キルギス・ビシュケク
2013/10/09 (6日目) 続き
9:00 チョン・ケミンのゲストハウスを出て、キルギスの首都ビシュケクへと向かいます。
しばらくは山道を走ります。昨日も通った道で、泊まるためだけに山あいの村まで往復した感じです。

10:20 恒例のトイレ休憩です。基本的に青空トイレばかりなので、4回に1回くらいしか私はしませんでしたが、いろいろ分かってきたことがあります。青空トイレは想像以上に難しいということです。ということで青空トイレについてちょっと語ってみたいと思います。
まず、見通しが良すぎると、隠せません。折り畳み傘じゃ隠せる角度は90度未満。かといって、草木が生い茂る所は、しゃがむのに適していません。草や木が突き刺さるんじゃないか、危ないのです。たまに良い場所を見つけると、そこは既にトイレとして何度も使われている形跡、つまりティッシュだけならともかく大が転がっていたりするわけです。

ちなみに、紙は土や草に埋めますが、やはり土に返るには相当に時間がかかるので、トイレスポットは大自然といっても、大抵ティッシュが散乱していたりして足元は汚いことが多いのです。
慣れた人は「大丈夫よー」と言ってテキパキ済ませてますが、実は全然大丈夫じゃありません。そう言っている方、はっきり言って、丸見え、です。どんな下着かはもちろん、全部、見えてます・・・。大丈夫、の意味が違うんだと私は思いました。
で、唯一、この人うまい、と思った女性を見つけました。いつも人よりちょっと奥へ行きます。そして、傘も使った上で、不透明のポンチョを被っているので、彼女のは下着すら垣間見ることはありませんでした。帰国後、すぐにポンチョを買いに行ったのは言うまでもありません。その長さは中腰にぴったりで、手も動かしやすく最適です。
それにしても、女性の日があたったら、まずこんな旅は無理だ、と痛感しました。女性じゃなくても、完全にしゃがめないので、中腰になり、足腰がちゃんとしてないと難しいし、基本青空トイレの国にはもう行かないと強く思った次第です。そういう国に限ってお腹も壊すしね・・・。
さて、話が随分それてしまいました。主要道路に出てからはひたすら大自然の中を走ります。ときどき、道端で野菜などを売っています。農協のようなものはないので、農家の人は直接、道やバザールで売るとか隣国へ運んで売るとか自分で販路を探すのだそうです。

ビシュケクの近くへ来ると、やっと町らしくなってきました。ちなみに、国内の長距離は大きなバスじゃなくて、バンみたいなのらしいです。長距離でもトレイ休憩なんてないので、トイレ行きたくなったら、ドライバーに止めてもらって、自分で場所探すんだそうです。個人旅行は大変そうです。

11:30 国立歴史博物館に着きました。ここは元々観光に入っていなかったのですが、カラコルへ行かなかったので代替観光のために来ました。いかにも旧ソ連的な、つまり大きくて簡素な四角い建物です。1957年の博物館だそうです。

この博物館は写真撮影は200ソム(ただし、撮影するほどの展示品はない)。2Fはソ連時代、3Fはキルギスの歴史と文化みたいな展示ですが、見ごたえのあるものはありません。ガイドの説明も、展示品の説明より、キルギスについての説明、でした。時間が余ったので、時間つぶしをしているという感じです。博物館に来て展示品を説明せず、時々移動して歴史の話とかするんです。

トイレは地階にあり、1Fには小さなお土産屋さんがあります。キルギスで所謂お土産屋さんは他では見なかったので、珍しいです。ドル払いもOKです。後半フリータイムでは皆展示品は見ずにお土産屋を見て歩いていました。

12:35 博物館を出て、博物館前のアラトー広場を少し歩きます。右に移っている像はマナス像といって、キルギス民族の1000年以上前の英雄です。よほど好きだと見えてあらゆる所で像を見ますが、日本で言うと聖徳太子くらいの伝説の人みたいです。広場の国旗の前には警備兵が立っていて、なかなかイケメンでした。

13:00 ビシュケク市内のきれいなレストランでLunchです。絶対はずせないトマトときゅうりのサラダ、スープ、にビーフの串焼き。食後にケーキとお茶。今日はカラコル観光で、夜ビシュケクに入る予定だったので、ちょっといいレストランに案内して、のんびり食事させているという様相です。

14:20 市民の台所と言われるオシュ・バザールに来ました。食料品が中心の大きな市場です。15:00集合で自由見学となりました。物の値段などを見ながら一人で歩き回ります。物価は東南アジアほどは安くないですし、品質がイマイチで何かを買おうという気にはなれません。お米の種類がすごくたくさんあったのが印象的でした。

