ニカラグア・レオン②
2013/04/03 (3日目) 続き
8:25 カテドラルの北側にある小さな広場へやってきました。中央にあるのは革命記念碑です。赤と黒の旗はサンディニスタア民族解放戦線(FSLN)のもの、この名前と旗のイメージから革命的な匂いが漂います。FSLNの本拠地ということもあって、この町の周囲でも電信柱とかが赤と黒に塗られ、FSLNへの支持のしるしを表しています。

さて、この町の観光のメイン、カテドラル(レオン大聖堂)です。中央公園から正面写真を撮ろうとしますが、かなり距離を取らないと全景が入りません。さすが中米最大級の教会です。
2011年世界遺産(文化遺産)に登録されています。

ずんぐりした概観ですが、地震対策のためでしょう。1747年から100年かけて建立された歴史ある教会で、近くで見ると外壁もかなり傷んでいます。

内部は広く、白を基調としたきれいな教会です。ニカラグアの教会のあちこちで見た「神輿」のようなものが飾ってあります。説明を失念しましたが、祭事でかつぐもののようで、キリスト像やマリア像を花で飾ってあって、日本の神輿のような担ぎ棒が取り付けられています。
イースターで使ったのでしょうか、花が新しいです。ここではお祭りも多いのだそうです。

こちらはこの教会で一番古いキリスト像。パナマから持ってきたという古いキリスト像でオリジナルなのだそうです。ニカラグアのキリスト教の初期からあるものなのでしょう。

カテドラルの祭壇の脇には、ニカラグアの国民的詩人ルベン・ダリオのお墓があります。写真手前、柵がある部分です。悲しそうなライオン像が墓守をしています。

このほかにもこの教会には地下にいくつかの墓所があるようで、床にある扉がいくつか開いていました。特別に予約制か何かで見学を受け付けているようでした。

カテドラルの中を見ていると脇のドアから隣の古い建物が見えました。ニカラグアで最も古い学校なのだそうです。

さて、この後カテドラルの塔に上らせてもらいましょうということになりましたが、危ないからダメと言われてしまったようです。正面の塔ではなく代わりに別のところに案内してくれることになりました。
教会内の奥まで行き、狭い階段や通路を通ってカテドラルの上にやってきました。大した高さではないですが、グラナダと同じで周囲に高い建物がまったくないため素晴らしい景色を眺めることができます。遠くにはサンクリストバル火山も見え、目を凝らすと煙が立ち上っているのが見えました。

ほとんどの建物は平屋、突き出て見えるのは大抵教会の塔などしかありません。遠くの山に至るまでかなりの見通しがききます。手前の大きな屋根の塊は中央市場です。火山と緑に囲まれた町、暑いですが、とても清々しい気分です。

こんな風に何の柵もない屋根の上を歩いてくるような場所でした。長年ガイドをやっているという現地ニカラグアのガイドもここへ上ったのは初めて、と言っていました。世界遺産のカテドラルで特別な場所に入れてもらったのはいい思い出になりました。

カテドラルを出た後は、ルベンダリオ博物館(ルベン・ダリオが住んでいた家)まで行きます。博物館はまだ開いていないので概観を見てホテルへ戻ります。ここまで2時間の徒歩観光、万歩計をもっている人が1万2000歩も歩いたと言っていました。普段運動しない私なのでこの暑さの中では限界でした。
ホテルへ戻る途中、写真を撮りながら最後尾を歩いていたら、地面から突き出ていたつぶれたパイプに激突してしまい、足に激痛が走りました。豊富なお肉がダメージを受け止めましたが、ひどいあざができるだろうなと前をよく見て歩かなかったことを後悔しました。暑いとついぼんやりしてしまいがちです。
カラフルなレオンの町並を最後に楽しみながら歩いていると、いきなり現地人と思わしきおばちゃんに話しかけられました。スペイン語です。全然わからないのに、通じてないのを悟らず延々と話続けたおばちゃん。商売人のようではなかったので好きなだけしゃべらせましたが、一人で歩いていたアジア人を見つけ道案内でもしていたのでしょうか。

ホテルでトイレ休憩の後、バスに乗り、少し離れたカルバリオ教会へ向かいます。
9:40 カルバリオ教会につきましたが、既に歩きつかれているので、概観はバスから見えるからもう降りない、という人が何人かいました。赤と白のきれいな教会でした。

