フランス・シブール②
2015/10/13 (7日目) 続き
海岸通りのビーチ近くまで今度は車道を下って戻ってきました。ここからは港沿いの一本内側の道、ポカレット通りを歩いてみようと思います。住宅街に囲まれた小路です。

この道沿いも窓枠がカラフルでかわいらしい家並みが続いています。一般の住宅ばかりで、商店の類ではないため、静寂の空間です。

この町、海岸沿いだけが平で後は丘になっているので内側に住む人は大変そうです。心地よい海風が吹いていてちょうどいい気温ですが、階段上り下りしたらそれなりに汗かきそうです。

緩やかなカーブの道を進んでいきます。町並み自体がとてもかわいらしいですが、白壁の家々に別格の石造りの建物が見えてきました。地図上では教会マークになっています。

入口側にやってきました。特徴的な塔が付随しています。Saint Vincent、フランス語読みだとサン・ヴァンサン教会といった感じでしょうか。

フランス語とバスク語の説明しかないので詳細わかりませんが、16世紀からの歴史があるようです。内部はサン・ジャン・ド・リュズのサン・ジャン・バティスト教会にそっくりで、やや小ぶりといった感じです。港町らしく、船の模型が天井からぶらさがっています。

後ろ側の造りもサン・ジャン・バティスト教会とよく似ています。教会というより劇場っぽい造りという印象でしょうか。小さな町の教会にしてはパイプオルガンも立派です。

外へ出て変わった塔を見に行きます。この塔は目立つので、サン・ジャン・ド・リュズからも気になる存在としてよく見えます。18~19世紀のもののようです。近くから見ることはできますが、内部には入れないようです。

教会の塔の所まで階段を上がるとサン・ジャン・ド・リュズの中心部が港越しにきれいに見えます。サン・ジャン・ド・リュズはほとんど起伏のない平な町です。

教会を出たらさらに先へと歩きます。家並みがなんとも言えずかわいらしいので、何も見所がなくてもちょっと散策するのに楽しい町です。

途中から、ここは通っていいんだろうか?と思うような細い道へと入ります。人の家の勝手口に行くような道ですが、それなりに石畳引いているし、たぶん大丈夫でしょう。

すると古い泉のある所へ出ました。2mほどある墓石のような四角柱の塔が建っています。
帆船が彫り込まれていたり、1676年という年号が刻まれています。当時の人々の生活を支えた泉だったのでしょう。

そして泉のちょっと先が町の入口の灯台があったあたり、このあたりが町の中心のようです。小さな郵便局、小さな商店、レストランなど数軒があるだけです。町というより村といった方がいいのかも知れません。

つまり最初に見たこの光景が中心部の一番栄えていた場所だったようです。
ラヴェルの生家とか、古い教会や泉、それ以外はとにかくきれいない家並みと、そして各所から見えるサン・ジャン・ド・リュズがきれい、それがシブールでした。サン・ジャン・ド・リュズは観光客でいっぱいですが、ここは住人にすらあまり遭わない静かな町です。

橋を渡り、サン・ジャン・ド・リュズに戻ります。サン・ジャン・ド・リュズの駅です。
約70分のシブール散策、なかなか楽しかったです。残り時間25分が、サン・ジャン・ド・リュズの散策に充てられます。2度目の訪問だからこそできる皆と違う楽しみ方になりました。

次回はサン・ジャン・ド・リュズをレポートします♪
海岸通りのビーチ近くまで今度は車道を下って戻ってきました。ここからは港沿いの一本内側の道、ポカレット通りを歩いてみようと思います。住宅街に囲まれた小路です。

この道沿いも窓枠がカラフルでかわいらしい家並みが続いています。一般の住宅ばかりで、商店の類ではないため、静寂の空間です。

この町、海岸沿いだけが平で後は丘になっているので内側に住む人は大変そうです。心地よい海風が吹いていてちょうどいい気温ですが、階段上り下りしたらそれなりに汗かきそうです。

緩やかなカーブの道を進んでいきます。町並み自体がとてもかわいらしいですが、白壁の家々に別格の石造りの建物が見えてきました。地図上では教会マークになっています。

入口側にやってきました。特徴的な塔が付随しています。Saint Vincent、フランス語読みだとサン・ヴァンサン教会といった感じでしょうか。

フランス語とバスク語の説明しかないので詳細わかりませんが、16世紀からの歴史があるようです。内部はサン・ジャン・ド・リュズのサン・ジャン・バティスト教会にそっくりで、やや小ぶりといった感じです。港町らしく、船の模型が天井からぶらさがっています。

後ろ側の造りもサン・ジャン・バティスト教会とよく似ています。教会というより劇場っぽい造りという印象でしょうか。小さな町の教会にしてはパイプオルガンも立派です。

外へ出て変わった塔を見に行きます。この塔は目立つので、サン・ジャン・ド・リュズからも気になる存在としてよく見えます。18~19世紀のもののようです。近くから見ることはできますが、内部には入れないようです。

教会の塔の所まで階段を上がるとサン・ジャン・ド・リュズの中心部が港越しにきれいに見えます。サン・ジャン・ド・リュズはほとんど起伏のない平な町です。

教会を出たらさらに先へと歩きます。家並みがなんとも言えずかわいらしいので、何も見所がなくてもちょっと散策するのに楽しい町です。

途中から、ここは通っていいんだろうか?と思うような細い道へと入ります。人の家の勝手口に行くような道ですが、それなりに石畳引いているし、たぶん大丈夫でしょう。

すると古い泉のある所へ出ました。2mほどある墓石のような四角柱の塔が建っています。
帆船が彫り込まれていたり、1676年という年号が刻まれています。当時の人々の生活を支えた泉だったのでしょう。

そして泉のちょっと先が町の入口の灯台があったあたり、このあたりが町の中心のようです。小さな郵便局、小さな商店、レストランなど数軒があるだけです。町というより村といった方がいいのかも知れません。

つまり最初に見たこの光景が中心部の一番栄えていた場所だったようです。
ラヴェルの生家とか、古い教会や泉、それ以外はとにかくきれいない家並みと、そして各所から見えるサン・ジャン・ド・リュズがきれい、それがシブールでした。サン・ジャン・ド・リュズは観光客でいっぱいですが、ここは住人にすらあまり遭わない静かな町です。

橋を渡り、サン・ジャン・ド・リュズに戻ります。サン・ジャン・ド・リュズの駅です。
約70分のシブール散策、なかなか楽しかったです。残り時間25分が、サン・ジャン・ド・リュズの散策に充てられます。2度目の訪問だからこそできる皆と違う楽しみ方になりました。

次回はサン・ジャン・ド・リュズをレポートします♪