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ペルー・マチュピチュ遺跡①

2012/01/22 (4日目)

8:30 ホテルを出発し、歩いてすぐの乗り合いバス乗り場からバスで遺跡へ出発します。乗り合いバスと聞いて私が思い浮かべていたのは昭和の路線バスのようなものでしたが、きれいな中型の観光バスでした。ほどなくウルバンバ川を渡り、ハイラム・ビンガム・ロードを上ります。
下からは遺跡はもちろん、ジグザグの道も全く見えません。

乗り合いバスにてマチュピチュ遺跡へ


乗り合いバスはグングンと斜面に作られたハイラム・ビンガム・ロードをあがっていきます。あっという間にウルバンバ川も眼下の存在。道は舗装状態もあまりよくないし、カーブも急なので、私は酔いやすいのですが、期待でテンションあがっているのと、窓下の絶壁に気をとられ酔っている暇はありませんでした。

ハイラム・ビンガム・ロードからウルバンバ川を見下ろす


25分で、遺跡入り口前、マチュピチュ遺跡唯一のホテル、サンクチュアリロッジの前でバスを降ります。山の天気は変わりやすいと防寒と雨対策ばかり考えてきたのに、晴女発揮で、快晴です。

サンクチュアリ・ロッジ


左手は帰りのバス乗り場、正面建物にはトイレ(1ソル)。遺跡内にはトイレが全くありません。
左手の階段をあがって、ちょっと上に見えるのが中央の屋根が遺跡入場口です。チケットは1日券になり、再入場可能です。入場には、チケットとパスポートの提示が必要です。

遺跡入り口前


9:30 遺跡へ入場。遺跡内は順路がほぼ決まっていて好き勝手に歩き回れるわけではありません。午前中はガイドと一緒に皆と見学です。まずは、絶景ポイントへ向けて坂をあがります。歩き始めてすぐ、ヒートテックがうらめしく感じました。

貯蔵庫脇の道をあがる


最初の上りはかなりきつく、山登りのようです。森の中からやっと視界が開けたところが、第一の写真スポット。テレビや写真で何度も目にした光景が目の前に広がります。第一印象としては、コレコレという感じで、感動というよりは、やっとたどりついた安堵感だけだったような気がします。

マチュピチュ遺跡の最初の絶景ポイント


もう少し上へ移動し、見張り小屋の辺りが第二の写真スポット。遺跡を見下ろすことに夢中な観光客の背後にはマチュピチュ山と儀式の石。なにやら人工的に加工された大きな石だけがそこにあります。山に捧げ物でもするための台だったのでしょうか。

マチュピチュ山と儀式の石


こちらが見張り小屋。屋根が葺いてあって当時の様子そのままなの姿に復元されているのでしょうか。マチュピチュ一番のビューポイントでもあり、確かにここからは360度見晴らすことができるので、インカの時代にも見張りをするのに最適だったでしょうし、関所のような役割があったかもしれません。

見張り小屋


見張り小屋周辺からのマチュピチュ遺跡の全景。ワイナピチュ山を背景に遺跡全体が写真にすっぽり収まります。この高台は広いので、山ほど観光客がいて、どれだけ記念撮影に時間を費やしていても順番待ちすることなく、いくらでもこのような写真が撮れます。

見張り小屋周辺からのマチュピチュ遺跡全景


皆が存分に記念撮影をし終わってからガイドが遺跡の説明を始めました。そんな頃、空を見上げると不思議な虹が出ていました。

青空と虹


見張り小屋があるあたりは、段々畑(アンデネス)の上の方なのですが、段の間にはところどころ、階段がついています。今でも上ることができます。

インカの階段


絶景ポイントで十分な時間を費やした後、下へ降りて市街地の中へ入ります。最初の上りで疲れた年配の方は、えっ、あそこへ行くの?と寝ぼけたことを言っていました。有名な光景を目にしたので、もういいという事なのでしょうか。見学はこれからなのに。

眼下に広がる段々畑はかなり急な作りになっていてこれにはちょっとびっくりしました。

断崖に作られた段々畑


段々畑の間に作られた道を下っていくと、市街地入り口の門です。市街地はまるで城壁かと思うような石垣で囲われていて、中に入るための門はここ唯一つです。門にはかつては扉もあったようです。

市街地入り口の門


振り返ると、先ほど市街地を見下ろしていた見張り小屋と段々畑が市街地を見守るようにそこにありました。段々畑の第一の目的は山を固定するため、第二が食物を栽培するためだったそうです。雨の多いマチュピチュで土砂崩れから街を守る役割が一番だったのでしょう。

街を見守るマチュピチュ山と見張り小屋と段々畑アンデネス


見学コースにそって作業小屋などを見ながらどんどんと下りていきます。街が山の上に作られたということもあり、中央の広場を除けば起伏の激しい街だったようです。

作業小屋


こちらはインカ時代の人骨が見つかったことから墓地跡と呼ばれているところです。どうやらインカは生者と死者が一緒に生活するような文化を持っていたようでちょっとその生活は想像が難しいです。

