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インド・ジャイプール(アンベール城)

2014/12/5 (6日目)

アンベール城は昨日見たアグラ城と同じように、宮殿エリアの外側に、ディーワーネ・アーム(一般謁見の間)があります。左がディーワーネ・アーム、右奥の方が宮殿のガネーシャ門になります。アグラ城とほとんど同じ時代の建築で、アンベール城の築城は1592年からです。

アンベール城のガネーシャ門とディーワーネ・アーム


ディーワーネ・アームの説明を聞きながら周辺の景色に目を奪われます。山の谷間には町が見え、周囲の山は万里の長城のような城壁がめぐらされています。

アンベール城から見た景色


よく見ると、周囲見渡す限り、山の尾根などにどこまでも城壁が伸びています。
何重にも守られた都だったわけですね。

アンベール城周囲の長城


さて、ディーワーネ・アームに話を戻します。ここは一般の人との謁見とか、裁判所のような機能があったと説明されます。会議室とか、公務の執務室みたいなものを全て兼ね備えた場所だったようです。

アンベール城のディーワーネ・アーム


ディーワーネ・アームは柱がやたらと多い広間という感じですが、その柱は像の彫刻が支えています。ひとつひとつの柱が彫刻されています。像は神聖な動物だったそうです。

ディーワーネ・アームの柱


さて、いよいよマハラジャのプライベートエリアに入ります。アグラで見たムガル帝国の建築の影響が濃い建築物です。ガネーシャ門と呼ばれるのは、このフレスコ画の中にガネーシャが描かれているからです。

アンベール城のガネーシャ門


門をくぐると目の前はアーラーム・バーグという庭園が広がっています。右手は王の居室などがあるスク・ニワース、奥はハレムの建物となります。

アンベール城宮殿中心部


中庭の左側にはもうひとつ建物があります。鏡の宮殿、シーシュ・マハル、1639年に建てられたものです。アグラ城で見たものと比べると明るいので、煌びやかな装飾がよく見えます。賓客を迎える際に用いられたそうです。

アンベール城鏡の間


とはいえ、落ち着かない内装です。何といっても壁の至る所、そして天井までびっしりと鏡が使われているからです。ちょっと成金趣味な宮殿です。

天井まで鏡を使った装飾の宮殿


次は王の私室があるスク・ニワースへと足を運びます。ここは内部には入れないようで、中庭に沿った回廊から眺めます。大理石の外壁には透かし彫りで模様が掘られ、草木の染料で染色されています。色褪せて、涼しげに見えます。

王の私室の壁は美しいムガル様式の装飾


当時は、水路を使ったクーラーみたいな設備があり、王は快適に過ごせたらしいです。水を流して、と言いますが、そういった設備も大理石製です。

水を使ったクーラーシステムのあったマハラジャの居室


当時の車椅子のようなものも展示されていました。そういえば、私達のグループにこの旅行中に足を痛めた方がいらして、観光地では車椅子を借りていたのですが、この城内、階段が結構あるのですが、元々スロープも多いようで、観光に支障がないようです。後で観光用に付けたのではなく、最初からスロープとして造られているようでした。

マハラジャが使った車椅子?


最後は宮殿内で一番奥、高い壁で囲まれたザナーナー・マハルへやってきました。簡単に言うとマハラジャのハレムです。12人の王妃や側室がいて、他の男性から姿を見られることなくここで侍女たちと暮らしていたそうです。

マハラジャのハレム


主に2階が王妃たちの居室として使われていたようです。壁にはあまり装飾はありません。

アンベール城のハレム


ガイドが説明をしている間にちらっと1階部分を覗きに行ってみましたが、通路だか部屋だか判別がつかないような空間が多く、迷路のようでした。おそらくこうした小さな部屋は侍女たちの部屋だったのではないでしょうか。気が滅入りそうな狭い空間です。

ハレム1階の小部屋


次回はハレムの続きからジャンタル・マンタル(天文台)をレポートします♪

インド・ジャイプール(アンベール城~ジャンタルマンタル)

2014/12/5 (6日目) 続き

9:00ハレムの見学はスロープで上階へ行きます。通路は入り組んでいるので、前の人を見失わないようにしないと迷子になりそうです。途中で、猫ちゃんと目があいました。
ハレムの床下で暮らしているようです。

ハレムの上階の床下に暮らす猫


上階へ上がったら、さらに狭い通路の先にある昔のトイレを見に行きます。
うーん、大きい方は左、とかかなぁ?