周辺は日用品などが売っていました。それにしても驚いたのは、バザールを行きかう人々です。顔つき、服装、とにかくバラバラ。この季節だし、ほぼ全員この周辺の住民なのでしょうけど、余所者と区別が付かない状況です。自分も外国人に思えないくらい、何でもアリという感じに見えました。

15:30 バスで移動し、中央郵便局にやってきました。実はキルギスからの国際郵便は、ホテルや町に設置されているポストに入れても届かないのだそうです。この中央郵便局の国際ポストに投函しないといけないということで、営業時間内にここへ来る必要があるのだそうです。自分宛の絵葉書を直接投函しました(約1ヵ月後届きました)。

15:50 ツアー参加者の要望もあって、ホテルへ帰る前にスーパーマーケットへ寄ってもらいました。大きめの世界中どこにでもありそうなちゃんとしたスーパーです。10ドル相当以上ならクレジットカードもOKですが、アルコールは置いていません。ここで買い物の途中で全面停電がありました。10秒ほどで復旧しましたが真っ暗で怖かったです。

16:55 Arr HTL
3日前に泊まったアク・ケメに戻ってきました。前回暑かったので、部屋に入ってすぐにエアコン切って、窓を開けました。安心の洋式トイレを使ったら、水が流れません。タンクをのぞいたら空です。ペットボトルで水を補給し流したら、給水し始めた模様。これで給水しなかったら、人を呼ぶ、というのが経験から学んだことです。
まだ明るいので、近所に一人で散歩に出かけたら、5分くらい歩いたところに小さな商店を見つけました。今回体調不良でアルコールも飲めなかったしと、お土産用にビールを購入しました。

18:45 集合でバスでRSTへ向かいます。この日、初めてバスのドライバー(2名)がずっとバスで寝泊りしていたことを知りました。その国の習慣とか違うんでしょうが、日本の旅行社が容認しているってのもどうなの?と考えてしまいました。残っていた日本のお菓子はドライバーさんに全部あげる事にしました。
19:15 DNR@RST
久しぶりに中華です。おかずの種類があるのはうれしいです。

20:30 ホテル帰着。
次回はカザフスタンのアルマトイをレポートします♪
9:00 チョン・ケミンのゲストハウスを出て、キルギスの首都ビシュケクへと向かいます。
しばらくは山道を走ります。昨日も通った道で、泊まるためだけに山あいの村まで往復した感じです。

10:20 恒例のトイレ休憩です。基本的に青空トイレばかりなので、4回に1回くらいしか私はしませんでしたが、いろいろ分かってきたことがあります。青空トイレは想像以上に難しいということです。ということで青空トイレについてちょっと語ってみたいと思います。
まず、見通しが良すぎると、隠せません。折り畳み傘じゃ隠せる角度は90度未満。かといって、草木が生い茂る所は、しゃがむのに適していません。草や木が突き刺さるんじゃないか、危ないのです。たまに良い場所を見つけると、そこは既にトイレとして何度も使われている形跡、つまりティッシュだけならともかく大が転がっていたりするわけです。

ちなみに、紙は土や草に埋めますが、やはり土に返るには相当に時間がかかるので、トイレスポットは大自然といっても、大抵ティッシュが散乱していたりして足元は汚いことが多いのです。
慣れた人は「大丈夫よー」と言ってテキパキ済ませてますが、実は全然大丈夫じゃありません。そう言っている方、はっきり言って、丸見え、です。どんな下着かはもちろん、全部、見えてます・・・。大丈夫、の意味が違うんだと私は思いました。
で、唯一、この人うまい、と思った女性を見つけました。いつも人よりちょっと奥へ行きます。そして、傘も使った上で、不透明のポンチョを被っているので、彼女のは下着すら垣間見ることはありませんでした。帰国後、すぐにポンチョを買いに行ったのは言うまでもありません。その長さは中腰にぴったりで、手も動かしやすく最適です。
それにしても、女性の日があたったら、まずこんな旅は無理だ、と痛感しました。女性じゃなくても、完全にしゃがめないので、中腰になり、足腰がちゃんとしてないと難しいし、基本青空トイレの国にはもう行かないと強く思った次第です。そういう国に限ってお腹も壊すしね・・・。
さて、話が随分それてしまいました。主要道路に出てからはひたすら大自然の中を走ります。ときどき、道端で野菜などを売っています。農協のようなものはないので、農家の人は直接、道やバザールで売るとか隣国へ運んで売るとか自分で販路を探すのだそうです。

