ブータン・ティンプー観光(建築)

2015/04/01 (12日目) 続き

16:15 サブジ・バザールはティンプー・チュの川沿いにあるのですが、2階から伝統様式の橋が見えました。これは渡ってみなくてはなりません。

ブータン伝統様式の橋


バザールを出て人通りも少ない橋へやってきました。ブータンの橋というのは建築物としてデザインが特徴的です。谷底の川の周囲に町が出来ているので、昔から橋が重要だったろうことは想像つきますが、その割に橋の数は限られているので、町の玄関口みたいな役割もしているようです。

ブータン伝統様式の橋の入口


橋の建材を守るためか、屋根付きです。そして、橋にはびっしりと経文が印字された5色の旗、ルンタが飾られています。ブータン人はこのルンタやダルシン(竿付きの旗)をちょっとした理由で気軽に立てる様で、スーパーでも売っているのを見かけました。

ルンタでいっぱいのティンプーの伝統様式の橋


橋を渡りながらルンタのわずかな隙間を見つけて外の景色を見ると、なかなかの風情のある景色です。首都のど真ん中とは思えない風景に、のんびりした気分になります。

ティンプー・チュ


反対側川の上流も見てみます。こちらはゾンのある方向です。白い建物が私たちが泊まっているホテルサンババです。

ティンプー・チュとティンプーの町


のんびりした景色を見ていたら、せかせか観光しているのも妙な気分になってきたので、ホテルに戻り少し休憩することにしました。地元の商店を覗きながら帰ります。
魚はカラカラに干したものが売られているようです。

ティンプーの生鮮食品屋


こちらはお肉屋さん。あまり解体していない状態で吊り下がっています。こうしたお店が何軒か連なっています。生鮮食品はこうした専門店で買うのが一般的で、スーパーは日持ちのするものを扱う日用品店という感じの住み分けのようです。

ティンプーの肉屋


ホテルへ戻り、ちょっとだけ休憩、17:15、ツアーの観光再開、バスで移動です。

17:30 タシチョ・ゾンにやってきました。通常のゾンはいつでも入場できるのですが、ティンプーのタシチョ・ゾンは業務時間は観光客は入場できず17:30から日没の短い時間だけ解放されます。町の北、ちょっと外れた場所にあります。

タシチョ・ゾン


ゾンに入るには、ドレスコードがあります。ブータン人なら当然民族衣装。ガイドの
カカさん、普段はしないカムニという布をここで器用にまとい正装します。外国人の場合は、カジュアルはNG、と言っても何らかの襟のついた服を着れば大丈夫という感じです。Tシャツ、短パン、サンダル、帽子はダメと思っていいでしょう。

ブータン男性の正装、ゴとカムニ


ゾンは地方行政と寺院の集合施設ですが、ここティンプーは首都ですので、ここで国王も仕事をし、宗教上の最高指導者である大僧正もここに座所があります。ブータンの政治と宗教の中心なのでセキュリティもちゃんとしています。ガイドがお城と言う日本語を使うのも頷ける堂々とした建物です。

タシチョ・ゾン


入口から建物の入口まで、すごい数の観光客が並んでいます。まるで皇居の一般参賀でもあるのか、といった行列です。パロのツェチュ祭に合わせてブータン旅行に来ている外国人がたくさんいるようです。

タシチョ・ゾンの見学に並ぶ外国人観光客


こちらは行政側の入口のようです。観光客には解放されず、警備員もいます。白い壁にブータン伝統の木製の窓枠、落ち着いた装飾で品格があります。壁は厚く、土や石が組まれてできたものです。

ゾンも一般の家屋と同じ造り


白壁がとてもきれいなゾンですが、火事や地震で何度も再建されているため、それほど古いものでもないようです。また、壁もよく塗り直すみたいですね。ゾンでも、一般の民家でも基本的な構造やデザインは同じみたいです。

タシチョ・ゾンの長い白壁


よく見ると装飾はとてもきれいです。花や雲のモチーフが多いですが、ところどころ魔除けの守護獣なども描かれています。

タシチョ・ゾンの装飾


更に上を見上げると屋根にトタンが使われているのがわかります。こういう所も一般の家屋と建築方法が変わらない一面です。

タシチョ・ゾンの屋根


次回はタシチョ・ゾン内部からパロをレポートの予定です♪

ブータン・ティンプー(タシチョゾン)~パロ

2015/04/01 (12日目) 続き

17:50 いよいよタシチョ・ゾンに入場です。入口で手荷物をX線検査後、階段を上がるとゾンの中庭に出ます。かなり広い中庭です。ゾンの中は写真撮影禁止ですが、中庭は撮影OKなので、建物の外観は写真に残すことができます。