9:50 バスに戻ると、ガイドが添乗員に「もうひとつ教会見る?」と聞いているのが耳にはいりました。皆の様子をちゃんと見ていた添乗員は「もう十分」と答えていました。
日程表に乗っている所以外もかなり案内してもらいました。すごいサービス精神です。
次回はニカラグアからホンジュラスそしてエルサルバドルまでの国境越えだらけの移動をレポートします♪
8:25 カテドラルの北側にある小さな広場へやってきました。中央にあるのは革命記念碑です。赤と黒の旗はサンディニスタア民族解放戦線(FSLN)のもの、この名前と旗のイメージから革命的な匂いが漂います。FSLNの本拠地ということもあって、この町の周囲でも電信柱とかが赤と黒に塗られ、FSLNへの支持のしるしを表しています。

さて、この町の観光のメイン、カテドラル(レオン大聖堂)です。中央公園から正面写真を撮ろうとしますが、かなり距離を取らないと全景が入りません。さすが中米最大級の教会です。
2011年世界遺産(文化遺産)に登録されています。

ずんぐりした概観ですが、地震対策のためでしょう。1747年から100年かけて建立された歴史ある教会で、近くで見ると外壁もかなり傷んでいます。

内部は広く、白を基調としたきれいな教会です。ニカラグアの教会のあちこちで見た「神輿」のようなものが飾ってあります。説明を失念しましたが、祭事でかつぐもののようで、キリスト像やマリア像を花で飾ってあって、日本の神輿のような担ぎ棒が取り付けられています。
イースターで使ったのでしょうか、花が新しいです。ここではお祭りも多いのだそうです。

こちらはこの教会で一番古いキリスト像。パナマから持ってきたという古いキリスト像でオリジナルなのだそうです。ニカラグアのキリスト教の初期からあるものなのでしょう。

カテドラルの祭壇の脇には、ニカラグアの国民的詩人ルベン・ダリオのお墓があります。写真手前、柵がある部分です。悲しそうなライオン像が墓守をしています。

このほかにもこの教会には地下にいくつかの墓所があるようで、床にある扉がいくつか開いていました。特別に予約制か何かで見学を受け付けているようでした。

カテドラルの中を見ていると脇のドアから隣の古い建物が見えました。ニカラグアで最も古い学校なのだそうです。

さて、この後カテドラルの塔に上らせてもらいましょうということになりましたが、危ないからダメと言われてしまったようです。正面の塔ではなく代わりに別のところに案内してくれることになりました。
教会内の奥まで行き、狭い階段や通路を通ってカテドラルの上にやってきました。大した高さではないですが、グラナダと同じで周囲に高い建物がまったくないため素晴らしい景色を眺めることができます。遠くにはサンクリストバル火山も見え、目を凝らすと煙が立ち上っているのが見えました。

ほとんどの建物は平屋、突き出て見えるのは大抵教会の塔などしかありません。遠くの山に至るまでかなりの見通しがききます。手前の大きな屋根の塊は中央市場です。火山と緑に囲まれた町、暑いですが、とても清々しい気分です。

こんな風に何の柵もない屋根の上を歩いてくるような場所でした。長年ガイドをやっているという現地ニカラグアのガイドもここへ上ったのは初めて、と言っていました。世界遺産のカテドラルで特別な場所に入れてもらったのはいい思い出になりました。

カテドラルを出た後は、ルベンダリオ博物館(ルベン・ダリオが住んでいた家)まで行きます。博物館はまだ開いていないので概観を見てホテルへ戻ります。ここまで2時間の徒歩観光、万歩計をもっている人が1万2000歩も歩いたと言っていました。普段運動しない私なのでこの暑さの中では限界でした。
ホテルへ戻る途中、写真を撮りながら最後尾を歩いていたら、地面から突き出ていたつぶれたパイプに激突してしまい、足に激痛が走りました。豊富なお肉がダメージを受け止めましたが、ひどいあざができるだろうなと前をよく見て歩かなかったことを後悔しました。暑いとついぼんやりしてしまいがちです。
カラフルなレオンの町並を最後に楽しみながら歩いていると、いきなり現地人と思わしきおばちゃんに話しかけられました。スペイン語です。全然わからないのに、通じてないのを悟らず延々と話続けたおばちゃん。商売人のようではなかったので好きなだけしゃべらせましたが、一人で歩いていたアジア人を見つけ道案内でもしていたのでしょうか。

ホテルでトイレ休憩の後、バスに乗り、少し離れたカルバリオ教会へ向かいます。
9:40 カルバリオ教会につきましたが、既に歩きつかれているので、概観はバスから見えるからもう降りない、という人が何人かいました。赤と白のきれいな教会でした。

9:50 バスに戻ると、ガイドが添乗員に「もうひとつ教会見る?」と聞いているのが耳にはいりました。皆の様子をちゃんと見ていた添乗員は「もう十分」と答えていました。
日程表に乗っている所以外もかなり案内してもらいました。すごいサービス精神です。
次回はニカラグアからホンジュラスそしてエルサルバドルまでの国境越えだらけの移動をレポートします♪