ドイツ・リューデスハイム(ニーダーヴァルト)

2015/05/04 (4日目) 続き

20:00 リューデスハイムの丘の上、森の中にある古城ホテル、ヤークトシュロス・ニーダーヴァルトに到着です。古城ホテルとツアーパンフレットにありましたが、ちょっと言い過ぎ、せいぜいお館という感じです。18世紀建造の建物を改築したもので、昔の貴族の狩猟用の館といった所でしょう。

古城ホテルヤークトシュロス・ニーダーヴァルト外観


ガイドブックにニーダーヴァルトの展望台から歩けると書いてあったので見てみたかったのですが、泊まらないと来る機会はない場所なので今回ちょっぴり楽しみにしていました。GW利用で38PAXという団体ということもあり、泊まるのは別館の利用となりました。別館は使用人用の建物でしたという感じです。

ヤークトシュロス・ニーダーヴァルト別館


割り当てられた部屋は3階だったので、まさに屋根裏の使用人部屋を覚悟しましたが、部屋はモダンで、広さが結構あります。3階だけ5部屋しかなく、別館の中では当りだったみたいで、1,2階は部屋がとても狭かったそうです。

ヤークトシュロス・ニーダーヴァルト別館の部屋


鍵はもちろんアナログなタイプですが、2回回して遊びを押しながらドアを押すと言うちょっとコツがいるタイプです。冷蔵庫なし、Wi-Fi有料(24時間4.5ユーロ、フロントでPW購入)。
建物入口のドアも部屋の鍵が必要なので、一人で出るときは注意が必要です。

20:35 外がかろうじてまだ明るかったので、ダンナと展望台へ散歩に行くことにしました。ホテル前の地図をチェックすると、バスで来た道をまっすぐ行くのが近道で、30分と書いてあります。その時、同じツアーのご夫婦の奥様が出ていらして一緒に行くというので道連れが増えました。

ヤークトシュロス・ニーダーヴァルト周辺の地図


おしゃべりしながらサクサク歩くこと20分、展望台に到着です。
ニーダーヴァルトの展望台、すっかり日が暮れてしまいましたが、雰囲気的にはむしろいいかも知れません。見えているのはライン川対岸のビンゲンの町です。

ニーダーヴァルトの展望台からの眺め


リューデスハイムからも見えていたニーダーヴァルト展望台のゲルマニア女神像は、思っていたよりも巨大なものでした。女神の部分だけで10.5m、台座はなんと37.6mとか。
1883年に建てられたドイツ帝国建国の記念碑です。

ニーダーヴァルト展望台のゲルマニア女神像


裏は森ですがライン川に面した方面は視界が開けていて、気持ちいいまでの絶景が楽しめます。こちらはリューデスハイムの町(写真中央からやや左にかけて)、そして遠くの町まで見渡せます。町の外側はブドウ畑がびっしりです。

ニーダーヴァルト展望台から見たリューデスハイム


像の所から少しだけゴンドラリフト乗り場の方に歩くと、この周囲の展望台などは修復工事中みたいな説明書きがあり、場所によってフェンスで囲まれたりしていましたが、素敵なスポットを見つけました。夕方から夜にかけては特にロマンティックで素敵です。リューデスハイムを見下ろす絶好の場所です(ここからはビンゲンの方向などは見えません)。

ニーダーヴァルト展望台スポットから見るリューデスハイム


素晴らしい展望台からの景色を楽しんだ所で暗くなってきたのでホテルへ戻ります。帰りは何と真っ暗。一番広い車道だというのに、街灯ひとつありません。夕方の展望台もすごくオススメですが、夕方以降の一人歩きは止めた方がいいでしょう。途中で、鹿か何か動物が道を横切りびっくりしました。帰りはなだらかな下りだったので15分ほどでホテルに到着しました。

ニーダーヴァルトの展望台からヤークトシュロス・ニーダーヴァルトへの明かりのない道


21:20ホテルに帰り、景色が素晴らしかったので明日の朝も散歩しようと心に決め、部屋に戻ります。手を洗ってうがいしようとしますが、あれ?水が出ません・・・。お湯が出ないのは想定内ですが、水が出ない?これは困りますね。向かいの部屋をノックし、水出ますかと声かけるとさっきまで出たんだけど、今出ないと言うので、鍵を持って本館に向かいます。

