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エクアドル・ガラパゴス諸島ノースセイモア島(上陸~アオアシカツオドリ求愛ダンス)

2018/03/05 (4日目) 続き

12:20 ノース・セイモア島に到着です。この島は空港のあるバルトラ島のすぐ北にある1.9㎢ほどの小さな島です。ガラパゴスの他の島のような火山島ではなく、海底の岸壁が隆起してできた平坦な島で、バルトラ島と兄弟島(バルトラ島はサウス・セイモア島とも言う)です。船を降りる前に水のボトル1本が配られます。

ノースセイモア島


ここもテンダーボートに乗って上陸ですが、今までと違ってドライランディングです。
桟橋とかありませんが、岩場に直接上がります。

ノースセイモア島にはドライランディング


上陸地点は岩場が広がり、緑の少ない茶色の島です。この島でもガイドさんの先導によって決められたトレイルを歩くという観光になります。もちろん、トイレも売店も何もありません。

ノースセイモア島


一面茶色、天気はいいものの、鳥の声などが響き渡り、サスペンスに出てきそうな絶海の孤島のイメージそのままです。

ノースセイモア島


最初に遭遇した生物はガラパゴスリクイグアナでした。この島のリクイグアナは島固有の種ではなく、バルトラ島から導入したものだそうです。この島のリクイグアナもかなりぽっちゃりです。

ノースセイモア島のガラパゴスリクイグアナ


早速グンカンドリを見つけました。この島には2種類のグンカンドリがいますが、背中に緑の羽が見えることから、こちらはオオグンカンドリの雄でしょう。

ノースセイモア島のオオグンカンドリ


グンカンドリに気を取られていたら、皆は岩場を進んでいました。容赦なく照り付ける太陽、とにかく暑いし、日差しがきつ過ぎ、頭からすっぽりビーチタオルを被っています女性もいます。長袖長ズボンに帽子、日傘などが必要です。足元は岩場も多いので、サンダルなどよりちゃんとしたシューズの方が向いています。

ノースセイモア島


ガイドさんが案内した先には、ガラパゴスアオアシカツオドリのペアがいました。
ガラパゴスでも人気の鳥です。どうやら、求愛ダンスの真っ最中のようです。左のやや小さめの方が雄で、片足ずつ足を上げながら盛んにアピールしています。

求愛ダンス中のガラパゴスアオアシカツオドリのペア


足が水色なのが特徴のアオアシカツオドリ、その求愛ダンスはなかなかユニークです。クチバシや羽などを空に向けるスカイポインティングしています。

アオアシカツオドリのスカイポインティング


実際にアオアシカツオドリがいる岩場はちょっと近付けない場所で距離があります。

アオアシカツオドリのいる岩場


しかし、この雄の頑張りようを見ているのは飽きませんね。今の所、右の雌はほぼ無反応、雄が一生懸命ダンスをしているのがけなげです。

求愛ダンスするアオアシカツオドリ


他に邪魔をするものもなく、求愛に専念しています。尻尾の羽も上に向けますよ。鳥の求愛ダンスというのは面白いですが、じっくり観察できる環境はそうありませんから、やはりガラパゴスはすごい場所です。

尻尾も上げるアオアシカツオドリ


岩場にいる生き物は他にはいつものこれ、ガラパゴスベニイワガニですね。海辺に近い岩場などでは必ずと言っていいほど見られます。

ガラパゴスベニイワガニ


そしてガラパゴスアシカも。毛が乾きつつありますね。知らないと海藻か何かが付いているようにも見えます。あちらはあちらで、人間観察中のようです。

ガラパゴスアシカ


アオアシカツオドリ、まだ頑張っていますが、雌の足が上がることはありません。同じ行動をとったらカップル成立、だそうです。まぁそんな簡単には行かないのは、鳥の世界でも一緒ということでしょう。