アンベール城ハレムにある昔のトイレ


なかなか他の人が見えない状態で、やっと広い所へ出ました。ハレムの南東の端にあるテラスです。

アンベール城ハレムにあるテラス


このテラスからはアンベール城の外も眺められますが、景色は最高です。山には城壁、眼下の湖にはきれいな庭園もあります。

アンベール城のハレムのテラスからの眺め


ハレムの中には豪華、とか広い部屋は見かけなかったので、どんな生活だったのかはちょっと想像できませんでした。それに、それほど大きな建物でもないのに、通路や部屋が複雑に入り組んでいるので、迷子になるのを恐れてか、あまり見学の時間を取ってくれなかったのが残念です。まぁ見た感じ、見ごたえある部屋とかはなさそうでしたけど・・・。

さて、順路に沿って出口へ進みます。女性達が一人1つずつ持っていたという宝石箱とか、水がめとか、大鍋が途中に置かれていましたが、どれも巨大でちょっとびっくりしました。城のサイズはそれほど大きくもないので、いったいこれらをどこで使ったのだろうと首を傾げます。

アンベール城で使われた大鍋


出口にあるトイレはなぜか有料で、結局最初の中庭ジャレブ・チョウクに出るので、行きに使った無料のトイレも使えます。そこから駐車場まで戻り、またジープに乗って城を降ります。帰りもお猿さんがお見送りです。

アンベール城にはサルがいっぱい


アンベール城の駐車場には出てきた観光客を目当てにしたお土産売りが待機しているのですが、このしつこさは最強です。ジープが発車しても食らいつき、手に商品を持たせようとします。気の弱い女性が結局千円出していました。少しでも気配を見せたら負けですよ・・・。怒鳴って追い返すくらいの気持ちで臨みましょう。

このアンベール城は手頃な大きさで、なかなか見ごたえがありました。できれば、周囲の城塞とか見れるものはもっと見たい思う素敵な場所です。そういえば近くには階段井戸もあると書いてあったので、次来た時にはもっとゆっくり滞在したいと思います。

アンベールの町


9:40 湖の畔でツアーバスに乗り換えます。下から見たアンベール城、やっぱり素敵です。外観は華美な建物ではないのでこのくらいの距離から全景見るのがいいでしょう。湖の畔を野良イノブタのうり坊たちが歩いててかわいいです。それではジャイプールに戻ります。

アンベール城とウリ坊


9:50 行きにシャッターチャンスを逃したマンセイガー湖(Man Segar Lake)の水の宮殿が見えてきました。

水の宮殿


今度は写真撮れるようにバスが停まってくれました。ジャイ・シン2世が建てさせた夏用の離宮だそうですが、現在は痛みもひどく立ち入り禁止だとかで、遠目に見るのがいい建造物のようです。

かなり傷んでいる水の宮殿


10:00 ジャイプールの旧市街でバスを降ります。道端には小さな寺院、旗が立っているのは、現在も使われている証だそうです。

ジャイプール旧市街街角の小さな寺院


ジャンタル・マンタル(天文台)を見学します。天文学に造詣が深かったマハラジャ、ジャイ・シン2世が1728年から6年かけて建設したインド最大の天文観測所で、世界遺産に登録されています。アンベール城は涼しかったですが、ここは日差しがきつくすごく暑いです。

ジャンタル・マンタル


ばかでかい天文観測の建造物が並んでいます。写真はラグ・サムラート・ヤントラという日時計の一部で、この町の時間はこれで決められたそうです。影が指し示す目盛りで20秒単位の時間が計れるそうです。

