シリア・マルーラ~クラックデシュバリエ

遺跡好きの私が長年憧れ続け、いつか必ず行きたいと強く願ってきた、ペトラ、パルミラ遺跡♪
実際、旅先で一番その感想を聞かれることが多いのがシリア・ヨルダン。旅好きの人気が高い。

2009年の夏、急にその熱が上がり、インターネットで検索、ヒットしたツアーにそのまま予約を入れてしまった。この時はダンナと一緒の夏休み。結局、人数が集まらなかったけど、クラブツーリズムは催行を決めてくれた。8名は、今まで参加した添乗員付きツアーでは最少人数。

2009/8/20 (1日目)

この頃、成田から飛んでいなかったEmirates、関空乗継のため、羽田集合。東京から4名、残りの4名は関空からだそう。マイレージは提携しているUAへ。

関空に着くと、添乗員からラマダンについての紙をもらう。えっ、ラマダン?ちょうどラマダンにあたるとは思ってもいなかったので、ノーチェックだった。どんな影響があるのだろう。

2009/8/21 (2日目)

5:00 ドバイ着。ダマスカスへ乗り継ぎ。ドバイの空港って天井高くてやたらと冷房効いてる。

9:30 ダマスカス着。
着いたら明日からラマダンです、という状況で、そのため日程変更で、まずマルーラへ。ラマダンはイスラム歴で毎年日付がずれるし、正確な日付は直前もしくは当日にならないとわからないというのが旅行者には悩ましい。

マルーラはシリアでは珍しいキリスト教の村で、イエスキリストの時代から話されているというアラム語が今も残っているということで有名。

マルーラ


村の教会を見学、アラム語も聞かせてもらった。教会内は残念ながら撮影禁止。ヨーロッパの教会とは違って、広くも大きくもないけど、とにかく古い時代のものだという事だけは感じた。外観からは想像できない古い石と木の世界。

キリスト教の教会


村の高台、見晴らしのよい場所で、記念撮影。天気もよく気持ちがいい。

展望台より村を見渡す


これまた見晴らしの良いところにあるレストランにてLunch。前菜の種類が多い。

前菜


食事はかなり心配して来たけれど、まぁ全然問題なく食べられる。ひとまずほっとした。

メイン


クラック・デ・シュバリエへ。12世紀に造られたという十字軍の要塞。世界遺産。

クラック・デ・シュバリエ全景


今回訪れる遺跡の中では比較的新しいものであまり期待してなかったが、かなり頑丈な作りで見ごたえがある。要塞というよりお城のよう。

頑丈な石造り


一番上は、見晴らしが素晴らしいが、風もあって高所恐怖症には少し怖い。柵とかあまりない。

最上部から


これだけ見渡せれば、遠くから迫ってくる敵もすぐ発見できたに違いない。
内部には町ひとつ丸ごと籠城できるくらいのスペースと設備が整っていたようだ。

素晴らしい眺望


クラック・デ・シュバリエ、思っていた以上に訪れる価値のある場所だった。
周辺は緑も豊かで気持ちのいい場所だった。

周辺


一路、パルミラへ。パルミラへ着く前に夕日が落ちる。
あたりは段々茶色い世界。期待に胸が高鳴る・・・

夕日


次回はパルミラ遺跡をレポートします♪

シリア・パルミラ①

2009/8/21 (2日目)

日の暮れた遺跡を横切ってHTLへ。ヘリオポリスホテル。
ロケーションは抜群、部屋からの眺めは最高。目前に広がるオアシスの中にパルミラ遺跡が見渡せる。

ヘリオポリスホテル部屋からの眺め


ただし、設備は最低限。スーツケースを持っていく旅行としては、これ以下のHTLには泊れない、それくらいのレベル。周辺に豪華なHTLはないようなので仕方ないと言ったところか。

ヘリオポリスホテル部屋の写真


2009/8/22 (3日目)

朝食前に最上階のレストランへ朝日を見に行く。雑然とした町にあがる朝日。

パルミラの朝日


朝の遺跡の風景はなんとも言えなく美しい。時が止まったような感覚というか、夢の中にいるような感覚というか・・・現実とは思えない感動。

レストランからパルミラ遺跡1

レストランからパルミラ遺跡2


朝食は普通で少しほっとした・・・。(夕食はあまり口に合わなかったから。)

シリアのホテルの朝食


パルミラ遺跡観光へ出発。天気は快晴。

遺跡の入り口、記念門


遺跡は思っていたよりも広大。あちらこちらに礎石や柱が散らばっている。
列柱回廊は見事で、当時の様子が少し垣間見えるよう。奥には四面門。

列柱


列柱回廊の先でフリータイム。遺跡の中には大きな樹木はなく、地を這うように生えるわずかな緑が時折遺跡に色をさすのみ。

緑と列柱


煙突か要塞のように見える建物は、お墓。遺跡が広くて近くに見えるけど、歩いて行ける距離じゃなさそう。

墓


さらに列柱の最後まで急いで往復。水道管の跡などがキレイに残っている。

水道管


ローマ時代の円形劇場を見学。こちらはかなりキレイに復元されているよう。

ローマ劇場


それにしても、パルミラ遺跡は遺跡としてかなり有名なはずだし、ここまで広大なのに、観光客が他に2組しかいない。真夏という季節のせいか。
だからか、土産物を売るひとたちがずっと付いてくる・・・。

