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ドイツ・ベルンカステル=クース①

2015/05/05 (5日目) 続き

12:30 コブレンツから1時間半弱、ベルンカステル=クースに到着です。この長い町の名前は、ベルカステルとクースというモーゼル川を挟んだ2つの町が合併したことを意味しています。まずは橋を渡り、クース側へ向かいます。

ベルンカステルクースのモーゼル川にかかる橋とクースの町


ここベルンカステル=クースはモーゼルワインの中心地でもあるので、まずはワイナリーというかモーゼルワイン博物館(Weinkulturelles Zentrum)でモーゼルワインの試飲です。私がこの旅の中でかなり楽しみにしていた時間です。

Weinkulturelles Zentrum


試飲は3種類、1杯目はトロッケン辛口(1本7.9ユーロのもの)、1杯目を飲んだら、聖ニコラス病院地下にある古いワインセラーに降ります。地下に張り巡らされた広い空間には、140種類を超えるワインが貯蔵されています。とても雰囲気がありワクワクするのを止められません。

モーゼルワインの古いワインセラーで試飲


2杯目は1本5ユーロ台の中辛の白ワイン、そして3杯目はこの町に来たら是非試したいベルンカステラードクトール、甘口です。重病の昔の領主がこのワインで治ったいうワインでドクトール(医者)の名前がつきました。1本18.5ユーロ。甘口の白は滅多に飲むことのない私ですが、おいしく頂きました。

重病を治したと伝えられるベルンカステラ-・ドクトール


そのままワインセラーの奥にある会場でランチです。レストランというより貸切用スペースみたいで昔のお城の中のようです。

ワインセラーの先でランチ


チーズやサラミ、パン、ブドウなどランチというよりワインのお供が中心で、後はおいしいビーフチューがありました。試飲でダンナの分も飲んだにも関わらず、これはワインなしでは頂けないとグラスワイン(2.5ユーロ)と共に楽しみます。

ワインに合うランチビュッフェ


食後は、ショップで最初に試飲したトロッケンとベルンカステラードクトールを購入しました。これでこの旅で仕入れたワインは6本、ここで打ち止めです。日本への持ち帰りは免税範囲が一人3本までですが、超えたとしても税金はとても安い(1リットルあたり200円)ので、欲しいものがあればもっと買ってもいいのですが、重量や割れるリスクも考えなくてはならないので我慢します。

13:40 そのまま歩いて観光へ向かいます。クース側は町の面積から言うと大部分を占めますが、観光の見所はベルンカステル側にあるので、橋を渡ります。丘の上にはランツフート城が見えます。

クース側から見たベルンカステル側のランツフート城


お城をズームでチェック、絶対に見晴しがいいはずなので、フリータイムになったら行く第一候補に定めます。その視線を見ながらダンナは早くも嫌な予感を感じ取ったようです。

ランツフート城


橋から見たベルンカステルの旧市街の眺めです。ブドウ畑の山を背景にこじんまりとしたかわいらしい町並みです。塔は聖ミハエル教会のものでしょう。

クース側から見たベルンカステル旧市街


モーゼル川を渡り切ったら、少しだけ川沿いを歩きます。ここも観光用ミニトレインがあるようです。でも小さな町だし、ここは歩くのがオススメです。

ベルンカステルの川沿いとミニトレイン


細い脇道を旧市街へと入ります。ワインの町らしく、あちらこちらにワイン居酒屋があります。思った以上に素敵な町並みです。

ベルンカステル旧市街の路地


町角には泉や噴水、いろんな凝ったものがあるのでじっくり見るのもおもしろそうです。

ベルンカステル旧市街の泉


もうひとつ見逃せないのは看板です。ドイツらしい凝った看板はとても素敵で、ワイン関連のお店が多いのでとにかくブドウ柄が多く見かけられます。

ベルンカステル旧市街の素敵な看板


賑わった通りに出ました。アルテ・レーマー通りだと思いますが、ワインショップやワイン居酒屋、お土産屋などがずらっと並んでいます。観光客で賑わっています。

ベルンカステル旧市街の町並み


そして、マルクト広場へとやってきました。小さな町に相応しい小さな広場ですが、古い木組みの家に取り囲まれた極上の空間です。木組みの家は1600年頃のものです。
散々木組みの家を見てきてもう飽きてきたかと思いきや、それぞれの雰囲気にいちいち感動しちゃいます。

ベルンカステル旧市街のマルクト広場


このマルクト広場の一角に、市庁舎(Rathaus)と聖ミハエルの泉があります。左が1608年に建てられた市庁舎、今は1階はレストランのようです。そしてその前にあるのがミハエルの泉、こちらは1606年と市庁舎と共に400年の歴史のあるものです。

ベルンカステル市庁舎と聖ミヒャエルの泉


ここでバスに14:45集合のフリータイムとなりました。45分あるので何とかお城にチャレンジできそうです(たぶん普通の人はそう思わない・・・)。

次回はベルンカステル=クースの後半をレポートします♪

ドイツ・ベルンカステル=クース②

2015/05/05 (5日目) 続き

14:00 フリータイムになったので、眺望を期待して山の上のランツフート城を目指します。
マルクト広場から斜めに上がる道に入りますが、そこにはひときわかわいらしい建物が。
Spitzhäuschen、尖った家という意味のその建物は、1416年に建てられたもので、典型的なモーゼルワイン農家の家の特徴を持っているそうです。

