中国・都江堰

2015/06/26 (5日目) 続き

11:50 都江堰(とこうえん)市のレストランを出発し、世界初の水利施設で世界遺産の都江堰の観光へと向かいます。車窓では、町のあちらこちらに昔の風情を感じる建物がありますが、城壁や門なども見えました。

都江堰市


12:15 都江堰を見下ろす高台、泰堰楼でバスを降り、チケットをもらって入場します。この楼は四川大地震の際に倒壊し、その後、元の位置に元の形で再建されたそうです。

泰堰楼上側の入口


入場するとそこは泰堰楼の一番上で、展望台として建てられたであろう建物だということがよくわかります。雄大な岷江の流れがよく見えます。

泰堰楼最上部


楼からは都江堰全体の景色が見渡せ、それがどのようなものなのかよくわかります。都江堰はなんと紀元前3世紀に作られた巨大な水利施設です。写真右の上流から流れてくる水を2手に分けコントロールする設備です。一方の流れは成都へ、一方はやがて長江へと流れていきます。

泰堰楼からの都江堰の眺め


2つの流れを分ける中洲は人工的に作られたもので、安瀾牽橋で渡ることができるようになっています。できれば吊り橋は渡りたくないんですが・・・。

泰堰楼から見た安瀾牽橋


景観を楽しんだら楼を下ります。楼内の階段だけでも筋肉痛には辛いです。この泰堰楼だけで24m超、5階建てだったのは下りてみて初めてわかりました。

泰堰楼


そして、泰堰楼自体が高台にあるので、さらに長い階段が待っています。九寨溝、黄龍と連日2万歩超坂を下るなどしているので、今日はロボット状態、簡単には階段は下りられません。もっとも、年上の同じツアーの方達は翌日筋肉痛になるなんてことはないらしく、スタスタと先を歩いていきます。

泰堰楼から川の方へ下りる


途中で何度か隣にある二王廟へと渡る道がありますが、今回のツアーでは二王廟は訪れないようです。紀元前3世紀に都江堰建設を指揮した李冰と、その死後に工事を完成させた李二郎の親子を祀った廟ですが、こちらも四川大地震で倒壊したものを再建したものだそうです。

泰堰楼から下りる途中で二王廟へと行くことができる


12:40 下りきった所には榪槎という木枠のテトラポットのようなものが置かれていました。昔はこれを置いて堤防の役割を果たさせたそうです。
ここで13:20集合のフリータイムとなりました。

榪槎


ということで、ここから先へは私があまり気の進まない吊り橋を渡らなくてはいけません。
旅ともさんとツアーの男性の2人がかりで私を両脇から支えて何とか渡ります。高さはそれほどないのかも知れませんが、とにかく揺れるので滅茶苦茶怖いです。100mくらいあるのかな?とにかく長く感じました。

吊り橋安瀾牽橋を渡る


帰りもこの安瀾牽橋を渡らなくてはいけない事はいったん忘れ、まずは岷江本流側に設けられた外江閘を見に行きます。ここは今では現代的な設備です。水量の多い時は4割を成都へ、冬の水量が少ない時は6割を成都へと流すようコントロールされています。

外江閘


そして水の流れを分ける先端位置にある分水提、魚嘴を見に行きます。魚の口の形からこの名前がついたそうです。四川大地震ではここにもヒビが入ったそうです。

都江堰の魚嘴


まだ時間があるので、吊り橋を渡るのは後回しにして、中洲である金剛提を散策します。一周できるような道があって、シャトルのようなものも走っていますが、時間が合うかわからないので、歩くことにしました。2300年前からの人口の島とは思えない広さです。

都江堰の中洲金剛提


中洲の南端まで行くと、そこには飛沙堰と呼ばれる場所があります(写真右)。洪水などの際に、余分な水や土砂を岷江本流の方へ戻す仕組みです。写真左側は宝瓶口で、ここから成都方面へ農業用水が運ばれます。

飛沙堰と宝瓶口


さてそろそろ戻らなくてはいけないので、今度は東側の道を安瀾牽橋へと歩きます。内江を見ながら北へ歩くと、対岸の小山の上に2つの塔のようなものが見えます。右は恐らく斗犀台、左は玉塁関です。あちらからの展望も素晴らしいことでしょう。

都江堰中洲から見た斗犀台と玉塁関


次回は続きから成都の武候祠(ぶこうし)をレポートの予定です♪

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No title

こんにちは!
水利施設
紀元前 
かなり古い歴史なんですね

気が遠くなりそう
誰が最初にかんがえたんでしょうね(笑)

Re: No title

こんにちは!

洪水から人々を守るためにも必至だったんでしょうね。
水の制御方法って遥か昔からそんなに変わっていないのかも・・・。

No title

私は、中国に反日が吹き荒れヨーカドーなどが破壊される出来事があった年(何年だったか失念)の9月、予定していたJTBの成都ツアーをやめようかと思ったのですが、ちょうど反日の嵐が収まったタイミングになったので成都・九賽コウ・黄龍に行ってきましたので懐かしく拝見しました。
9月はまだ暑かったせいか、成都で見たかったパンダは朝早めに行ったにも関わらず姿を現してはくれず。
黄龍、富士山より高いのですよね。私の時はスプレー缶みたいな酸素吸入器を持って登りました。でも後で頭痛発生。
しかしよくあんな高い所に道路作ったり、また高い山を切り開いてドカンと空港を作ったりしたものです。
都江堰は私はあの吊り橋が怖くて渡れずじまい(笑)。
他のメンバーは出かけましたが私はとてもじゃないけど駄目でした(笑)。

Re: No title

四川省は見どころたくさんですよね。
このツアーではおまけだったはずのパンダ、今ではパンダだけ見に行きたい人になってしまいました(笑)
でも、もう一度行ってもいいかな?高山病の辛さを忘れるとそう思ってしまいます。
吊り橋、私も怖いですが、頑張って一緒に克服目指しましょう!
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aya1103

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