ビシュケクの近くへ来ると、やっと町らしくなってきました。ちなみに、国内の長距離は大きなバスじゃなくて、バンみたいなのらしいです。長距離でもトレイ休憩なんてないので、トイレ行きたくなったら、ドライバーに止めてもらって、自分で場所探すんだそうです。個人旅行は大変そうです。

11:30 国立歴史博物館に着きました。ここは元々観光に入っていなかったのですが、カラコルへ行かなかったので代替観光のために来ました。いかにも旧ソ連的な、つまり大きくて簡素な四角い建物です。1957年の博物館だそうです。

この博物館は写真撮影は200ソム(ただし、撮影するほどの展示品はない)。2Fはソ連時代、3Fはキルギスの歴史と文化みたいな展示ですが、見ごたえのあるものはありません。ガイドの説明も、展示品の説明より、キルギスについての説明、でした。時間が余ったので、時間つぶしをしているという感じです。博物館に来て展示品を説明せず、時々移動して歴史の話とかするんです。

トイレは地階にあり、1Fには小さなお土産屋さんがあります。キルギスで所謂お土産屋さんは他では見なかったので、珍しいです。ドル払いもOKです。後半フリータイムでは皆展示品は見ずにお土産屋を見て歩いていました。

12:35 博物館を出て、博物館前のアラトー広場を少し歩きます。右に移っている像はマナス像といって、キルギス民族の1000年以上前の英雄です。よほど好きだと見えてあらゆる所で像を見ますが、日本で言うと聖徳太子くらいの伝説の人みたいです。広場の国旗の前には警備兵が立っていて、なかなかイケメンでした。

13:00 ビシュケク市内のきれいなレストランでLunchです。絶対はずせないトマトときゅうりのサラダ、スープ、にビーフの串焼き。食後にケーキとお茶。今日はカラコル観光で、夜ビシュケクに入る予定だったので、ちょっといいレストランに案内して、のんびり食事させているという様相です。

14:20 市民の台所と言われるオシュ・バザールに来ました。食料品が中心の大きな市場です。15:00集合で自由見学となりました。物の値段などを見ながら一人で歩き回ります。物価は東南アジアほどは安くないですし、品質がイマイチで何かを買おうという気にはなれません。お米の種類がすごくたくさんあったのが印象的でした。

周辺は日用品などが売っていました。それにしても驚いたのは、バザールを行きかう人々です。顔つき、服装、とにかくバラバラ。この季節だし、ほぼ全員この周辺の住民なのでしょうけど、余所者と区別が付かない状況です。自分も外国人に思えないくらい、何でもアリという感じに見えました。

15:30 バスで移動し、中央郵便局にやってきました。実はキルギスからの国際郵便は、ホテルや町に設置されているポストに入れても届かないのだそうです。この中央郵便局の国際ポストに投函しないといけないということで、営業時間内にここへ来る必要があるのだそうです。自分宛の絵葉書を直接投函しました(約1ヵ月後届きました)。

15:50 ツアー参加者の要望もあって、ホテルへ帰る前にスーパーマーケットへ寄ってもらいました。大きめの世界中どこにでもありそうなちゃんとしたスーパーです。10ドル相当以上ならクレジットカードもOKですが、アルコールは置いていません。ここで買い物の途中で全面停電がありました。10秒ほどで復旧しましたが真っ暗で怖かったです。

16:55 Arr HTL
3日前に泊まったアク・ケメに戻ってきました。前回暑かったので、部屋に入ってすぐにエアコン切って、窓を開けました。安心の洋式トイレを使ったら、水が流れません。タンクをのぞいたら空です。ペットボトルで水を補給し流したら、給水し始めた模様。これで給水しなかったら、人を呼ぶ、というのが経験から学んだことです。
まだ明るいので、近所に一人で散歩に出かけたら、5分くらい歩いたところに小さな商店を見つけました。今回体調不良でアルコールも飲めなかったしと、お土産用にビールを購入しました。

18:45 集合でバスでRSTへ向かいます。この日、初めてバスのドライバー(2名)がずっとバスで寝泊りしていたことを知りました。その国の習慣とか違うんでしょうが、日本の旅行社が容認しているってのもどうなの?と考えてしまいました。残っていた日本のお菓子はドライバーさんに全部あげる事にしました。
19:15 DNR@RST
久しぶりに中華です。おかずの種類があるのはうれしいです。

20:30 ホテル帰着。
次回はカザフスタンのアルマトイをレポートします♪