ベルンカステル=クースのかわいらしい家Spitzhäuschen


路地を少し歩くとすぐにブドウ畑に出ます。城は左と標識があるので、ブドウ畑の間の細い道を上がります。ブドウ畑、かなりの急斜面です。

ベルンカステルクースのマルクト広場からランツフート城へと向かう道


少し上がった所で振り返ると、もう町が見晴らせます。モーゼル川を挟んで広がる町の眺めは最高、城まで上がる体力と時間がなくてもここまでは5分ほどなので上って来る価値ありです。

ランツフート城へ向かうブドウ畑の道から見たベルンカステル=クース


そのまま道を進むと、山を裏側に回り込むような階段道になり、もう町も川も見えなくなります。

ランツフート城への坂道


その後もひらすら坂道を上ります。これ、相当に足が重くなる斜度で、休憩せずに上るにはかなりの体力が必要です。景色も何が見える訳でもないので、余計にしんどいです。

ランツフート城への急な坂道


そしてマルクト広場から15分ちょっとでランツフート城まで上がって来れました。が、下から見て多少予感はしていましたが、なんと全面大々的に修復中で、城の周辺は立ち入り禁止!
この城は古くは9世紀まで記録を遡るものですが、1277年建造、1692年に火災で焼失していて、廃墟状態、横から見ると張りぼてのように一部の壁や塔が残っているという感じです。

大規模修復中のランツフート城


どのみち城に入場する時間はなかったかも知れませんが、せっかく高台に上がったのに景観的にも城が邪魔して景色は一部しか楽しめません。それでも城の奥の車道からはの眺めは絶景です。対岸のクースの町は色調が統一された住宅街が広がり、遠くから見るととても素敵です。

ランツフート城脇から見たモーゼル川とベルンカステル=クースの町


橋やベルンカステルの旧市街方向は視界が遮られ見ることができなかったので、仕方なく来た道を戻ります。モーゼル川から見て裏側になる道ですが、ブドウ畑が広がる景色を見ながら坂を下ります。途中でトレンチコートを着たきれいな女性が涼しげに上がってくるのとすれ違い、坂道を上る際に体重が及ぼす影響について改めて思い知らされました。

ベルンカステル=クースの裏側に広がるブドウ畑


道の途中にあるワイナリーらしき所のブドウ畑にちょっと寄り道させてもらい、町の中心の景色を見てみようと試みますが、これが大正解。ベルンカステル=クースの素晴らしい全景に心打たれます。展望台でもない畑の畦道から見た景色ですが、この町で見た一番きれいな景色でした。

ランツフート城との中間あたりのブドウ畑から見たベルンカステル=クース全景


後半はブドウ畑の中の道を歩きますが、景色を楽しみながら歩けるので、来た道と同じとは思えない爽快な気分で、疲れも吹き飛びます。

モーゼル川と町を見ながらブドウ畑の道を下る


周囲のブドウ畑もとても観察しやすいので、至近距離でじっと見ますが、幹の割に木が小ぶりです。こちらの畑は枝の張り方がハートマークのような形をしていてかわいらしいです。

ハート形のブドウ畑


そうかと思えば、こちらは完全なT字。今回の旅では多くのブドウ畑を見て、枝の這わせ方にいろんなバリエーションがあるのを知りました。ブドウの品種によるのか、世話や収穫のしやすさなのか、畑の所有者の趣味なのか、とにかく畑ごとにきれいに揃った枝ぶりは見ていて気持ちのいいものでした。

T字型のブドウ畑


分岐点を曲がりマルクト広場の方に戻ります。分岐点にあった標識の所をよく見ると、ちゃんと英語でも城は工事中と注意書きが書いてありました。きちんと確認しなかったのが悪いですが、城の高台から景色を眺めるという希望はほぼかなったし、上ってみないとすまない性質なので仕方ないですね。

ブドウ畑からベルンカステル旧市街へ


駐車場に向かいながら歩いていると、ジェラートが目に入ったので、躊躇なく店に入ります。
1スクープ90セント、シトロンを注文、疲れた身には最高のご褒美です。食べ歩きながら駐車場へ向かいます。

疲れた後はジェラート


時間ぴったりに川沿いの駐車場に到着。14:50バスに乗り出発です。
こういった町は旧市街散策も楽しいですが、やっぱりちょっとでも高台に上がって町を一望するのがオススメです。もちろん城まで上がってきたと言ったら皆に唖然とされましたが・・・。