ラグ・サムラート・ヤントラの目盛り


いくつかの石造りの天体観測儀を紹介しながら移動し、最後は世界最大の日時計サムラート・ヤントラです。高さ27.4mの巨大なもので、何か重大な記念碑か?という大きさです。2秒単位で時間が計れるものだそうです。

北極星を指しているという巨大な日時計


少しのフリータイムになりましたが、あまりに暑く疲れが出たのでベンチで休みながら、巨大な観測儀たちをぼんやり眺めます。すると、添乗員がやってきて、隣に同じツアーの別の人がいるのにネパールの件について話をしてきました。

ジャンタル・マンタルに並ぶたくさんの石造天体観測儀


謝罪しろと本社から言われたから一応謝罪に来ているという感じ丸出しで、何が悪かったか分かっていない様子だし、言っている事も謝罪に聞こえず、「でも・・・」と言い訳ばかりが続きます。何を言っても暖簾に腕押し、今後に活かしてと言って話を切り上げました。既に、旅行会社の責任者とはメールでやり取りしていて、きちんとした対応してもらっているので、これ以上この添乗員と話をして不愉快になる必要もないのです。旅は天気と添乗員次第と言う言葉を久々に思い出しました。

次回はシティパレス、この旅最後の旅レポートになります♪

インド・ジャイプール(シティパレス)~デリー

2014/12/5 (6日目) 続き

10:40 ジャンタルマンタルから歩いてすぐのシティパレスへ移動します。ヴィーレーンドラ門から入り、男女別に手荷物のチェックを受けます。正面の建物は、ムバーラク・マハル、ゲストハウス(迎賓館)だった建物です。

シティパレスのムバーラク・マハル


近くで見るとすごくきれいな透かし彫りの彫刻がいっぱい、素敵な宮殿です。現在は博物館になっていて内部は写真撮影厳禁です(見つかったら罰金)。マハラジャなど王族が着た服などが展示されています。

ムバーラク・マハル


次は、ラージェーンドラ門をくぐって、現在も使われている宮殿エリアへ行きます。
このシティ・パレスは1729年にジャイ・シン2世が造った王宮で、先ほど見てきたアンベールから遷都してきて以来の現役の王宮です。

シティパレスラージェーンドラ門


門をくぐると、広い中庭の中央にディーワーネカース(写真右)があり、その奥に宮殿があります。ここもピンク・シティの王宮らしくピンク一色です。

ジャイプールのシティパレス


ディーワーネカースには大きな銀の水入れが飾られています。345gもあるそうです。マハラジャが旅をするときにガンジス川の水を入れて運んだそうで、イギリスまでもっていったという話です。

マハラジャの大水がめ


中庭を囲む建物の中には2011年まで使われていた会議場があるサバー・ニワースもあり、ここも現在博物館として公開されています。写真撮影はできず、美術的なコレクションや歴代のマハラジャの肖像画が飾られています。

最後に現役の王宮チャンドラ・マハルの正面中庭に入ります。現在のマハラジャはまだ子供で、先代に男子がいなかったため孫が後を継いだそうです。今日旗が一本なので今マハラジャは宮殿にいないらしいです。内部はもちろん非公開です。

チャンドラ・マハル


ちなみに、ゲストハウスの博物館で現在のマハラジャの母親、つまり先代のマハラジャの娘の写真を見ましたが、インド人とは思えない白さのものすごくきれいな女性でした。

マハラジャの居城チャンドラ・マハル


宮殿は外側はピンクですが、内側は青を多用した建物のようです。現在のマハラジャは漫画好きだそうです。

内側はブルーの装飾チャンドラ・マハル


このチャンドラ・マハルの前の中庭にはいくつかのきれいな門があります。くじゃくがモチーフになっています。

チャンドラ・マハルの中庭の門


見学のために出入りする門も、くじゃく門、この門に描かれている女性(写真中央上部)は、シタールという楽器をもった学問と音楽の神様だそうです。11:20 シティパレスを後にします。

孔雀門


11:30 最後のランチです。ビュッフェですが、多くの人がお粥を食べていました。どうやら、皆さま一通りお腹をやられたようです。私と旅ともさんは昨日、一昨日とホテルの食事にほとんど手を出していないせいか、最後まで大丈夫でした。ただ、どうしても炭水化物中心になってしまいタンパク質不足で力が湧きません。今度来るときはビーフジャーキーとかビタミン剤を持ってこようと反省です。