足を上げるアオアシカツオドリ


顔をマジマジと見ると、結構おもしろい顔をしています。このユニークな顔と求愛ダンスは人気があるので、ガラパゴスで売られているTシャツなどの絵柄によく使われています。Tシャツの柄としては可愛くないと思ってましたが、本物みたらちょっぴり可愛く思えてきました。

アオアシカツオドリのペア


次回は続きからグンカンドリをメインにレポートの予定です♪

エクアドル・ガラパゴス諸島ノースセイモア島(グンカンドリ営巣地)

2018/03/05 (4日目) 続き

アオアシカツオドリの求愛ダンスをじっくり見た後は、トレイルを進むと砂地が現れます。
この辺りはガラパゴスアシカたちがよく上がってくるらしいです。

ノースセイモア島の砂地


と、そのガラパゴスアシカの亡骸と思われるものに出会いました。ガラパゴスにはアシカの天敵になるような生き物はいないので、きっと天寿を全うされたことでしょう。

ガラパゴスアシカの亡骸


先へ進むと、先ほどのとは別のアオアシカツオドリがいました。ペアではなく単体で佇んでいます。お相手を探しているのか、食事の途中の休憩なのか分かりません。先ほどよりも近くで見れるので、実は結構大きいと分かります。

アオアシカツオドリ


カモメやカラスより大きいですね、アヒルくらいのサイズ?
青い足が、とってつけたおもちゃのようでかわいいです。

アオアシカツオドリ


このアオアシカツオドリが飛びました。羽を広げるとかなりの大きさです。
あんまり飛べそうにない鳥が飛ぶとちょっとびっくりです。

アオアシカツオドリ


しかしこのノース・セイモア島には、それより大きな鳥が、もっと上空を飛んでいます。
翼長2mはあるこの大型の鳥、グンカンドリの雌です。

グンカンドリ雌


やがてグンカンドリたちの営巣地に入って来ました。上空を舞っている雌は胸の所が白いですが、雄は赤い喉袋を持っていて、まるで別の種類のようです。繁殖期に背中の羽が緑になるのは、オオグンカンドリです。

オオグンカンドリ


すぐ近くには、親子の姿も見られます。こちらはアメリカグンカンドリです。ここでは2種類のグンカンドリが混じっています。他の地域のアメリカグンカンドリとは交流がなく、ガラパゴスの固有亜種とされています。

ガラパゴスアメリカグンカンドリの親子


アメリカグンカンドリのヒナ、頭まで白く、親と同じ鳥には見えませんね。ヒナと言っても結構大きいですが、フワフワでかわいいです。

アメリカグンカンドリのヒナ


こちらがお父さんでしょうか。
赤い喉袋を膨らませるのは求愛のアピールです。

アメリカグンカンドリの雄


動画あります。風が結構ありますね。



動画でも分かるように、周囲にたくさんのグンカンドリがいます。
赤い喉袋がある黒いのが雄で、それ以外は雌か、ヒナです。オオグンカンドリかアメリカグンカンドリかは近付かないと分からないくらいよく似ています。

グンカンドリたちの営巣地


雄は常に喉袋を膨らませている訳ではありません。普段は空気が入っていない状態ですし、飛んでいる時はさらに目立たないです。

グンカンドリの雄の喉袋


こちらは雌がヒナの世話をしている所ですね。まだ真っ白で小さくてホワホワしたヒナです。
巣立ちまで半年、さらに半年親が世話をするそうで、一度に1羽だけ生んで育てるそうです。

ヒナの世話をするグンカンドリの雌


こちらは羽が緑になったオオグンカンドリの雄、オオグンカンドリの方がやや小ぶりらしいですが、それでも体長1m近くあると思います。
人間が歩くトレイルの側でもまったく動じることなく、人間は目に入っていないかのようです。

オオグンカンドリの雄


上空はグンカンドリがたくさん飛びまわっています。
何か事件が起きそうな雰囲気ですよ。オオグンカンドリとアメリカグンカンドリは混じって巣があっても餌場などは違うそうで争いはないみたいで、事件どころか鳥たちにとっては天国のような島のようです。

グンカンドリが飛び交うノースセイモア島


次回もノース・セイモア島の続きをレポートします♪

エクアドル・ガラパゴス諸島ノースセイモア島(アオアシカツオドリ&グンカンドリ)

2018/03/05 (4日目) 続き

グンカンドリの営巣地をさらに入って行きますが、トレイル上にアオアシカツオドリのペアがいました。ここなら2mの距離からの観察ができますよ。

トレイル上にいるアオアシカツオドリのペア


こちらのペアは既にカップル成立しているのでしょうか、求愛ダンスはしないようです。
でも、微妙にアピールしている左が雄かな?

アオアシカツオドリのペアを間近で観察


すぐ近くにはグンカンドリたちもいます。
まるで赤いボールを抱いているかのようにぷっくりと喉袋を膨らませていますね。

オオグンカンドリの雄


トレイルの脇はグンカンドリだらけです。
繁殖期も真っ盛りなのか、どの雄もしきりに喉袋を膨らませています。こんなに簡単に間近で鳥たちを観察できるとは思ってませんでした。人間を警戒するそぶりなど微塵もありません。

グンカンドリだらけ


ちょっと写真に夢中になっているとすぐに皆に置いて行かれます。ここから先は、茶色の世界、岩が並んで避けられているので、どこを歩けばいいかはすぐに分かります。

ノースセイモア島のトレイル


トレイル沿いで卵を抱いたアオアシカツオドリに出会いました。
羽がかわいい感じに膨らんでいます。巣は特になく、地面で直接卵の面倒を見ています。

卵を抱くアオアシカツオドリ


卵は1個だけですね。卵を守るようにじっとしています。目のせいかな、結構こっけいな顔です。

抱卵中のアオアシカツオドリ


すぐ近くの木の上にはグンカンドリがいます。
別にアオアシカツオドリの卵を狙っている訳ではありません。皆仲良く共存しているようです。

頭上にとまってるグンカンドリ


しかしこのグンカンドリ、たぶん雄ですが、赤い喉袋ってここまで小さくなるの?
まだ若い鳥なのかも知れません。

クチバシの鋭いグンカンドリ


さらに進むとまた別のアオアシカツオドリの抱卵風景に出会います。白い輪の中に座っているのがわかりますか?特に巣は作らないのですが、フンを周囲にまき散らして自分の巣だと主張しているようです。

フンをまき散らしたアオアシカツオドリの陣地


このアオアシカツオドリは2個の卵を抱いています。
餌が豊富であればどちらも育てることができるそうです。しかしこの顔、何を訴えているのでしょうか。

2つの卵を抱くアオアシカツオドリ


この鳥の楽園、とにかくアオアシカツオドリとグンカンドリは探すまでもなくあちこちにいます。実際には特にグンカンドリは大きいので、結構近くにいると怖いですよ。でもこちら、頭が白いのでこれでも幼鳥です。

グンカンドリの幼鳥


ゆっくり見ながら歩いているうちに、もうすっかりガイドさんの姿は見えなくなりました。解説も聞けず、生き物は自力で探さないといけません。でも、この日陰もまったくない道で、生き物を見つけるのはとても簡単です。

ノースセイモア島のトレイル


そもそもこの島のメインの鳥たちは大きいし、うるさいので、見落とすことはないと思います。
オオグンカンドリの求愛、周りに誰もいないのに、誰にアピールしている?という感じですが、実は頭上を飛んでいる雌に対して行っているのです。

求愛中のオオグンカンドリの雄


グンカンドリの求愛、おもしろい声を出しているので、動画でご確認下さい。



グンカンドリたちは低木に枝やフンで造った巣にいるのも多いです。
もしかしたら卵を抱いているのかも知れませんね。

グンカンドリの巣


次回もノース・セイモア島の続きをレポートします♪
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