本館の添乗員の部屋に寄ろうとしたら、スーツケースがドア前にあったので、レストランを覗くとお客さんと飲んでいました。きっと別館全部の問題なので、一緒にフロントに行って事情を説明します。水が全く出ませんと、と説明すると、丘の上で給水のキャパがあるから、日本人がいっせいにバスタブにお湯とか張ると空になっちゃう、10-20分待てば出ると言われました。想定通りの回答です。

結局その後も1時間以上出なかったのですが、そのうち少しずつ出るようになったので、頃合いを見てさくっとシャワーを浴びました。タンクが空以外に何か問題があったようで修理したみたいです。今年は水の出ないホテル2回目で、段々そういう事にも慣れてきた自分が怖いです。

2015/05/05 (5日目)

7:00 本館で朝食を食べます。種類は最低限、レストランからの景色はとても長閑です。
このホテルはとにかく森の中で、周囲1㎞とか、店どころか家ひとつない静かな場所に建っています。ゆっくり過ごすのもいいですが、周囲のビュースポットは必見です。

ヤークトシュロス・ニーダーヴァルトのレストラン


ということで、朝食後はさっそく散歩に出ることにしました。昨夜行ったニーダーヴァルトの展望台ではなく、ホテルから一番近い展望スポットRosselを目指します。
途中で修復中の遺跡に遭遇、Zauberhöhle、魔法の洞窟といった名前が付いたいるみたいで、中が通路とかになっているみたいです。

Zauberhohle、魔法の洞窟


そしてこちらがRosselという場所。こちらも昔の砦の遺跡のようなものらしいです。ここも修復中で、ここからニーダーヴァルトの展望台へ通じる道は封鎖されていましたが、遺跡には近付くことができました。

ニーダーヴァルトの森の中Rossel


Rosselの下側の小さなテラスのような所からは眺めが最高です。ニーダーヴァルト展望台とはまた別の角度でライン側とビンゲンの町を見渡せます。

Rosselから見たライン川の風景


よく見ると、下には城跡が見えます。エーレンフェルス城跡です。13世紀からの歴史があり、1689年にフランス軍に破壊され、現在も廃墟状態です。ライン川クルーズやドライブで見られるのとはまた違った上から見るのも面白いです。右上には中洲にあるねずみの塔も見えます。全面修復中のようです。

Rosselから見たエーレンフェルス城跡とねずみの塔


もう一つ近くにあるビュースポットRittersaalも気になるので行ってみましたが、ここも修中で、しかも朝のこの時間からもう作業をしていました。ドイツ人、勤勉すぎる・・・。
スポットは小さな見晴台といった大きさですが、作業中のおじさんに少しだけ見せてとお願いしてみると、いいよという感じのジェスチャーしてくれました。

ビュースポットRittersaal


眼下にはアスマンスハウゼンの町、対岸にはかすかにラインシュタイン城、奥の方、川の曲がり角にはライヒェンシュタイン城も見えます。肉眼では城っぽいとしかわからないので、カメラのズームを使って眺めます。ホテル周辺の展望スポットだけで、ライン川周辺の古城などが結構見えるのに驚きました。

Rittersaalから見たアスマンスハウゼンの町とラインシュタイン城とライヒェンシュタイン城


ニーダーヴァルト展望台への道が閉鎖されていてホテル経由でないと行けないため、時間もそこまでないので、昨日行ったからいいよね、と自分に言い聞かせながらホテルへと戻ります。

次回はリューデスハイムからコブレンツまでのライン川沿いドライブをレポートします♪

ドイツ・ライン川ドライブ

2015/05/05 (5日目) 続き

8:30 ホテルを出発、次の訪問地コブレンツへと向かいます。
と、出発して5分で停車、ニーダーヴァルト展望台で写真ストップを取ってくれました。先ほど無理して来なくて良かったです。

リューデスハイム、ニーダーヴァルトの丘


リューデスハイムの町とライン川の絶景、せっかっく高台に泊まったなら見ないで帰るのはもったいないですから、添乗員がドライバーに頼んでくれたみたいです。朝、散歩で来た人もいたと思いますが、ほとんどの人はホテルから歩いて来れる事を知らなかったみたいです。

ニーダーヴァルト展望台からのリューデスハイムの景色


奥には巨大なゲルマニア女神像があってそこからの眺めも素晴らしいですよ、と周りの方々をご案内。こんなことしているとまた添乗員に間違えられそうです。

ニーダーヴァルトの展望台のゲルマニア女神像


さて、再びバス移動です。パンフレットにも日程表にもどこにも書いてありませんが、リューデスハイムからコブレンツまでの移動は当然ライン川ドライブになるはず、古城がいっぱい見られるよ、とこのエリア初めてのダンナにそう説明しましたが、バスは山の中を進みます。ライン川が増水していて、一部区間が通行止めということで迂回することになりました。