タシチョ・ゾン中庭


入口を背にして、向かって右側半分が寺院のエリアです。この寺院は内部を見学することができます。靴を脱いで中へ入ると、内部はかなり広く立派な設備でした。ここに限らず、ブータンでは寺院内の撮影はNGです。

タシチョ・ゾン寺院


祭壇前で、水差しを持ったお坊さんと目があったので、手を差し出すと、黄色い水を手のひらに下さいました。黄色いのは漢方薬が入っているからのようで、少しだけ口に含み、後は頭やいろいろな所につけるのが作法のようです。神様の水といったところでしょう。写真は寺院の入口にある六道輪廻図、後日もう少し詳しく紹介します。

タシチョ・ゾン寺院の六道輪廻図


寺院を背にしてゾンの反対側を見ると、残り半分の政治の区画を見る事ができます。政治のエリアには入場することはできません。広場の真ん中、写真やや左にある塔が、ゾンの中心にある建物で、ここから奥が政治のエリアになります。

タシチョ・ゾンの中心部


中心の塔はゾンの中で一番古い建物ですが、木造で火事にあっているため、それほど新しいものでもありません。ブータンらしい建築様式で独特の美しさがあります。

タシチョ・ゾンの建物


小さな入口周辺の彫刻も間近に見えると細かく美しいものです。

タシチョ・ゾンの建物入口


こちらは屋根周辺の彫刻です。
派手過ぎない色彩豊かな装飾、木のぬくもりが美しさと同時にほっとする雰囲気を醸し出しています。魔除けのための守護獣でしょうか、龍などが飾られています。

タシチョ・ゾン縦門の屋根周辺の装飾


中央の塔の裏側は政治のエリアの建物です。ブータンでは、この建物の中央入口のように物凄く急な階段を時折見かけます。

タシチョ・ゾンの急な階段を持つ建物


ゾンの南東の端、政治エリアの奥は、国王の執務室がある場所です。近付くことはできません。

ブータン国王のオフィス棟


18:20 タシチョ・ゾンを出ます。敷地の出口の所から、王様の家(休憩所)へ行く道が見えますが、こちらの方向は写真NGなので、高台から見るのがいいようです。
駐車場からバスで出ようとすると、ゾンのライトアップがちょうど始まったので、ホテルへ戻って夕食の予定が、先にライトアップを見に行くことになりました。

18:40 高台に上がり、Photo Stopします。町の明かりが少ないので、ゾンのライトアップはかなり目立ちます。でも赤いライトはちょっと似合わないかな・・・。

ライトアップされたタシチョ・ゾン


18:50 2連泊のホテル サンババに戻ります。
19:05 今日は外のレストランに食べに行くはずだったのですが、結局ホテルで食べることに・・・。

標高2300~2400mのためか、頭痛がしてきました。明日はタクツァン僧院へ事実上山登りに行くので、早めに頭痛薬を飲んで休みます。


2015/04/02 (13日目)

5:00 モーニングコール、朝食は途中で取るため、6:00にホテルを出発します。
ブータンのバスはこんな小さなバスです。これをぎっしり満席で使うため、荷物は補助席を使わざるを得ません。スーツケースなどを運ぶため他に車を出しているようですが、分乗して欲しいという要望はこれまでの所完全に黙殺されています。

ブータンの観光バス


朝から雨が降っていましたが、パロに近付くにつれ、雨が上がり、晴れ間も見えてきました。この後山登りなので、何とか回復して欲しいものです。

ティンプーからパロの車窓景色


パロはブータンで唯一空港がある町であり、一番の観光地ですが、首都から向かう車窓景色は相変わらずのド田舎です。

パロ周辺の景色


7:20 パロの町中に入ってきました。丘の中腹にあるパロ・ゾンが見えます。

パロ


7:25 パロのレストランにて朝食です。料理は変わり映えしないので、代わりに近くで取った花の写真を。高地で見かけるタイプの花じゃないような・・・。

ブータンの赤い花


これから向かうタクツァン僧院の麓にはトイレがないとの事で、レストランでトイレを済ませ、高山病に備えて頭痛薬も飲みます。

次回、タクツァン僧院をレポートします♪

ブータン・タクツァン僧院(前半)

2015/04/02 (13日目) 続き

8:30 パロの町中からバスで10分、タクツァン僧院下のパーキングに到着です。
標高差約400m、上り2時間半の山登りになるため、まずは皆で準備体操します。
駐車場からも目指すタクツァン僧院が小さく見えます。山肌に見える白いのがそうです。

タクツァン僧院下の駐車場


少しズームします。標高3000mの岩山に張り付くように僧院があります。ブータンで最も有名な仏教の聖地であり、一番の観光スポットです。30倍以上のズームにするとかなり建物の様子が見えるのですが、後の楽しみに取っておきましょう。

