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スペイン・サンセバスチャン(バル体験&モンテイゲルド)

2014/04/22 (3日目) 続き

20:00過ぎ、美食の町サン・セバスチャンの旧市街を、感じのいいバルを探して歩きます。よく雑誌でも取り上げられるような老舗や人気の店など特に狙いがある訳ではなく、私の言う感じのいい、は程よく混んでいて、ピンチョスがおいしそうに見える店です。

サン・セバスチャン旧市街


何件かマークしながら、通った道の中で一番感じがいいと思ったバルへ戻りました。Gandarias Jatetxeaというお店です。カウンターにたどり着けないほどは混んでいないけど、かなり賑わっていて雰囲気がいいです。サンタ・クララ教会近く、31 de Agostoという通り沿いです。さぁ、ドキドキのバル体験です(初めてじゃないですが)。

サン・セバスチャンのバルGandarias Jatetxea


まずはカウンターの隙間に陣取って、店員と目を合わせます。混んでる店では、人をかきわけてでもカウンターに行きます。何か作業中の店員と目があえば、新しい客として認識され、手が空き次第注文を聞いてくれます。最初に頼むのは飲み物です。

Gandarias Jatetxea店内


私はバスクの地ワイン「チャコリ」を頼みます。白の超微発泡、軽めのワインなので、体調のよろしくない私にもぴったり。エスカンシアールという注ぎ方で高い所から入れるのでこれも必見です。注文は英語でも大丈夫、スペイン語でも簡単、チャコリ ポル ファボール。

Gandarias Jatetxeaでチャコリを頼む


飲み物を作ってもらっている間に、ピンチョスを選んでおきます。地元の人は勝手に取って後で自己申告というのがバスクの流儀らしいですが、観光客は指差しで店員に取って貰うのが一番安全です。よそ者には皿を渡してくれます。

ピンチョスはパンに何かが載っているものが圧倒的に多いです。パンがない方がたくさん試せるんですが、取り易さ食べ易さの点で多いのでしょう。左奥はグーラスといううなぎの稚魚形かまぼこです。右のはチーズで、これを指差したら、温める?と英語で聞いてくれたのでお願いしました。店員さんは愛想がよくテキパキしてます。

Gandarias Jatetxeaのピンチョス


この店は、後ろに立ち飲みスペースがあったので、そちらに移動してゆっくりバル体験を楽しみます。奥にはテーブル席もあったのでゆっくり食事したい人にもよさそうです。店を移動するほど時間はなかったので、結局2人で飲み物3杯、ピンチョス7品を楽しみました。

もうこれ以上は注文しないという時点で、いつでも店を出れるように会計しておきます。店員は誰が何を注文したか、都度レジを売っているみたいで、すんなりレシートをくれます。4回くらいカウンターに行ってるのに正確な内容でした。といっても、品数があっていたという事しかわかりませんが。

レシートを見てから、お支払い、全部で20€(端数はチップ)でした。ちなみに割り勘という考え方はないので一人が払います。旅ともさんが奢ってくれました。複数人でいく場合、支払いなどに不安があれば、支払い担当が代表して注文すると間違いはないでしょう。

20:50 マリア・クリスティーナホテル前に戻り、バスでホテルへ帰ります。時間が足りないという人は自分たちでタクシーで帰るのもアリですが、結局みなさん戻ってきたようです。話を聞くに、バル巡りをできた人は少なく、トイレ探してうろうろしてたとか、スーパーに行って買い物してきたとか、そんな人も多かったです。またのんびり来たいサン・セバスチャンでした。

サン・セバスチャンの町並み


バスがコンチャ湾を通りかかったとき、ちょうど夕日が沈む瞬間、車窓からではありますが、美しい景色が見れました。サン・セバスチャンの夜はこれからが本番という時間です。

コンチャ湾で見るサンセット


21:10 ホテル帰着。薬と有酸素運動のせいですっかり気分が治り、バルにも行けたので満足な一日となりました。

2014/04/23 (4日目)

8:00 ホテルで朝食です。スペインの旅の楽しみのひとつに朝食があります。ツアーで泊まるようなそこそこのホテルでは大抵生ハムがあります。要するに本場で生ハム食べ放題なわけです。塩分には注意が必要ですが。パンもモチモチでおいしいです。

パラシオ・デ・アイエテの朝食


9:00 ホテルを出発し、モンテ・イゲルドに向かいます。昨日上ったモンテ・ウルグルとはコンチャ湾を挟んで反対側にある丘です。ホテルが近ければ、コンチャ湾を朝散歩するのも気持ち良さそうです。

コンチャ湾とモンテ・イゲルド


9:20 モンテ・イゲルドの上に到着。ここで20分のフリータイムです。モンテ・イゲルドの展望台は遊園地になっていて入場料2.2€(ツアーに込み)です。

モンテ・イゲルドの展望スポットは遊園地


モンテ・イゲルドからの眺めです。ちょっと曇っているのが残念。晴れていても朝なら逆光になるようですが・・・。コンチャ湾とサン・セバスチャンの街並みが一望できます。個人的には、モンテ・ウルグルから昨夜見た景色の方が好きかな、海の色もきれいだったし。