リューデスハイム裏の丘


9:20前にロルヒの町でやっとライン川沿いの道に復帰です。ロルヒとリューデスハイム間で見られるお城のほとんどは今朝の散歩で見れたので見損ねたものは少ないようです。
ライン川ドライブで最初に見えたのはノリッヒ城跡、十字軍時代の愛の伝説が残る城の遺跡です。

ノリッヒ城跡


次に見えてきたのは対岸、バッハラッハの町、丘の上にはシュターレック城も見えます。
1000年以上の歴史のある町で、その名はバッカスから来ているそうです。

バッハラッハの町とシュターレック城


次は中洲に現れるプファルツ城、この手の建物は元々通行税を徴収するための関所です。
1327年からあるというのが驚きです。現在は博物館だそうです。

プファルツ城


次はグーテンフェルス城、道から見て真上にあります。さぁ、そろそろ右に左にと次々出てくるお城に首が痛くなりそうです。

グーテンフェルス城


次はシェーンブルク城、こちらはライン川沿いのお城の中でも古いもので12世紀半ばからのもの、フランス軍にほとんどを破壊されてから再建され現在はホテルになっていると言います。これなら立派な古城ホテル、です。

シェーンブルク城


続いてオ-バーヴェーゼルの町、灯台のような塔が印象的です。山の上のお城ばかりでなく、ライン川沿いの町々もとても素敵です。

オ-バーヴェーゼルの町


さて、ローレライが近付いてきました。ここは川幅が狭いために流れが急で難所と言われる場所でした。美しい少女の歌声で船乗りたちが惑わされ船が浪間に沈むと謳われたあのローレライです。美女というより魔女でもいそうな雰囲気があります。

ローレライ


そのローレライには中洲に美女の像があります。と言っても美女とはとても言えない、よく見ると不気味な像です。バスだと一瞬なので写真どころか見逃す人も多いです。

ローレライの乙女像


ここまで通り過ぎるお城の写真などを載せてきましたが、ツアーバスのドライブでここまで写真を撮るのは実際は難しいです。まず、左右両側に見所が散らばるのと、発見してから通り過ぎるまであまり時間がないのと、ガラス越しなので反射を避けたりするからです。

手元にライン川クルーズの地図などがあれば次に左右どちらを見ればいいかわかるのと、私はあえてバスの最後尾に座りました。左右の窓とバスの後ろの窓から写真が撮りやすいからです。でも、さすがに次々出てくるお城を撮影するのに、疲れました。テンション上げ過ぎだったかも知れません。そんな時に見る川沿いの町はかわいらしくほっこりします。

ライン川沿いの町


後半は疲れてしまって、ねこ城、ねずみ城はきれいに撮れませんでした。
最後、気を取り直してマルクスブルク城を撮ります。こちらは1261年建造のお城ですが、他の城のように戦乱で破壊されることなく、唯一かつての面影を残しているお城と言えます。

マルクスブルク城


マルクスブルク城は結構長い時間見えていて、角度が変わると全く別のお城のようにも見えます。内部は公開されているらしいので、いつか見てみたいと思う城のひとつです。

マルクスブルク城


そしてこのライン川ドライブ最後に見えてきたのは、シュトルツェンフェルス城、13世紀半ばに建てられたお城です。他の城同様、元は関税徴収用の城塞でした。現在は博物館とユースホステルとして使われているそうです。不便でもいいから一度泊まってみたいです・・・。

シュトルツェンフェルス城


ここまで来たらコブレンツはもうすぐです。このリューデスハイムからコブレンツまでの古城並ぶライン川流域は世界遺産として登録されています。私はライン川クルーズをしたことがないので、次は是非船からのんびり眺めてみたいです。今回あえて城をズームで撮ったアップ写真は載せず、車窓風景が一番イメージしやすい写真を選びました。つまりお城をじっくり見るには倍率高いズームか望遠鏡があると便利だと思いますよ。