川沿いの駐車場から見たクース


次回はトーリアをレポートします♪

ドイツ・トーリア

2015/05/05 (5日目) 続き

15:40 ベルンカステル=クースからモーゼル川沿いにバスで50分、ドイツ最古の都市トーリアに到着です。トリーア、トリアー、トリールなどなど日本語表記ではここまでバラバラかという扱いですが、紀元前から都市が築かれた歴史ある街、場所はドイツの西の端です。フランツ・ルートヴィヒ通りでバスを降り、街の象徴ポルタ・ニグラ(黒い門)まで添乗員が案内します。

ポルタ・ニグラ(黒い門)


16:40バス集合で各自散策となったので、ポルタ・ニグラは後回しにしてシメオン通りを歩き、大聖堂の方向を目指します。久しぶりに大きな街にやってきたと実感、DM(ドラッグストア)に寄り道し、商品価格チェックとお土産を購入します。

トーリアのシメオン通り


そのまま進むと賑やかなハウプトマルクト広場(中央広場)に出ます。行き交う人々で賑わうドイツらしい広場には、紀元前からの歴史までは感じませんが、聖ペテロの噴水とか、中世の面影が少し残っています。ザンクト・ガンゴルフ教会の塔は修復中のようです。

ハウプトマルクト広場


広場からシュテルン通りの方に巨大なトーリア大聖堂がすぐ目に入りました。ドイツ最古の大聖堂で、聖ペテロ大聖堂とも呼ばれます。4世紀から破壊や再建、増築が繰り返されているので、その時代ごとの様式が混ざった建築物になっています。写真右1/3は聖母教会です。

トーリア大聖堂


では大聖堂内部を見学します。ここは内陣の奥の方まで隅々を見ることができ、凝った彫刻の祭壇など間近で見れました。相当に見ごたえがあります。

トーリア大聖堂内部


奥には回廊もあり、とても素敵です。回廊は見学に料金取る所も多いのですが、ここはたぶん無料でした。見逃したらもったいない、立派な回廊です。何だかとても澄んだ気持ちになれるので、私は教会の回廊が大好きです。

トーリア大聖堂回廊


そしてこの回廊から隣の聖母教会に入ることができます。2つの教会はこの回廊を通して繋がっているのです。聖母教会はどちらかというと少しモダンな感じで、とは言っても13世紀のゴシック様式です。ステンドグラスがとてもきれいな聖堂です。

聖母マリア教会内部


聖母教会から出たら、リーブフラウェン通りを歩きます。道にアーチ状の門がかかっていたりして、近代の街の中に時々中世ぽさを見せます。

リーブフラウェン通り


コンスタンティン・バジリカが見えてきました。コンタンティヌス帝の頃の建物ですが、19世紀の再建です。ローマ時代からいろんな用途として使われ、現在はプロテスタント教会として使われているようです。

コンスタンティン・バジリカ


この先に大司教宮殿やカイザー・テルメン(皇帝の大浴場)、ローマ時代の円形劇場などトーリアの見所がたくさんあるのですが、時間的にいって今回はどう考えても無理なので、泣く泣くこの先へ進むのは諦め、別の道からハウプトマルクト広場へと戻ります。この街はデパートやアイス屋さんなど私を誘惑するものがたくさんありますが、時間がないので速足でポルタ・ニグラに戻ります。

ハウプトマルクト広場周辺


ポルタ・ニグラ(黒い門)に戻った時、残り時間が10分を切っていました。駐車場へ戻る時間を5分と見積もっても時間がないのは明白ですが、諦めきれずちょっとだけも入場してみる事にします。入場料は一人3ユーロ、小さな門が入口です。

ポルタ・ニグラの入場口


螺旋階段を上がると上階へ出ることができます。ポルタ・ニグラは2世紀に建てられた城門で、相当にしっかりとした重厚な造りです。4階建てで、口の字状の構造です。

ポルタ・ニグラの内側


こちらは東側の半円形の小さな回廊のような部分。かつて教会として改築されていた頃の名残でしょうか。

ポルタ・ニグラ内部


さらに上階を目指すために西側へ行きます。外から見たらがっしりしたシンプルなブロックでできたようなこの門ですが、内部は彫刻の残る石がふんだんに使われています。こちら側の階段は現代のものです。駆け上がって最上階へと向かいます。

ポルタ・ニグラ内部


最上階からの眺めです。大聖堂を中心に街並みがそこそこきれいに見えます。西側はかつて塔が建っていた部分ですが、今は4階までしか残っていません。ガランとした空間にはかつての街の模型が置いてあったりします。

ポルタ・ニグラからのトーリアの眺め


残り時間2分、どう考えても遅刻なので、全力疾走で階段を降り、門を出ます。門はそんなに高さがないので、見晴しはそれほどですが、意外にも綺麗な内部の彫刻とか、ローマ時代の眺めを再現したものとかあったりしておもしろいので入場はオススメです。
写真は外側から見たポルタ・ニグラ、このポルタ・ニグラをはじめ、大聖堂や円形劇場などが世界遺産として登録されています。

立派な城門ポルタ・ニグラ


集合時間にちょっぴり遅刻となりましたが、まだ戻っていない人が他にもいました。
16:50 慌ただしいトーリア散策を終えた皆を乗せてバスは出発です。

次回はルクセンブルクをレポートします♪
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