墓地跡


マチュピチュ遺跡の旅レポートはまだまだ続きます♪

ペルー・マチュピチュ遺跡②

2012/01/22 (4日目) 続き

墓地跡を過ぎるとなだらかな斜面にゴロゴロと大きな岩が転がる石切り場が広がります。マチュピチュは険しい山の尾根の上にできているのですが、空中都市の建設に使われた石は下から運んだものではなく、もともとここにあった花崗岩を使ったようです。

マチュピチュの石切り場


花崗岩は大理石より固いけど、切り出しやすい性質があるので、大した道具もない時代にも割ったりするのは思っているより簡単だったようです。それでも、車輪をもたなかった文化において、運搬は大変だったでしょう。写真は階段の作りかけのようです。

作りかけの階段


聖なる広場へ向かう途中には、ミニ植物園があります。木の周りには、マチュピチュ周辺に生息する植物が植えられています。

マチュピチュのミニ植物園


こちらはコカの木。ちょっと写真だと見づらいですね・・・。コカは高山病にもいいというので、コカ茶はレストランなど出されたとき積極的に飲んでいます。味はまぁお茶の一種だなというだけでどうという特徴もないのですが、ちょっと匂いが変です。

品種改良されたコカの木


聖なる広場にやってきました。ここには重要な建物がいくつかあります。まず3つの窓の神殿です。インカの創世伝説のひとつに出てくるタンプ・トッコと推察されている場所です。タンプ・トッコという3つの穴から湧き出た8人兄弟姉妹のうちの一人が初代皇帝になったという話ですが、7、8代目までの皇帝は伝説上の人物ではないかとも言われています。

3つの窓の神殿


こちらは同じ広場にある主神殿。創造神ビラコチャを祭ったとされる神殿。右側は地震による地盤沈下のためか崩れかかっています。やたらと大きい石が使われているので、重要な建物だったに違いありません。

主神殿


このあたりは遺跡の端にあたるので、この街を支えている段々畑の様子などもよくわかります。雨水を逃し、熱をため、地震にも耐えられる見事な石垣にはただただ脱帽です。ビンガムは1911年、こちら側の斜面を登ってきたそうです。

マチュピチュの段々畑アンデネス


こちらの石は主神殿の左に何気なくあるのですが、真南を向いているそうです。ガイドがそう説明すると、iPhoneアプリの方位磁針で確かめるなど、今回はいつもより20歳以上平均年齢が若いと思われ、皆のリアクションも楽しめました。

真南を向く石


主神殿の裏にあるエコーの部屋。四角い窪みに顔を入れて声など出すと、反対側の窪みにきれいに共鳴するように作られています。

エコーの部屋


市街地の一番高いところに置かれている大きな石、インティワタナ。太陽をつなぎとめる石という意味があり、日時計と見られています。パワースポットとしても知られており、皆手をかざして何やら願いごとなどつぶやいていまますが、触ると監視員に怒られますので要注意。

インティワタナ


日差しが強く、日陰がほとんどないので汗ダラダラ。どうして遺跡に来ると毎回こうして晴れるのかっていうくらい強力な晴女です。今回は日焼対策をまったくしてなかったし、帽子もクスコのホテルに預けたスーツケースの中で、日射病の兆しがでてきて心配になってきました。

インティワタナは高いところにあるので、眺めもいいです。今まで歩いてきたところ全てを見渡すことができます。

インティワタナから見たマチュピチュ峰


メイン広場、農業試験場を過ぎて、ワイラナまでやってきました。ここには三方を壁で囲まれた小屋が2つあり、その日陰で皆休んでいます。遺跡の一番奥の箇所にあたります。

ワイラナ準備室


こちらは小屋の脇にある聖なる岩。なんと高さ3m、幅7mもあります。
聖なる力が宿っていると信じている人も多いようですが、何をかたどっているか、何のための石だったのかは諸説あるようです。

聖なる石


こちらはワイナピチュ山の登山道入り口。ちなみに、ワイナピチュは、7:00と10:00にそれぞれ200名ずつの入場で以前は早いもの勝ちだったのがInternetでの予約制となったとのことです。
ワイナピチュは若い峰という意味、マチュピチュは老いた峰という意味のケチュア語です。

ワイナピチュ山入り口


カメラを望遠にしても、登山道と思えるような道も見えず、わずかに人影か?と思う色が動くのが見える程度。高所恐怖症の私が登る可能性は将来においてもゼロと言わざるを得ません。急な斜面に段々畑や貯蔵庫などの建物があるというから驚きです。かなり険しい山なので、興味ある人でも万全の準備が必要と思われます。

絶壁にしか見えないワイナピチュ峰


次回もマチュピチュ遺跡観光の旅レポートが続きます♪

ペルー・マチュピチュ遺跡③

2012/01/22 (4日目) 続き

遺跡観光もちょうど半分を過ぎました。後半は遺跡の東側を回ります。こちらは未完成の神殿の鳥の壁。大きな石が使われ、組み合わせが凝っているので神殿とされていますが、土台だけです。コンドルのような鳥の形に組まれていると言われていますが、鳥の形が見出せますか?