次回はコブレンツをレポートします♪

ドイツ・コブレンツ

2015/05/05 (5日目) 続き

10:00過ぎ、見覚えのある巨大な城塞が見えてきました。ライン川クルーズの終着点コブレンツのエーレンブライトシュタイン城塞です。

コブレンツのエーレンブライトシュタイン城塞


コブレンツの街の中心へとライン川を渡ります。コブレンツは人口10万人を超える都市、河岸まで家がびっしりの姿は危ういながらもとてもきれいです。

コブレンツの街とライン川


ライン川を渡るとすぐに選帝侯の城が車窓から見えます。立派な宮殿ですが、入場はできないのか、ガイドブックなどにも詳しい説明はありません。

選帝侯の城


10:15 コブレンツのドイチェス・エック近くの駐車場でバスを降ります。こちらはモーゼル川です。ヴォージュ山脈を水源として、ここコブレンツでライン川に合流します。

コブレンツ、モーゼル川


ここでは英語ガイドが付くことになっていますが、ライン川沿いが一部通行止めだったことで迂回したため到着が遅れたので、うまくミートできない模様です。今駐車場に着いたと添乗員が連絡したらそこで待ってろと返事があったみたいです。辺りをプラプラしながら待ちます。聖カストア教会をちらっと覗いて来たいと思いましたが、やはり目の届くところにいる事にします。

聖カストア教会


英語ガイドが到着したようなので、ドイチェス・エックへと向かいます。今回のコブレンツの観光は元々1時間の予定で、遅れているので予定通りドイチェス・エックのみの観光となりそうです。ドイチェス・エックはライン川とモーゼル川の合流地点です。

ドイチェス・エックへ


ドイチェス・エックはドイツの角という意味で、川の合流点に突き出るように位置しています。大きな川の合流点、昔から河川交通の要衝であったことは言うまでもありません。古代ローマ帝国の時代から砦が築かれるなど2000年を超える歴史がある街です。

ドイチェス・エック


そのドイチェス・エックに建っているのが、ドイツ帝国の初代皇帝であるヴィルヘルム1世の騎馬像です。1945年、第二次世界大戦で瓦礫と化したものを1993年に再建したものです。30m以上ある像は台座も含めて堂々たるものです。

ドイツ帝国の初代皇帝ヴィルヘルム1世の騎馬像


なぜか2名来た英語ガイドはどちらもしゃべりたがり、昔のドイチェス・エック周辺の様子などいろんな話をしてくれました。話が終わった後はしばしの写真タイム、周辺をうろつきます。近くには、ベルリンの壁が3枚、記念碑のような形で残されています。いえ、わざわざベルリンから持ってきて、平和を誓う意味で置かれたものでしょう。

ベルリンの壁


ドイチェス・エックの先に立ってみます。
ライン川とモーゼル川が交わっていく様子を見ることができます。左がモーゼル川、右がライン川で写真中央奥に向かって合流しています。肉眼では微妙な色の違いを見ることもできました。

ドイチェス・エックから見たモーゼル川とライン川の合流


ドイチェス・エックから角を前にして右を見ると、ライン川とエーレンブライトシュタイン城塞が見えます。高台になるので、あちらから見るコブレンツの街はとてもきれいなことでしょう。博物館とユースホステルとして使われ、こちらからロープウェイで行くこともできます。前回訪れた時も、指を加えて見ただけなので、いつか制覇したい場所です。

ライン川とエーレンブライトシュタイン城塞


最後にヴィルヘルム1世の騎馬像の台座に上がります。堅固な台座は無料で勝手に上がることができ、ここからドイチェス・エックとモーゼル川、ライン川、合流点、ライン川クルーズの船などを上から目線で見ることができとても気持ちのいいものです。

騎馬像の台座に上がってドイチェス・エックを見た眺め


今回のコブレンツ滞在は時間も押していて短時間だったし、ライン川ドライブでテンション上げ過ぎて疲れてしまったこともあって、大人しくドイチェス・エックだけをのんびり楽しむに留まりました。駐車場近くのトイレ(50セント)を利用して、11:05バスにて出発します。
街を離れるとまた長閑な景色が広がります。

コブレンツ近郊


昨夜から今朝にかけて雨が降っていたのですが、すっかり晴れてきました。ここから午後の観光は初めての訪問地となるので、またテンション上げられそうです。

モーゼル川沿いを行く


移動は南西に向きをかえ、モーゼル川沿いを走ります。
モーゼル・ワイン街道とも言うこの地域、川沿いの斜面はどこもかしこもブドウ畑でいっぱいです。今回の旅は最後までブドウ畑尽くしです。

モーゼルワイン街道はブドウ畑だらけ


次回はベルンカステル・クースをレポートします♪
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aya1103

Author:aya1103
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