カンボジア・アンコールワット②
2018/04/07 (4日目) 続き
15:50 第二回廊へと上がります。
回廊の連子状窓から十字回廊を見下ろします。この連子状窓は、偽窓に施されることもありますが、開いているものもあります。こうして見ると、開いている空間の方が狭いように見えますが、実際の視界は結構開けていて外が見えるし、風の通りもいいです。

第二回廊の内側へ出ると、その内側にはまるで他の寺院が建つように、第三回廊と中央祠堂があります。この第三回廊、前回来た時は危険だからと案内されませんでしたが、今回は上がりたい人は並んで下さいとガイドさんが言ってくれました。

私は高所恐怖症ですが、3度目の機会はないかもしれないので、もちろん並びます。意外にも母も躊躇なく行くと言いました。グループの中で何人かは待っていると言ってその場に残りますが、他は行くことになりました。入場制限があるので、30分ほど並びます。
順番がやってきました。首から下げる入館証のようなものを受け取って階段を登ります。一度に第三回廊に上がれるのは100人ほどと決まっているので、それで人数管理しているのです。すごい斜度です。約70度、ハシゴに近い感覚です。見た目よりは手摺りがしっかりしているので、神経を集中させて何とか登りました。

上へ上がったら半時計周りに各自一周します。第三回廊の外側にも彫刻があり窓から見ることができます。

回廊の中は割りと殺風景です。柱に彫刻もありますが、彫りが薄いです。連子状窓は開いていて、所々欠けていたりするので、景色を見たり、外側の彫刻を見たり、そして風遠しもよく快適に見学することができます。

四隅などにある開いている窓からは第二回廊以下を見下ろすこともできます。
第二回廊から入ってくる人たちも小さく見えます。

景色だけでなく、すぐ近くの隣の外壁を見るのも大事です。かなり保存状態のいいデバターを見ることができます。内側よりも外側に美しい彫刻があるのです。

他の窓も全部覗いて周ります。周りは密林に囲まれていると分かります。かつてはこの第三回廊は特別な人しか入れなかったと思われます。

こちらは西正面ですね。
長い参道が見えます。

外の景色ばかりに気を取られてはいられません。回廊の内側も必見です。内側の中心には中央祠堂が聳え立っています。これが、アンコール・ワットの写真にいつも写っている中央の塔です。

塔の彫刻は細かすぎて見えないので、ズームで。

第三回廊の四隅にも塔があり、内側は十字になっていて、沐浴場と思われる窪みが4つ存在します。

この沐浴場の側にあたる回廊の壁にも美しいデバターを見ることができます。
デバターとはアンコール遺跡の女神像のことですが、女官や踊り子がモデルと言われています。

意識して見始めると、そこらじゅうにデバターを見ることができます。よくある公園の像みたいに、部分的に黒光りしているものもあります。

回廊の中にはないので、外側、内側を見ながら歩くことになります。外側は窓から身を乗り出してみなくてはならない場合もあります。表情だけでなく、ヘアスタイルやアクセサリーなどもそれぞれ違ったりするので、できる限り一通り見るのがいいでしょう。

回廊内は柱に彫刻が見られるくらいですが、それもうっすらとで、元々こういうものなのか、作業途中だったのか判別が難しいものも多いです。

次回もアンコール・ワットのレポートの予定です♪
15:50 第二回廊へと上がります。
回廊の連子状窓から十字回廊を見下ろします。この連子状窓は、偽窓に施されることもありますが、開いているものもあります。こうして見ると、開いている空間の方が狭いように見えますが、実際の視界は結構開けていて外が見えるし、風の通りもいいです。

第二回廊の内側へ出ると、その内側にはまるで他の寺院が建つように、第三回廊と中央祠堂があります。この第三回廊、前回来た時は危険だからと案内されませんでしたが、今回は上がりたい人は並んで下さいとガイドさんが言ってくれました。

私は高所恐怖症ですが、3度目の機会はないかもしれないので、もちろん並びます。意外にも母も躊躇なく行くと言いました。グループの中で何人かは待っていると言ってその場に残りますが、他は行くことになりました。入場制限があるので、30分ほど並びます。
順番がやってきました。首から下げる入館証のようなものを受け取って階段を登ります。一度に第三回廊に上がれるのは100人ほどと決まっているので、それで人数管理しているのです。すごい斜度です。約70度、ハシゴに近い感覚です。見た目よりは手摺りがしっかりしているので、神経を集中させて何とか登りました。

上へ上がったら半時計周りに各自一周します。第三回廊の外側にも彫刻があり窓から見ることができます。

回廊の中は割りと殺風景です。柱に彫刻もありますが、彫りが薄いです。連子状窓は開いていて、所々欠けていたりするので、景色を見たり、外側の彫刻を見たり、そして風遠しもよく快適に見学することができます。

四隅などにある開いている窓からは第二回廊以下を見下ろすこともできます。
第二回廊から入ってくる人たちも小さく見えます。

景色だけでなく、すぐ近くの隣の外壁を見るのも大事です。かなり保存状態のいいデバターを見ることができます。内側よりも外側に美しい彫刻があるのです。

他の窓も全部覗いて周ります。周りは密林に囲まれていると分かります。かつてはこの第三回廊は特別な人しか入れなかったと思われます。

こちらは西正面ですね。
長い参道が見えます。

外の景色ばかりに気を取られてはいられません。回廊の内側も必見です。内側の中心には中央祠堂が聳え立っています。これが、アンコール・ワットの写真にいつも写っている中央の塔です。

塔の彫刻は細かすぎて見えないので、ズームで。

第三回廊の四隅にも塔があり、内側は十字になっていて、沐浴場と思われる窪みが4つ存在します。

この沐浴場の側にあたる回廊の壁にも美しいデバターを見ることができます。
デバターとはアンコール遺跡の女神像のことですが、女官や踊り子がモデルと言われています。

意識して見始めると、そこらじゅうにデバターを見ることができます。よくある公園の像みたいに、部分的に黒光りしているものもあります。

回廊の中にはないので、外側、内側を見ながら歩くことになります。外側は窓から身を乗り出してみなくてはならない場合もあります。表情だけでなく、ヘアスタイルやアクセサリーなどもそれぞれ違ったりするので、できる限り一通り見るのがいいでしょう。

回廊内は柱に彫刻が見られるくらいですが、それもうっすらとで、元々こういうものなのか、作業途中だったのか判別が難しいものも多いです。

次回もアンコール・ワットのレポートの予定です♪