FC2ブログ

フランス・コルドシュルシェル

2013/03/01 (5日目) 続き

14:15 アルビからバスで25分、コルド・シュル・シェルの手前、全景が見える場所でPhoto Stopです。近付いてしまうと全景はわからないのです。ここから見ると小山全体に家が張り付くようにして町が作られ、なるほど「空の上のコルド」という町の名の通りの風景です。

空の上のコルド、コルド・シュル・シエルの全景


14:30 町の入り口、Pl.de la Bouteilerieでバスを降ります。ここで、貸切のプチトランが登場。夏季には観光客向けに定期運行があるようですが、今はそういう時期ではないので、予約して特別に出してもらったものです。なるほど高低差が激しいから高齢者を連れて徒歩のみで観光するのは難しいと判断したわけですね。正解です。それに私はプチトランが大好きなのですごくテンションがあがります。

コルド・シュル・シエルの東の玄関口の広場とプチトラン


プチトランで町の南側から西まで半分周りこみながら上がっていきます。プチトタンは町を半周したFontourpies広場で停まりました。既にかなり高台、眼下にはノートルダム修道院が見えます。

コルド・シュル・シエルのノートルダム修道院


ちょっと上ると町の西の入り口、西の門(Porte des Ormeaux)。町の起源が1222年、この門も13世紀のものなので、当時からのもののようです。しかし、道の斜度が結構きついです。城塞都市ならではと言えますね。

コルド・シュル・シエル西の門


こちらがコルド・シュル・シェルの地図です。東西に細長く、東西を貫く道が真ん中にあり、その脇に道が何本かずつあります。端から端まで1kmもない、とても小さな町です。一番右からプチトランで下を回って一番左まで来た感じです。と場所の説明を添乗員さんがしてくれて、16:30に町の東の入り口集合で自由散策となりました。
帰りもプチトランを動かしてくれるので、乗りたい人は降りた所に16:20に戻って来るようにということでした。

コルド・シュル・シエルの地図


最初は皆で西の門をくぐり、サン・ミッシェル通りを登ります。閑散として静かな町です。石畳に古い中世の家が並ぶ姿は何ともいえません。遠くに見える塔は、サン・ミッシェル教会ですが、残念ながら開いていませんでした。でもこの町並みはすごく私好みで、ここで思いがけず2時間の時間をもらえたのは、すごく嬉しいことです。

サン・ミシェル大通り


通りの横に古い井戸がありました。すごく古いもののようです。この近くに公衆トイレがありました。(この町にいくつかある公衆トイレのうちここ以外は全部閉まっていました。)

コルドの古い井戸


きつい上り坂を上りきると、Pl.de la Brideという町の中心、町で一番高いところにある広場に出ます。あれ、母はおろか、同じグループの人が皆もういない・・・。母も完全に独り立ちしたようです。安心して、自分の時間を楽しめます。

コルドの中心広場


Pl.de la Brideの北側テラスからの眺めです。フランスの田舎の風景です。
何だか歌でも歌いたくなる気分です。

Pl.de la Brideから見るコルド・シュル・シエルの北側の田園風景


広場の南からレイモン7世大通りへ出ます。大通りという名前がついていますが、単にメインストリートであって、広い通りではありません。レイモン7世はこの町の創設者であるトゥールーズ伯の名前から取ったものでしょう。この辺りは一番お店とかあるはずなのですが、ほとんどが冬季休業中です。先の門を潜ると東の入り口に下りることになります。

レイモン7世大通り


たっぷり時間があるので、一度降りて戻ってくるつもりで、メインストリートを東へと降りていくことにしました。思ってたより斜度がきつく、降りたら上って来なくちゃいけないなと思うとちょっとぞっとします。バルバカンと名付けられた塔をくぐりました。ここからはバルバカンヌ大通りと道の名前が変わるようです。

バルバカンヌ大通り


まっすぐメインストリートを下ったらすぐに入り口の広場についてしまうので、右側にある脇道を散策しながら進みます。Les Rempartsという南よりの道にビュースポットのマークがあったので立ち寄ると、きれいな景色が展望できる場所がありました。町の南側と田園風景がとてもマッチしています。