未完成の神殿と鳥の壁


居住区に進み、こちらは二階建ての家。1階部分に住み、2階には板を渡して倉庫などに使っていた模様。家といっても大きさは10畳ほどに感じました。このように一般の家の石組みはそれほどきれいには詰まっていないです。

2階建ての家


大きな建物には石臼のような丸い石があり、天体観測の石とされています。直径60cmほど、水を張り、夜空の観測などをしたのではないかと推測されています。この頃には頭がクラクラきたので、壁でできたわずかな日陰を探ししゃがみこむ始末です。

天体観測の石


コンドルの神殿。写真のように、形がよくわからない石造りの建物です。半地下には不気味な空間があるし、上部にはミイラを陳列していたのではという窪みなどもあり謎めいた構造です。説明も詳しくあったのですが、暑さで朦朧としていて頭に入りませんでした。

コンドルの神殿


遺跡の中では大きめのトカゲなんかはよく見かけるのですが、こちらは、ウサギとガイドのアシスタントは言ってました。でも巨大なネズミにしか見えません。ビスカチャという動物かもしれません。ネズミに見えたので可愛いとは思えませんでした。大きいし。

遺跡に住む生き物うさぎ?


水汲み場の一部です。上から下に石を削って作った水汲み場が16箇所も連なっています。私はこの遺跡で、このような水をあやつる仕組みに最も感銘を受けたかも知れません。ガイドは飲めますよと言っていましたが、先の日程もあるのでやめておきました。水の供給と、激しく降る雨水の排水などよく考えられている街だったようです。

水汲み場


時間の関係か、太陽の神殿や皇帝の部屋には寄らず遺跡を出てLunchに戻ることになりました。午後は自由行動なので、そのときゆっくり行けばいいやと、日差しでぐったりしていた私は思いましたが、クスコから日帰りで来ていたら全部見るのは忙しいだろうとも思いました。

戻り道は段々畑を横断する形になりますが、リャマたちが集まっていました。この遺跡ではリャマが優先なので、かなり近くに来ることもありますが、その際は道を譲ります。撮影用につれてこられたのが住み着いたもので、本来はもっと高地に住む動物だそうです。

マチュピチュ遺跡の住人リャマ


戻り道から見る市街地はまさに段々畑に守られて存在するのがよくわかります。この石垣なくして、この街は支えられなかったことでしょう。

東側アンデネスからみたマチュピチュ市街地


12:40 遺跡入り口のサンクチュアリロッジにてLunch。ビュッフェのみのようで、レストランへの出入りは一度きりなのでご注意。黄色い飲み物はインカコーラで、ライムを搾ると甘みが抑えられてかなりおいしいです。ソフトドリンクも飲み放題です。

サンクチュアリロッジのビュッフェランチ


食事中、午前の天気が嘘のように土砂降りの雨が降ってきました。相変わらずついています。レストランには、ハイラム・ビンガムの遺跡発見当時の写真パネルもあるので必見です。

サンクチュアリロッジレストランにあるハイラムビンガム発見当時のパネル


14:00集合で希望者は太陽の門へ案内してくれることになっていました。外の大雨を見ながら、ガイドブックを見ていたら、気になっていたインカの橋が15:00までと書いてあったので、先にそちらへ行くことにして、皆さんより一足早く遺跡に再入場。運よく雨が止みました。

歩き出したら小雨が降り出しました。雨季なので仕方ありません。
遺跡入り口近くの貯蔵庫付近でも、見事な水路がありました。最初は見逃していましたが、もっとこういった細部に目を配らなきゃと思いました。

貯蔵庫と水路


見張り小屋まで上がらず、段々畑を横切り、西側から上へあがりインカの橋への標識が指す、このような山道へ入っていきます。

インカの橋へ


14:10 インカの橋へ続く道のチェックポイントで記帳をします。名前、国籍、通過時間などを記帳します。年齢を書く欄があって正直に書いたらちょっとびっくりされました。私は若く見られることはないのですが、海外では事情が違うようです。

インカの橋へ向かうインカ道に設けられた記帳所


インカ道を進みます。人が並んでは歩けない幅の細い道。右側は絶壁。アップダウンはほとんどないけど恐怖感はかなり。高所恐怖症なので、足がすくみます。雨が降ってきたので、100円ショップで買ったカッパを上から着ましたが、これは必携で役に立ちました。

インカの橋へ向かう絶壁に作られたインカ道


15分くらいでインカの橋が見えるところに到着。絶壁に作られたインカ道に、丸太で橋がかけられています。中央にあるのが橋です。実際、これを見たときはかなりの衝撃を受けました。

絶壁のインカ道に作られたインカの橋


次回、もう少しインカの橋を紹介してから太陽の門(インティプンク)をレポートします♪
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aya1103

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