カレー三昧


12:15 レストランを出てデリーへ向かいます。
14:45 トイレ休憩にMUSKAN MIDWAYというホテルへ立ち寄ります。最後までこれはちょっとというトイレはありませんでした。そういう意味ではインドのメジャーなトライアングル観光は生モノさえ口にしなければ恐れるものはないかも知れません。

休憩したホテル


もうすぐ帰国と車窓風景を楽しみながらデリーまでの道行きを過ごします。空気は確かによくないですが、思ったほどでもありませんでした。車窓で見る地方の景色もそれほど混沌としているという感じもないし、道路も快適です。インドも急速に変わりつつあるのかも知れません。

ジャイプールからデリーへの車窓風景


16:35 ガソリンスタンドで最後のトイレ休憩を取ります。トイレは無料。ガソリンスタンドでは飲み物やお菓子などは売っていません。インドでもお金はかなり余ってしまいました。アルコールを飲まない人であれば、両替は1日500円分くらいあればいいのかも知れません。

デリーまでの車内ではインド紅茶の車内販売が行われていました。私たちはまた来る予定もあったので何も買いませんでしたが、日本で買うよりむしろ高いんじゃないかと思う値段設定でした。

デリーに入ったようです。近代的なビルが見えます。この数年でかなり土地が高騰し、土地を転がした人はかなりお金設けたそうです。

デリーには近代的ビルも


電車も見えます。エアポートメトロかな。インドの風景というよりドバイあたりの風景と見間違えるかのような景色です。こうなってくると都市部と田舎の格差は物凄いものになっていくでしょう。

デリーの都会的な街並み


17:55 デリー・インディラ・ガンディー国際に到着です。
日本語ガイドとお別れし、添乗員の案内でチェックインです。段取りが悪いので、物凄く時間がかかり二度手間三度手間で皆長時間立って待たされます。

セキュリティ超えてから、お弁当をもらう予定でしたが、要らないし待ちきれないので、一言いって解放してもらいラウンジで一休みします。

飛行機に乗る前にゲートで、ネパールの件のお詫びの品というのを渡されました。他の人ももらったというので受け取りました。すると、「ところで今回の観光地でどこが一番印象に残りましたかぁ?」とあっけらかんと聞いてきました。どこまで空気読めない人なんでしょう、何が印象にって、それはあなたの事でしょ、という気持でしたが、あきれて言葉に詰まりました。

話題を変えるために、今度の旅行では皆さん体調崩して大変でしたね、と言うと、「あー4、5人くらい体調崩したみたいですね」、と。はぁ、バスの中でもホテルでも、皆さん吐いていたの知らないんだ。あなたが注意喚起全然しなかったから、ウェルカムドリンクとかフルーツとか皆口にしちゃったしね。私達2人以外は皆お腹壊したんですよ、と言いそうになってこれも呑み込みました・・・。

21:15 AI-306便にて成田へ。

2014/12/6 (7日目)

7:55 成田に到着です。食べ物のせいもありましたが、なんだかとても疲れる旅行でした。栄養素の事を考えて準備しなくてはいけないなと痛感です。初めてのインド、ひとまず体的には大丈夫だったので、また他の場所にも行ってみようと思います。見どころは多そうですから。

ちなみに、阪急交通社からはきちんとした謝罪文と少しですが返金がありました。
ツアーの場合アンケートに何か不満を書いても個別に対応されることは基本的にはないので、何か問題があったらその場で言う、それでダメなら本社に電話させるのがベストです。また、後日でもお客様窓口などに連絡すれば、大手の場合は個別にきちんと対応してくれます。旅行会社側に非がある場合には泣き寝入りは今後のためにならないので、しっかり報告した方がいいですよね。

今回は、愚痴が多く混じりましたが、最後まで見て頂いてありがとうございました。これでインド・ネパールの旅レポートはおしまいです♪
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aya1103

Author:aya1103
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