Les Rempartsから見るコルド・シュル・シエルの南側の景色


さて、メインストリートに戻り、また道を下ります。古い家が立ち並び、すごく素敵な町です。小さい町なのに、少し先がもう見えないくらい傾斜がきついので、住んでいる人は大変でしょう。この道を降りるのは足の悪い人には確かに無理です。プチトランで帰る人は何人かいるでしょう。

コルド・シュル・シエルの素敵な町並み


大時計門(Porte du l'Horloge、14世紀)が見えてきました。ちょっと歩くと門があるというのは、町を守る意味があったのでしょうが、今となっては上ってくる人のモチベーションに欠かせないマイルストーンのようなものに思えます。

コルドの大時計門


最後はロルロージュ大通りと名付けられた一本道で、一気に町の入り口までの下り坂です。このメインストリートにはお店などもあるのでしょうが、とにかくこの時期何もやっていないので、寄り道はできませんが、お陰ですごくいい風情です。

ロルロージュ大通り


観光客も住人も数えるほど、同じグループの人に誰にも会わないまま、集合場所である広場まで降りてしまいました。ゆっくり横道にそれながらでも15分ほどでした。町の入り口には観光案内所があります。ここで英語の地図をもらいましたが、地図上の表記はほとんどフランス語のままでした。

コルド・シュル・シエルの観光案内所は町の入り口にある


次回はコルド・シュル・シェルの続きからトゥールーズまでをレポートします♪
(ベトナムのハロン湾からの更新でした)

フランス・コルドシュルシェル~トゥールーズ

(先ほどベトナムから無事帰国しました)

2013/03/01 (5日目) 続き

さて、フリータイムはまだまだ時間の余裕があるし、このかわいいコルド・シュル・シェルがとても気に入ったので、下りてきた急な坂道を上って町中の散策を続けます。子供を肩車してゆっくり上っていくお父さんの背中を追いかけるように、重くなってきた足を自分で励ましながら一歩一歩足を進めます。

ロルロージュ大通りの石畳を上る


大時計門あたりで母に会いました。もう下りてきたようです。私はもう一度上へ行ってくるね、このまま下りちゃったら時間余るよ、と声をかけ、今度はこれまで通っていない北側の道を通ろうと、大時計門の手前を右にそれ、Rue des Trinitairesへ入ります。

その更に脇道で、住民と思われる人が犬の散歩をしているシーンに出くわしました。坂道も楽しそうに上って行く姿が印象的でした。

名もない横道を犬の散歩をしているコルド・シュル・シェルの住民


次の分岐点では、上へと道を進めるためにRue de Coustouに入ります。斜面につくられた細い道です。もうこうなるとグループの人にすれ違うはずもなく、全く人影はありません。

Rue de Coustouを上る


途中、北側の長閑な緑の風景なども楽しみながら上がってくると、上の方の住宅街に出ました。道が石畳なだけでなく、建物にも多くの石が使われていて、本当にタイムスリップしてしまったような気になります。

コルド・シュル・シエルの古い家々


町の中心、頂上のPl.de la Brideに戻ってきた頃には、同じグループの人はもちろんのこと、先ほどこの辺りにいた数少ない観光客も皆入れ違いに下りて行ってしまったようで、無人の町のようになっていました。しばし、広場からの眺めをもう一度楽しんだ後、地図でまだ歩いていない道を探して南西の一角を散策することにしました。お気に入りの町が自分ひとりのものになったような感覚で、散策をのんびり楽しみます。

MintosからObscureとChaudeへの分かれ道


道に規則性がないのもこの町が気に入った理由のひとつかも知れません。数少ない道なのに、どの町角にも個性があるように見えます。地図には現れない高低差や、時に直線的、時に曲線的な道、門や壁、自然の道などいろいろな要素がちりばめられているのです。

コルド・シュル・シエルの素敵な街角


町のあちこちには古いものは町創立当初の13世紀からの各時代の館が残っています。Rue Obscureのあたりも名前のついた古い館があり、地図上にマークされたそれらの館を確認しながら歩くのも楽しいです。

コルド・シュル・シエルの13世紀から14世紀の邸宅


閑散とした町を一人歩き、誰にも会わないのがちょっとあまりに寂しいですが、西の門の辺りで上品な猫ちゃんに遭遇しました。ふわっふわの大きな猫は、カメラを向けるとまるでモデルになったように止まってくれました。