パルミラ遺跡のレポートはまだまだ続きまーす。次回はお墓の観光から続きをレポートします♪

シリア・パルミラ②

2009/8/22 (3日目) 続き

バスにて、周辺の墳墓群、最初に、エラベル家の墓へ。右奥にはアラブ城砦がみえる。
4階建ての塔の形の墓。1世紀のものとしては保存状態がとてもいい。

エラベル家の墓


中の様子。正面は家族の肖像。両側には石棺をマンションのように収納したらしい。引き出しのように納めたようだけど、古代人の体格は少し小さめだったのだろうか。
確か、この塔墓だけで300体納められるとか。相当なお金持ちだったんでしょうね。

エラベル家の墓の中


塔の上の階からは、周囲の墓の谷に点在する崩れた墳墓群を見ることができる。

墓の谷


その後、三兄弟の墓へ。ここは地下墓、中は撮影禁止。入り口はエジプトの王家の墓みたい。
見学が終わると係員がカギをかけていた。観光客が来たときだけ開けに来るということは、観光客が普段からまばらということか?

三兄弟の墓


次に日本の協力で発掘されたというボルハとボルパの墓へ。ここは完全に日本人で貸切。他にJTBグランドツアーの4名様が一緒だった。保存状態(というか復元状態?)が良くどんな墓だったのかわかりやすい。ここもやはり一人分のスペースは小さかった。

ボルハとボルパの墓


ボルハとボルパの墓はオアシスの端にあり、他にも周辺を掘ればいくらでも同じような墓が出てきそうなところにあった。

ボルハとボルパの墓入り口


パルミラ遺跡へ戻り、ベル神殿へ。神殿の回廊などは部分的にしか残っていない。

ベル神殿


それにしても天気が良すぎて、倒れそうだ。日陰をみつけてしゃがみこみ、日射病の前兆を感じる。やはり夏に来たのが間違いだった。観光客の少なさも頷ける。
一日一本のミネラルウォーターが付くはずだったが、今日の分をもらっていない。添乗員に「あのー水・・・」うっかり忘れていたらしい。みんな喉カラカラだったのに、午前中誰も言い出さなかったのだ・・・。

ベル神殿。紀元1世紀のものとしては良く残っていると言える。レリーフなども近くで見れるが、暑さで気もそぞろ・・・。

頑丈な神殿


それに、今日からラマダンということで、現地ガイドがたらたら歩き、いかにもやる気がないという感じ。いくら初日だからといっても、仕事に影響があるのはどうか・・・?。

Lunchのレストランはラマダンということで観光客にもアルコールを出さない。フレッシュジュースで喉をうるおす。前菜はいつも同じメニューでビュッフェ形式、ただハエがたくさんたかっていて、食べる気にはなれない。こちらはメイン。

シリアの食事


Lunchの後はパルミラ博物館を見学。撮影禁止。ここもほぼ貸切状態。石器時代と思われる時代から、比較的新しいものまで展示品は思ったより豊富。ミイラも手厚いとはいえない状態で展示されていた。建物の外にも無造作に遺跡から出たと思われるものが置かれていた。

博物館の見学の後は、外が熱いということもあり、HTLへ帰って休憩タイム。ただ、休むのももったいなかったので、街のメインストリートを散歩した。街角で売られていた怪しげな色のジュースが気になった。ビニールに入っているし、色も着色しているかのようにどぎつい・・・。

パルミラの町


夕方、アラブ城砦へ。山の上にあるお城で、城の上からパルミラ遺跡の全貌が見渡せる。

アラブ城砦


また、遺跡の反対側の景色も自然の雄大さを感じる大変眺望の素晴らしいところだ。西日にピンクに染まる遺跡は大変キレイ。(景色に見とれて写真を撮るのが遅くなってしまいました)

アラブ城から見るパルミラ遺跡


皆思い思いの場所で日没を待つ。日没を待つ間、遺跡のすぐ隣にある基地から戦闘機が発進する。想像以上のスピードであっという間に空の彼方に消えていく。雄大な遺跡の上を近代的な戦闘機が飛んでいく、ここが中東だと強く感じた。

アラブ城砦の上


やがて、陽が沈むと、街のアザーンが一斉に鳴り響く。ラマダン初日の絶食の終わった瞬間だ。城の上でも、ナツメヤシを配っている人が見受けられる。ラマダンの時、これを最初に口にするのだそうだ。

荒涼とした地に沈む夕日


HTLへ戻って夕食だが、ラマダンなのでイスラム教徒が優先され、我々は少し時間を後ろへずらされた。夕食はビュッフェ形式。ビュッフェなのに早くも食べるものに困り始めた。フルーツとりわけプルーンがとてもおいしく、いくつか部屋にも持ち帰った・・・。

次回はダマスカスをレポートします♪

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