モンテ・イゲルドからのコンチャ湾の眺め


その昨日行った反対側の丘、モンテ・ウルグルです。旧市街から歩いて上れるのでオススメです。入場料もないし。

モンテ・ウルグルとモタ城


モンテ・ウルグルの右がサン・セバスチャンの旧市街です。
少し奥の方は緑豊かな山が連なっていて、実際目で見た景色はなんだかとても幻想的に見えました。

モンテ・イゲルドから見たサン・セバスチャン旧市街


コンチャ湾沿いに目を向けると、海岸から一歩入った所は広々とした公園が広がっています。そして海岸沿いに立ち並ぶ家々はどれもこれも豪邸ばかりです。高級避暑地、なのですね。バスクには、独自の文化とバスク語があり、民族も違うし、ハイソな香りが漂っていて、これまで訪れたスペインとは全然違うなと実感しました。

コンチャ湾沿いの高級住宅街


9:40 サン・セバスチャンの短い滞在を終え、次はピカソの絵で有名なゲルニカへと向かいます。

モンテ・イゲルドからのサン・セバスチャン全景


次回はゲルニカをレポートします♪

スペイン・ゲルニカ

2014/04/23 (4日目) 続き

サン・セバスチャンからの車窓は緑の丘陵地帯が続いていましたが、ゲルニカに近付くにつれ景色が一変、高い山が現れ始め、清々しい景色が広がります。これから行くゲルニカはピカソの絵画で有名ですが、空爆された町、そんな不幸を感じさせない風景です。

サン・セバスチャンからゲルニカの間の車窓景色


10:55 サン・セバスチャンから45分、ゲルニカに到着です。大きな公園脇でバスを降ります。空爆の日が3日後だからか、何台もの観光バスが停まっていました。この公園でトイレを借りてから観光です。池には魚やカモ、亀がたくさんいるのんびりした所です。

ゲルニカの公園


日程ではビルバオに向かう途中ゲルニカに立ち寄りますとだけ記述がありました。ピカソの絵のレプリカを絵の題材の町で見ましょうということです。ゲルニカの議事堂の前を通ります。バスクの自治の起源とも言われる場所です。

ゲルニカのバスク議事堂


議事堂の脇には2代目のゲルニカの木が保存されています。ミイラ化してます。中世からオークの木の下で集会を行い、独立の宣言をしたこともあることからバスクの自治の象徴とされています。約300年を生きた2代目の木は、古い木として大事に囲われ保存されています。

2代目ゲルニカの木、古い木


突き当たりで道を曲がると、大きな教会があります。1937年の空襲の後に修復されたものです。

ゲルニカの教会


教会からそのまま少し行ったところに見えてきました、ゲルニカの複製です。集合住宅らしき建物の前のT字路にあります。実物をマドリッドのソフィア王妃芸術センターで見たことがありますが、ここではタイルの壁画として再現されています。

ピカソのゲルニカのレプリカ


1937年4月26日スペイン内戦でナチス・ドイツにより無差別の空爆を受け、町の約1/3が犠牲になったという悲劇をピカソが描いたものです。美術館で見ると暗くて圧倒され、あまり長く見ていられないものでしたが、青空の下ではゆっくりとその表現を見ることができます。

ゲルニカにあるゲルニカ


ゲルニカのレプリカを背にすると、ゲルニカの駅へ続く道が伸びています。静かで落ち着いた町という印象です。

ゲルニカの町並みゲルニカ駅から伸びる道


レプリカを見た後は来た道を戻ります。道端のマークを目にして添乗員が説明をします。サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道の目印です。私たちの旅もサンチャゴ・デ・コンポステーラへ向かっているので、これからこの帆立貝(サンチャゴ=ヤコブ)のマークを頻繁に目にすることでしょう。

サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道の道しるべ


議事堂の前まで来て、予定にないけどちょっと寄って行きましょうと嬉しいサプライズがありました。皆がゆっくり歩いて公園のトイレに寄っている間にちらっと覗きに来ようと思っていた私は胸をなでおろします。

バスク議事堂入り口


狭い入り口から入ると、一人一人に立派なブローシャーをくれました。入場無料なのにすごいサービスです。ここが爆撃を逃れた議事堂です。楕円形で、大きくはないものの、立派な造りです。バスクの英雄の絵がずらっと並びます。

バスク議事堂内部


英雄のポートレートの上にはバスクの生活が描かれたステンドグラスがあるのですが、これらの作品がまた素晴らしいものです。構図や色使い、絵付けも丁寧な作業がうかがえます。

バスク議事堂のステンドグラス


議事堂を出ると、現役のゲルニカの木があります。このオークの木はまだ若く、2005年に4代目として植え替えられたものです。3代目の息子の木はゲルニカ空爆を生き延びたものの菌病にやられたため現在は4代目に変わり、まだ30歳前の若木なのです。