西の門付近にいた高級そうな猫はモデルさん


一通り町の中の道を歩き尽くしたかなと思う頃、西の門を上がったところで添乗員さんに遭遇しました。プチトランで帰る人がいるので、一人このあたりに残っていたようです。
添乗員さんとプチトランのところへ戻ると、乗って帰ると決めた数人がもう待っていました。
ちょっと時間が早いですが、もう町に誰もいないようなので、運転手さんを呼んで東の広場の方へ戻ることになりました。今度は町の北側を周って半周する形です。外側の舗装された道とは言え、道が狭く、プチトランが走るにはギリギリです。

プチトランで町の北側を周る


集合時間は16:30なので、残りの10分ほどは添乗員さんとカフェタイムにしました。ちょうど目の前に素敵なお店があったので、歩きつかれた足を休めるためにも喉を潤すためにもちょうどいい時間潰しです。今回も世代の近いお客さんがいないので、添乗員さんには話の通じるいい話し相手になってもらいました。

カフェタイム


16:30 コルド・シュル・シェルを後にします。今回の旅の中で一番気に入った町、必ずまた来たいと思いました。バスは一路、トゥールーズへと向かいます。トゥールーズへ入ると、車窓からはミディ運河が見えます。鏡のような水面がつくる景色がとても素敵です。

トゥールーズのミディ運河


今回、トゥールーズは宿泊だけで観光はありません。ですので、地図を片手に車窓を楽しみます。ここもきれいな街のようです。フランスはある程度の都会であっても街並みが本当に素敵で、うっかり居眠りする暇はありません。

トゥールーズの街中


18:10 トゥールーズの中心、ジャンヌダルク駅手前くらいで夕食のレストランへ行くためにバスを降ります。花屋さんがすごくおしゃれで、敷居が高いと感じるくらいの素敵な街です。フランスという国は背伸びをしないと住めそうにないです・・・。

トゥールーズのおしゃれな花屋


夕食はLa Taverne Bavaroiseというレストラン。ドリンクのメニューが豊富で、メインの魚のソースがおいしいお店でした。

トゥールーズのレストランLa Taverne Bavaroise


20:00 レストランからバスで20分、空港近く、ホリディイントゥールーズエアポートに到着。
ここに2連泊です。湯沸しポット&コーヒーセット、空の冷蔵庫、Free Wi-Fi(mailアドレス入力)、バスタブあり。タオルが1セットしか出ていなかったですが、そういう場合はこういうところにあるんだよね、とクローゼットを開けると、もう1セットちゃんとありました。

ホリディイン トゥールーズエアポートの部屋


次回はロカマドールをレポートします♪

フランス・ロカマドール①

2013/03/02 (6日目)

8:00 トゥールーズのホテルを出発し、バスでロカマドールへ向かいます。車窓は自然がいっぱいの長閑な景色です。人工的な建物もなくなった一本道では、のんびりと草を食む羊の群れなどが見え、フランスの国土の広さを感じます。

トゥールーズからロカマドールまでの車窓風景


途中一度トイレストップを挟み、10:30ロカマドールの全景を展望できるロスピタレでPhoto Stopです。ロカマドール(ロカマドゥール)はキリスト教の重要な巡礼地のひとつで、今では人気の観光地ですが、日本からの観光客はそう多くはありません。

ロスピタレ展望台からのロカマドールの眺め


展望台からは崖に張り付くように造られた村が一望できます。この村の人気の理由のひとつはこの特異な景観でしょう。3層に別れ、上部はシャトー、中部はサンクチュアリ(聖域)、下部はシテと呼ばれています。ロスピタレは上部のシャトーと同じ高さです。

ロカマドール全景


ところで今回の旅行では珍しく添乗員さんをとても気に入りました。何十人もの添乗員さんにお世話になってきましたが、本当に気に入った添乗員さんは3人目です。阪急交通社の人気添乗員、佐藤美香さん、実物はもっとチャーミングです。控えめで、ほんわかするタイプです。

