キプロス・コロッシ城
2018/02/12 (4日目) 続き
9:00 コロッシ城を見学します。これが城?という大きさで、立方体に見える堅牢で簡素なお城、窓も少なく石の塊で、「城」という言葉に感じる私のワクワク感をトーンダウンさせています。
元は1210年建造、現在の城は1454年に改築されたものです。2階部分に跳ね橋があり、そこへ登る階段は観光用に後から作られたものだそうです。

中へ入る前に外側の一面へ案内されます。ほとんど装飾のない城に、唯一城っぽいものが。
紋章です。リュジニャン家の紋章ですね。あまり勉強したことなかった家系ですが、調べてみるとなかなか興味深いです。

さて、この紋章を見ながら振り返った場所には城の一部?と思われるような遺跡があります。教会とかあったのかな?と思ったら、砂糖工場の跡でした。14世紀のものです。城は十字軍の遠征用の基地として使われていましたが、砂糖は当時の主要な輸出品だったようです。城よりも大規模な施設があったとうかがえます。

それでは城の内部に入りましょう。跳ね橋からではなく、1階部分から入ります。内部に2階へ上る階段があります。

1階部分には、12.5m×3.5mの長細い部屋が3つ並んでいます。上階の部屋は90度向きが違い、互い違いに組まれていて、強度が増されているようです。牢獄のような何にもないガランとした部屋、恐らく倉庫などに使われていただろうと言います。

1階の階段脇には井戸もあります。飲料水用の井戸だそうです。

2階へ上ると、先ほどと向きが違う長細い部屋が今度は2つあります。1階と同じような部屋ですが、一角にフレスコ画が一か所だけ残っています。かつては他にもあったのかな?

3階へは狭い螺旋階段で上がれます。同じような部屋が1階と同じ向きであるそうです。その上のバルコニーには行けないから各自見てからバスに戻って下さいと言われました。螺旋階段は狭く、人がすれ違うには、片方が止まって避けないとならない幅です。

先頭きって螺旋階段を一気に上がって行くと、行けないと言われていた?屋上テラスに出てしまいました。閉鎖もされてないし、危ない感じもないし、時間的に余裕もあるので、「いけない」と言われた理由がよくわかりません。皆が私に付いてきたので何かあったら責任感じてしまいますが、問題は特になさそうです。

城は3階建てでそれほど高くはありませんが、このテラスからの眺めはなかなかです。
住宅街ですね。結構緑も多いです。

四方全ての景色を楽しみます。割と長閑な雰囲気です。

キプロスは緑が多いですね。2月にこの景色、まぁ春から初夏にかけての色と気温です。物価も高くないし、冬に住むにはいいかも知れません。

砂糖工場跡も上から見下ろします。この工場跡は敷地に入ることはできないようです。

景色を楽しんだ後は、飛ばしてしまった3階を見ます。ここも何の調度品もなく、がらんとしていますが、やはり最上階は一番地位が高い人が使っていたのだろうなと想像できます。暖炉があったようですが、この気候で必要あったのかな?

3階を見たら内部はくまなく見たことになります。外へ出て外観をもう一度チェックします。
3階と屋上テラスの間にバルコニー的なものが付いていましたが、おそらく飾りです。無機質な城にあって紋章とここくらいしか城っぽさがありません。

コロッシ城の前には小さなお土産屋があります。ポストカードがいっぱいあり、採りたて?のおいしそうなオレンジも売っています。9:40 コロッシ城を出発です。

次回はクリオンをレポートします♪
9:00 コロッシ城を見学します。これが城?という大きさで、立方体に見える堅牢で簡素なお城、窓も少なく石の塊で、「城」という言葉に感じる私のワクワク感をトーンダウンさせています。
元は1210年建造、現在の城は1454年に改築されたものです。2階部分に跳ね橋があり、そこへ登る階段は観光用に後から作られたものだそうです。

中へ入る前に外側の一面へ案内されます。ほとんど装飾のない城に、唯一城っぽいものが。
紋章です。リュジニャン家の紋章ですね。あまり勉強したことなかった家系ですが、調べてみるとなかなか興味深いです。

さて、この紋章を見ながら振り返った場所には城の一部?と思われるような遺跡があります。教会とかあったのかな?と思ったら、砂糖工場の跡でした。14世紀のものです。城は十字軍の遠征用の基地として使われていましたが、砂糖は当時の主要な輸出品だったようです。城よりも大規模な施設があったとうかがえます。

それでは城の内部に入りましょう。跳ね橋からではなく、1階部分から入ります。内部に2階へ上る階段があります。

1階部分には、12.5m×3.5mの長細い部屋が3つ並んでいます。上階の部屋は90度向きが違い、互い違いに組まれていて、強度が増されているようです。牢獄のような何にもないガランとした部屋、恐らく倉庫などに使われていただろうと言います。

1階の階段脇には井戸もあります。飲料水用の井戸だそうです。

2階へ上ると、先ほどと向きが違う長細い部屋が今度は2つあります。1階と同じような部屋ですが、一角にフレスコ画が一か所だけ残っています。かつては他にもあったのかな?

3階へは狭い螺旋階段で上がれます。同じような部屋が1階と同じ向きであるそうです。その上のバルコニーには行けないから各自見てからバスに戻って下さいと言われました。螺旋階段は狭く、人がすれ違うには、片方が止まって避けないとならない幅です。

先頭きって螺旋階段を一気に上がって行くと、行けないと言われていた?屋上テラスに出てしまいました。閉鎖もされてないし、危ない感じもないし、時間的に余裕もあるので、「いけない」と言われた理由がよくわかりません。皆が私に付いてきたので何かあったら責任感じてしまいますが、問題は特になさそうです。

城は3階建てでそれほど高くはありませんが、このテラスからの眺めはなかなかです。
住宅街ですね。結構緑も多いです。

四方全ての景色を楽しみます。割と長閑な雰囲気です。

キプロスは緑が多いですね。2月にこの景色、まぁ春から初夏にかけての色と気温です。物価も高くないし、冬に住むにはいいかも知れません。

砂糖工場跡も上から見下ろします。この工場跡は敷地に入ることはできないようです。

景色を楽しんだ後は、飛ばしてしまった3階を見ます。ここも何の調度品もなく、がらんとしていますが、やはり最上階は一番地位が高い人が使っていたのだろうなと想像できます。暖炉があったようですが、この気候で必要あったのかな?

3階を見たら内部はくまなく見たことになります。外へ出て外観をもう一度チェックします。
3階と屋上テラスの間にバルコニー的なものが付いていましたが、おそらく飾りです。無機質な城にあって紋章とここくらいしか城っぽさがありません。

コロッシ城の前には小さなお土産屋があります。ポストカードがいっぱいあり、採りたて?のおいしそうなオレンジも売っています。9:40 コロッシ城を出発です。

次回はクリオンをレポートします♪