ゲルニカの木


ビルバオの木から再び屋内に入ると、巨大な天井のステンドグラスに圧倒されます。ここは元々は中庭だった場所だそうですが、天井全体がステンドグラスでできていて、ゲルニカの木が描かれています。これは首が疲れますが、一見の価値があります。

巨大な天井ステンドグラス


議事堂の見学を終えて外へ出ると、旗が4本ひらめいていました。バスクの旗にはちゃんとゲルニカの木が描かれているのですね。天気がよく、もう暑いくらいのゲルニカでの滞在でした。

バスクの旗


11:50 ゲルニカを後にし、次はビルバオに向かいます。

次回はビルバオをレポートします♪

スペイン・ビルバオ

2014/04/23 (4日目) 続き

12:35 ゲルニカからバスで45分、バスクの大都市ビルバオに到着です。予約したホテルのレストランが開くのが13:00ということで、ロビーでしばし休憩です。バルセロ ネルビオン(Barcelo Bilbao Nervion)というモダンな4つ星ホテルはネルビオン川沿いの美しい街並みの中にあります。

ビルバオの町並み


13:00 バルセロ ネルビオンのレストランでランチです。野菜スープ、おいしいパン、イカとエビのフライ、メインはお魚、食後にケーキ盛り合わせ、コーヒー。おしゃれなランチでさすが美食で知られた街です。その割にグラスワイン2€と良心的でした。

お箸まで添えられた心遣い


14:20 レストランから歩いて観光へ向かいます。といっても、予定はグッゲンハイム美術館の外観のみ、です。ネルビオン川の向こうに見える2棟のモダンなビルは、イソザキ・アテアといわれる複合施設で、ビルの上階はコンドミニアム、日本人建築家の磯崎新の設計です。

イソザキ・アテア


ネルビオン川にかかる歩行者専用の橋、スビスリ橋(ZUBIZURI)を渡ります。サンティアゴ・カラトラバの設計で、橋自体が曲線になっていて、渡らずにはいられない存在です。曲線が特徴的な点では山中温泉のあやとり橋を思い起こしますが、より不安定そうです。

ビルバオ、曲線使いのスビスリ橋


街の中心を流れるネルビオン川は、ゆとりのある遊歩道を伴っていて、近代的でお金のかかった街作りを感じます。バスクの高潔さを感じる街です。

スビスリ橋から見たビルバオの町並み


スビスリ橋を渡ってまっすぐ西に歩くと、グッゲンハイム美術館の裏側辺りに出ます。美術館の周りには数々のアート作品があり、美術館に興味がない人や時間がない人もそれなりに楽しめます。このスパイダーはルイーズ・ブルジョアの作品、ママン。

ルイーズ・ブルジョアの作品、ママン、巨大な蜘蛛のオブジェ


六本木ヒルズ他世界の9ヶ所にこのシリーズ作品がある有名な作品です。下から見上げると大理石の卵が入っています。だからママン?と思って調べると、自分の母親に捧げた作品だったようです。蜘蛛は賢く、病気を媒介する蚊を捕食することから自分を守ってくれる母親に見立てたようです。

卵が入っているママン


美術館はアメリカのグッゲンハイム美術館の分館として1997年に開館したもので、建物そのものが建築家フランク・ゲーリーの作品と言えます。チタニウムやガラスなどが使われ、非常に複雑な形状をしています。とにかくカーブが多いのは特徴です。

グッゲンハイム美術館


美術館は川沿いに建っており、周辺一体を使った芸術です。不況に悩んでいた街がアートによる都市再生プロジェクトによって建てたもので、観光客も激増しているので大成功と言えるでしょう。川向こうの建物は大学の建物です。

グッゲンハイム美術館周辺


美術館の中を通って、正面玄関へ回ると、正面のテラスには花で飾られた子犬のオブジェ、パピー(Puppy)があります。子犬というには巨大な12.4mの高さで、美術館の番犬のようです。アメリカ人美術家のジェフ・クーンズの作品です。

グッゲンハイム美術館とパピー


横から見ると犬っぽく見えるかな。ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなんだそうです。花は年に2回植え替えをし、4000本くらい使われているそうです。今やビルバオの顔ともいうべき存在です。

ビルバオ旧市街とパピー


パピーが見つめる先は旧市街です。ここは1泊したい街ですね・・・。ランチに寄ったついでに有名な美術館を外観見るだけ、だったのはちょっと残念です。いつかまた来て、この旧市街を散策したいです。

ビルバオ旧市街の町並み


15:00 バスに乗り、ネルビオン川の河口にあるビスカヤ橋へと向かいます。トンネルを通ってアスア谷へ行くと、ほとんど開発されていないので緑が多くなります。空港もこの周辺です。

緑の多いアスア谷


ビスケー湾の港が見えてきました。ビルバオの中心から車で20分かかったので、思っていたより距離があります。

ネルビオン川河口


この辺りは19世紀の別荘群があって、すごいゴージャス感がある地域です。まるでお城の建物がゴロゴロ、です。

ネルビオン川河口は19世紀の別荘地


次回は世界文化遺産のビスカヤ橋をレポートします♪
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