ブータンの聖地タクツァン僧院


私はTシャツに山用の耐熱耐寒シャツ、ウィンドブレーカーという出で立ち、ポカリスエットを入れたボトルとポンチョを斜め掛け、日本で安く買った(1本500円) I字トレッキングポール2本をもって登ります。駐車場では木の杖が1本50Nu(約100円)で売っているというか借りられます。2本あるととても楽です。

タクツァン僧院駐車場で売られている木の杖


8:40 それでは登山開始です。最初は駐車場からお土産屋の間を通ります。
標高が高いし、体力にも差があるので、各々自分のペースで歩きます。

お土産屋を抜けてタクツァン僧院登山開始


私は普段山登りはおろか、運動もろくにしていないし、何より持久力がありません。それに高山病の恐れもあるので、正直かなり不安ですが、ツアーの参加者で一番若いので、あまりみっともない所は見せられません。駐車場を抜けると、視界が開け、目指すタクツァン僧院がよく見えます。辿り着けなくても、見た、という実績ができてひとまず安堵です。歩いてあそこまで行くのかと思うと気が遠くなる距離です。

遠くの山肌にへばりつくタクツァン僧院を目指す


想像はしていましたが、道はまったく整備されていません。足場の悪い所もあり雨じゃなくて良かったと思います。ちなみに写真で分かるようにロバで上がると言う選択肢もあります(80ドル)。聖地なので、自力で登るのが基本とされていて、利用しているのは欧米人ばかりです。

タクツァン僧院に登る別の方法ロバ


次第に山の中に入ると、もうほとんど僧院を見ることはできません。小川の脇に3つの小さな建物が見えてきました。水を利用して中に設置されたマニ車を回しているようです。自然の力を利用して絶えず経が読まれるよう工夫されているもののひとつです。

水車を使ってマニ車を回す水車小屋


この後段々と坂がきつくなってきたと思ったら、早々に1名が脱落と最後尾を歩いていた添乗員がガイドに伝えに来ました。駐車場に戻ることになるので、ランチの手配などをする必要があります。相部屋のOさんかと心配になりましたが違いました。第一展望台までは頑張ると言っていたので無理せず頑張って欲しいです。

山登りに体が慣れるまでは少々しんどいと感じ、暑くなってきたのでウィンドブレーカーを脱ぎました。それでもトレッキングポールのお陰で、思ったほどはきつくありません。登り始めて1時間ちょっと、開けた尾根に出ました。目の前の大きなマニ車に比べ、遠くに見えるタクツァン僧院は相変わらず小さいままです。

尾根に出てタクツァン僧院を遠望する


小さなマニ車が並んでいます。なだらかな部分を歩くときはちょっとほっとします。天気が曇で、山登りにはちょうどいい気温です。

山の上にもマニ車


9:55思ったより早く第一展望台に到着です。ここにはカフェテリアがあり、下りてきてからここでランチの予定です。ここでちょっと休憩、コーヒーまたは紅茶とクラッカーが振る舞われます。ここまでの登山はちょうど高尾山に登る程度です。

タクツァン僧院第一展望台カフェテリア


日本からのツアーでは、この第一展望台までというコースも多いようです。ここからは肉眼でもタクツァン僧院がかなりよく見えます。ここでさらに3名がギブアップを宣言しました。Oさん含め、足に自信のない方、皆に迷惑をかけられないという思いから、ここで皆が下りてくるのを待つことを選択されました。

第一展望台からタクツァン僧院を眺める


10:15 残った15名はガイドと添乗員と一緒に僧院を目指します。私も今のところ頭痛も悪化せず、いい感じです。と思いきや、かなりきつい登りが延々と続きます。ちょっと後ろを撮ったつもりがこんな感じなので、そこそこ斜度があります。

第一展望台から第二展望台までのきつい山登り


いったん休憩した後はしばらく息が上がりますが、慣れてくると道端の花に目を止める余裕がでてきます。私の好きな小さく可憐な花です。

ブータンで見た高山植物


標高2800mを超えるきつい山登り、だんだんツアーの人達はそれぞれのペースでまばらになり、時に誰も周囲にいないという状況にもなります。ゴールに近付くにつれ、5色の経文旗ルンタが多くなってきました。

ルンタがはためく山道


11:00 第二展望台と呼ばれる今回の山登りの最高地点に到達です。展望台と言っても広いスペースがある訳ではありませんが、眺めがいいので、この辺りで多くの人が一休憩しているようです。

第二展望台


登ってきた方面を見下ろします。この高低差を自分の足だけで登ってきたのかと思うと気分爽快です。さぁ、目指すゴールはもう少しです。

第二展望台から見たパロの谷


次回タクツァン僧院の後半をレポートします♪
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aya1103

Author:aya1103
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