来たかも知れません。

武候祠の蓮池


まるで作り物じゃないかと思うくらい綺麗なハスでまさに見ごろでした。

見事なハスの花


次回は続きから錦里古街をレポートの予定です♪

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No title

こんにちは!

三国志だ!!
前回が記事が
紀元前でしたよね
三国志で200年あたり、よくドラマや映画など見ましたが
昔の話ですから何処までが本当なのかよくわかりませんけど
あの時代で 高度な建物・琴とかあるんですよね~
音階などもある程度完成されてるし
凄いよな~とおもいます

中国といえば
自転車だらけ 昔はよくTVでみてた
変わってきてるんですね~___φ(゚ー゚*)フムフム

Re: No title

こんにちは!

三国志時代が紀元前だったら俄然興味湧くんですけど、どうも私の心の琴線に触れないんですよね~
やっぱり像がイケメンに見えないからかなぁ(笑)

中国のイメージは年々変わってきていますが、ここ20年の変化は想像を超えていますね。
自転車なんてどこ行ったのか、チャイナマネーがニュースやワイドショーなどの話題に
なるのを変な気持ちで見ていましたが、現実は想像以上ですよ!

レッド・クリフ

 よく知らない三国志ですが 映画「レッド・クリフ」は
 上・下 見に行きました。金城武が 諸葛孔明でした。
 妊娠した人を 片手で? 持ち上げたりする画面は?
 でしたが 面白かったです。全部読んでみたいです。

Re: レッド・クリフ

そう言えば、私も見ましたレッド・クリフ・・・
何でだろう、ストーリーは全然覚えてない(笑)

次に中国に行く機会があればちゃんと勉強したいと思います・・・。
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