お気に入りの添乗員佐藤美香さん


私の個人的な好みですが、でしゃばらず、主張せず、時間が流れるのがゆったり感じる、そして個々にあった対応ができる方でした。添乗員さんの中には必要以上に世話を焼いたり、自分が仕事していることを主張したり、ガイドの英語を訳さず用意したペーパーを読む方もいますが、全てにおいてそういう鼻に付く所がない方で、自分がお客さんのペースに合わせるような、お客さんに何かを押し付けたりは絶対しないタイプでした。ツアーで旅をしている事を忘れさせてくれる、一緒に時間を過ごすのが楽しい方でしたので、またいつか必ずご一緒したいと強く思いました。

さて、ここロカマドールも散策との予定でしたが、ガイドさんがついて説明もしてくれるとのことです。ガイドさんとの待ち合わせより早くついてしまったので、下からも全景を見せてくれるとバスを移動してくれました。こうして車窓から見ると、アルズー渓谷に造られた村全体が一望できます。思わず、わぁーっと感嘆がもれるほどの光景です。

アルズー渓谷とロカマドール全景


近付くと、渓谷の絶壁に沿って建物が張り付いている様がよくわかります。ギリシャのメテオラを思い起こさせる景観です。元々は聖人アマドゥールが隠遁していた場所ですので、自然の中の厳しい場所というのも頷けます。

3層のロカマドール


11:00 バスで再びロスピタレへ上がり、そのままシャトーにある駐車場へやってきました。
村には車で入れないので、ここからは徒歩での観光になります。ここでガイドとミートして、シャトーから下っていくのかと思いきや、シャトーには行かず反対方面へ歩き出します。

ロカマドールシャトー


すると何だか近代的な建物。ここから中段のサンクチュアリ(聖域)までエレベータで移動するそうです(片道2.5ユーロ、グループは1.6ユーロ)。エレベータと言ってもケーブルカーみたいなものでした。あの絶壁じゃ、年配の方を連れて階段を下りるわけには行かないでしょう、納得です。

ロカマドールシャトーのエレベータステーション


エレベータを降りるとそこはサンクチュアリに続く、Esplanade Micheletという平坦な道です。シャトーを仰ぎ見る場所です。こうして見ると、シャトーの方が教会っぽいく目先の館のようなものが礼拝堂などの聖域というのは逆に見えるなという第一印象です。
エレベータを降りた所にはトイレもあります。

サンクチュアリへ続く道


サンクチュアリに入る前に、振り返ると、アルズー渓谷と下段の村の家並みが見えます。下段の村は一本の道路沿い、差し詰め参道を囲むように家々があるだけ、細長い小さな村であることがわかります。

サンクチュアリからシテを見下ろす


さて、ここからサンクチュアリに入ります。村の構造上で言うと、まさに裏門です。
本来の参拝ルートは、下のシテから入り、階段で中段のサンクチュアリまで上がるわけですが、ここはサンクチュアリの裏側にあたる所です。下からこの近くに上がるエレベータもあります(サンクチュアリとシテの間は片道2ユーロ、往復3ユーロ)。

ロカマドールサンクチュアリの裏門


門を潜って、通路を直進すると、小さな広場のようなところへ出ました。サンクチュアリの中央、前庭にあたる部分です。7つの教会がこの小さな広場を囲んでいます。(今思うと、宗教的なお土産屋は季節柄かここしか開いていませんでした。)

サンクチュアリの前庭


広場から上を見上げます。教会の一部はまさに崖に張り付いています。左側はサン・ミッシェル礼拝堂、右がノートルダム礼拝堂になります。

崖に張り付くように造られたロカマドールの礼拝堂


まずはバシリカに入ります。ここも中の壁の一面は天然の岩壁でした。バシリカは一番大きな聖堂で聖域の中心にあります。

バシリカ内部


隣にあるノートルダム礼拝堂へ入ろうとすると、貸切ミサが行われていて入れなかったので、しばし外で待つことになりました。バシリカからも入れますが、こちらが外からの入り口。左側は、聖アマドゥールの腐敗していない遺体が12世紀に見つかったという、このロカマドールの起源とも言うべき場所です。

聖アマドゥールの遺骸が発見された場所とノートルダム礼拝堂入り口


次回ロカマドールの後半をレポートします♪
プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR