スペイン・サンチャゴ巡礼路(オルビゴ橋~アストルガ)
2014/04/26 (7日目) 続き
13:40 レオンを出発し、巡礼の目的地と同じサンチャゴ・デ・コンポステーラを目指してバスは西へと進みます。巡礼路を走るので、時折車窓に巡礼者を見ることができます。午前中から午後早い時間であればこうした光景を見ることができるでしょう。

14:20 ツアーの予定には含まれていませんが、巡礼者が通る有名な橋を渡らせてくれるということで、オスピタル・デ・オルビゴという町でPhoto Stopを取ってくれました。人口1000人程度の小さな集落です。

巡礼路が通っているので、アルベルゲもあります。アルベルゲは巡礼宿です。
サンチャゴ巡礼にはちょっと憧れますが、巡礼手帳を持ってこういった大部屋の宿に泊まることはたぶんないと思うので、別の意味で敷居が高い存在です。

オルビゴ橋(パソ・オンローソ橋) です。13世紀に建造されたという19ものアーチが連なった長い歩行者用の橋です。巡礼者とは逆行する形で橋を渡ります。

橋はかなり長いものの、川幅はそれほどでもありません。上流にダムが建設されたことによって端の方にオルビゴ川が流れ、逆の端にもう1本の川が流れています。間は緑地となっていて、周辺に巣があるコウノトリが餌を求めて歩いていました。

巡礼者と逆行して橋を渡るので、橋の上で何人かの巡礼者とすれ違うことができました。巡礼の中でもひとつの重要な通過点なのでしょう。橋で休憩したり、記念写真を撮っていたりします。スイスから来たというイケメンのお兄さんと軽く話しをしましたが、とても爽やかなお兄さんでした。2、3日一緒に歩いてみたい衝動に駆られました。

徒歩の巡礼者は反対方面から来る歩行者に会うことが滅多にないためか、皆気さくに話してくれ、記念写真なども撮らせてくれました。この時間まだ歩いているということは、今日は先ほどのアルベルゲに泊まるのかも知れませんね。

オルビゴ橋(パソ・オンローソ橋) を渡りきったら、近くのロータリーで待ってくれているバスまで行きます。ほんの1kmほど巡礼路を逆行しただけですが、気持が晴れやかに、軽くなった感じがしました。

14:55 アストルガという町でトイレ休憩を取ります。30分の休憩になったので、町のプチ観光ができます。この巡礼路上の町にはガウディ設計の司教館があり、ローマの城壁の向こうにそのお城のような姿を見ることができます。

こちらがその司教館、現在は巡礼博物館です。まるでお城のようですが、そのデザインをめぐって教会側と対立し、ガウディは途中で製作をやめてしまったらしく一部は未完成なのだそうです。シエスタで内部は見学できませんでした。

ガウディの司教館の隣には、アストルガ大聖堂があります。ゴシック様式の立派な教会です。

大聖堂もシエスタで扉は閉まっていました。ですが、2つの素敵な建物を外観だけでも見れて満足な気持です。こういうトイレ休憩は大歓迎ですね。

この町では思いがけず、日本のツアーとすれ違いました。サンチャゴから東へ向かっているツアーで、やはり休憩に寄ったようです。今回唯一見かけた日本のグループでした。北スペインに行くツアーはそう多くはないので、お互い久しぶりにあった日本人の旅人同士しばし歓談を楽しみました。
15:25 アストルガを出発し、ひたすら西を目指します。段々と山が近くなり、巡礼路を外れたのか、それにもう巡礼者が歩く時間ではないからか、巡礼者を見かけることがなくなりました。

さらに山が深くなってきました。巡礼路がどこにあるにしろ、平坦な道ではあり得ないことが想像されます。町やその周辺は歩けそうな気もしますが、巡礼はそんな簡単なことではなさそうです。日本では四国のお遍路など巡礼は高齢者が多い印象ですが、サンチャゴ巡礼は体力がかなり必要そうです。既に自信がないです・・・。

17:00 山間部のドライブインでトイレ休憩です。今日は長距離移動なのでドライバーに30分の休憩を取らせる必要もあります。カフェ・コンレチェ1.1ユーロでゆっくりコーヒータイムです。

次回はモンテ・ド・ゴゾ~サンチャゴ・デ・コンポステーラをレポートの予定です♪
13:40 レオンを出発し、巡礼の目的地と同じサンチャゴ・デ・コンポステーラを目指してバスは西へと進みます。巡礼路を走るので、時折車窓に巡礼者を見ることができます。午前中から午後早い時間であればこうした光景を見ることができるでしょう。

14:20 ツアーの予定には含まれていませんが、巡礼者が通る有名な橋を渡らせてくれるということで、オスピタル・デ・オルビゴという町でPhoto Stopを取ってくれました。人口1000人程度の小さな集落です。

巡礼路が通っているので、アルベルゲもあります。アルベルゲは巡礼宿です。
サンチャゴ巡礼にはちょっと憧れますが、巡礼手帳を持ってこういった大部屋の宿に泊まることはたぶんないと思うので、別の意味で敷居が高い存在です。

オルビゴ橋(パソ・オンローソ橋) です。13世紀に建造されたという19ものアーチが連なった長い歩行者用の橋です。巡礼者とは逆行する形で橋を渡ります。

橋はかなり長いものの、川幅はそれほどでもありません。上流にダムが建設されたことによって端の方にオルビゴ川が流れ、逆の端にもう1本の川が流れています。間は緑地となっていて、周辺に巣があるコウノトリが餌を求めて歩いていました。

巡礼者と逆行して橋を渡るので、橋の上で何人かの巡礼者とすれ違うことができました。巡礼の中でもひとつの重要な通過点なのでしょう。橋で休憩したり、記念写真を撮っていたりします。スイスから来たというイケメンのお兄さんと軽く話しをしましたが、とても爽やかなお兄さんでした。2、3日一緒に歩いてみたい衝動に駆られました。

徒歩の巡礼者は反対方面から来る歩行者に会うことが滅多にないためか、皆気さくに話してくれ、記念写真なども撮らせてくれました。この時間まだ歩いているということは、今日は先ほどのアルベルゲに泊まるのかも知れませんね。

オルビゴ橋(パソ・オンローソ橋) を渡りきったら、近くのロータリーで待ってくれているバスまで行きます。ほんの1kmほど巡礼路を逆行しただけですが、気持が晴れやかに、軽くなった感じがしました。

14:55 アストルガという町でトイレ休憩を取ります。30分の休憩になったので、町のプチ観光ができます。この巡礼路上の町にはガウディ設計の司教館があり、ローマの城壁の向こうにそのお城のような姿を見ることができます。

こちらがその司教館、現在は巡礼博物館です。まるでお城のようですが、そのデザインをめぐって教会側と対立し、ガウディは途中で製作をやめてしまったらしく一部は未完成なのだそうです。シエスタで内部は見学できませんでした。

ガウディの司教館の隣には、アストルガ大聖堂があります。ゴシック様式の立派な教会です。

大聖堂もシエスタで扉は閉まっていました。ですが、2つの素敵な建物を外観だけでも見れて満足な気持です。こういうトイレ休憩は大歓迎ですね。

この町では思いがけず、日本のツアーとすれ違いました。サンチャゴから東へ向かっているツアーで、やはり休憩に寄ったようです。今回唯一見かけた日本のグループでした。北スペインに行くツアーはそう多くはないので、お互い久しぶりにあった日本人の旅人同士しばし歓談を楽しみました。
15:25 アストルガを出発し、ひたすら西を目指します。段々と山が近くなり、巡礼路を外れたのか、それにもう巡礼者が歩く時間ではないからか、巡礼者を見かけることがなくなりました。

さらに山が深くなってきました。巡礼路がどこにあるにしろ、平坦な道ではあり得ないことが想像されます。町やその周辺は歩けそうな気もしますが、巡礼はそんな簡単なことではなさそうです。日本では四国のお遍路など巡礼は高齢者が多い印象ですが、サンチャゴ巡礼は体力がかなり必要そうです。既に自信がないです・・・。

17:00 山間部のドライブインでトイレ休憩です。今日は長距離移動なのでドライバーに30分の休憩を取らせる必要もあります。カフェ・コンレチェ1.1ユーロでゆっくりコーヒータイムです。

次回はモンテ・ド・ゴゾ~サンチャゴ・デ・コンポステーラをレポートの予定です♪