モロッコ・マラケシュ①

1/27 (6日目)

砂漠以来の5人組に指定された朝食の集合時間に行くと、リーダーがマシンガンのごとく話し出した。なんと、真夜中に部屋の天井が落ちたというのだ!入口ドアの内側のすぐ上に空調と思わしきもののカバーとして木の重厚な彫り物が埋め込まれていたが、それが落ちてきて入口周りの壁を破壊し出入りできなくなったと。モロッコ基準の5つ星というのはやはり何か違う。

マラケシュ観光へ出発。まずバヒア宮殿へ。

バヒア宮殿


お庭にはめずらしい植物も。葉っぱの真ん中に小さくてとてもかわいい紫の花が。

葉っぱから花


宮殿内は、各部屋の装飾がすごく凝っている。
この小さな中庭に面した4面の部屋は4人の妃の部屋。

4人の妃


部屋ごとにデザインも色調も異なる床のタイルや、天井の模様がまるで個性を主張するかのように、その美しさを競っているよう。

細工が見事な天井


奥の中庭。宮殿全体としては、アルハンブラ宮殿を思い起こすような雰囲気と美しさがある。

広々とした中庭


宮殿を出ると、朝方の雨上がりの天気がすっかり変わって好天に。
アグノウ門。ここでもこうのとりが巣を作っている。

アグノウ門


サーディンの墳墓群へ。入り口に向かうこのあたりの街の雰囲気が好き。

サーディンの墳墓群入り口近くの街並み


この墳墓群は、長い間発見されずにいたのを、上空から発見されたそう。
高い壁に覆われている一角にあるが、結構な広さで、いかに入り口が塞がれていても見つからなかったというのは不思議。

サーディンの墳墓群


見事な装飾をほどこされた屋内にはアル・マンスール王の墓。

アル・マンスール王の墓


この後、ショッピングへ立ち寄る。モロッコのお土産ならなんでも揃いそうなデパートのような店だ。ここでも何人かのショッピングのサポートをすることになる。相談に乗ったり、品物を選んだり、値段みたり・・・。

ショッピング


モロッコは雑貨の宝庫だし、スークで買い物も楽しい。でもいい加減、アラブ式商談(値切りに時間がかかる。)に疲れた観光客には値札のある買い物は安心してお土産選びができて嬉しい。

次は、メナラ庭園のオリーブ園を散策。どこまで?と言うほど広い。
ここで、ひとりの男性客の靴が壊れる。びっくりしたのは、皆いろんなグッズを持ち歩いているということ。ガムテープや、アロンアルファが手持ちのカバンから出てくるのだからびっくり!
結局、靴の壊れ度は致命的で新い靴を買うことになったようだけど・・・。

オリーブ園


クトゥビア。このミナレット、4面が異なるデザイン。窓の位置が違うのがおもしろい。

クトゥビア


次回はジャマ・エル・フナ広場からレポートします♪

モロッコ・マラケシュ②

1/27 (6日目) 続き

Lunchの後、ホテルへ戻ってシエスタという予定だったが、5人組の1人とジャマ・エル・フナ広場に残って、夕方皆が出てくるまで遊ぶことに。

オプションでほとんどの人が馬車でホテルへ帰る。その人たちを見送り、フナ広場を散策。
広場には、ヘナ描きや、蛇使いなどがあちらこちらで陣取って観光客からチップを取るのに懸命になっている。

昼間のフナ広場1


昼を過ぎたばかりの広場はまだ閑散としているけど、広場全体の写真を撮ろうとするだけで、チップを要求に来る人が絶えない。ちょっと面倒。

昼間のフナ広場2


広場から少し歩いたところにある伝統工芸館。
中には小さな店が並び、メディナと違い商売根性がまったくないという感じ。リーズナブルな値段で職人さんが品物を売ってくれてオススメ。

伝統工芸館


ここでバブーシュを購入。
同行したSさんはタジン鍋の小さいのを買った。頑丈に梱包すればたぶん大丈夫でだろう?
基本的に値切ったりする必要がないが、少しだけならまけてくれたりするし、職人が直接売っているだけあって品質もいいし安心。

バブーシュ


広場へ戻り、スークを歩く。このごちゃごちゃ感がなんとも言えない。
女性だけで歩いても危険はまったく感じない。

スーク


迷子にならないよう気をつけながらスークを楽しむ。
スークでは、モノの値段は数倍にふっかけられる。価格交渉がとっても面倒。
いろいろなものを売っている。たぶん、食用。

スークで売っているモノ


スークを散策して広場に戻るころ、ちょうど日が沈む。
広場の雰囲気はすっかり変わっていて、へび使いなどは姿を消し、変わりにゲームや食べ物の屋台が軒を連ねている。

日が沈むころのフナ広場


広場を一望できるカフェ・グラシエでツアーの皆と待ち合わせ。無事に合流できた。

カフェ・グラシエ


カフェの屋上から眺めるフナ広場は、すごくにぎわっている。
いつできたのか、昼間なかった屋台がぎっしり。何かを焼く煙がたちこめる。

夜のフナ広場


広場の雰囲気を楽しみながら飲んだミントティー。最初の頃は砂糖抜きにしてたけど、甘いのもなかなか、と思えるようになってきた。見た目はイマイチ?

ミントティー


その後は皆で夜の広場を散策。添乗員が率先して出店のゲームなどを楽しんで見せてくれた。
デーツの屋台では、たくさんの種類の中から一番高級なものを買って皆に分けてくれるなど、皆が楽しめるよういろいろ気を使ってくれる素晴らしい添乗員だった。

デーツ量り売り


夕食は広場近くのレストラン。明日の夜には出国なので、早くも最後の晩餐。
メニューはいつもと同じような前菜にタジン。口には合うけど、バリエーションがあまりないのが残念。

前菜

チキンのタジン


次回は、カサブランカをレポートします♪

モロッコ・カサブランカ

1/28 (7日目)

カサブランカへと移動。車窓にはこれまでと違って緑の大地が広がる。
本当にいろんな顔を持つ国だ。

緑の大地


カサブランカは都会。街中には、大手企業の大きな広告やキレイなオフィスも見られる。
フランス人の知り合いが勤務先にモロッコを検討していたと言ってたけど、なるほど確かに先進国育ちでも住めそうな街。

カサブランカの街中


モハメッド5世広場では、水売りがいて、皆写真を撮っていた。これまでチップが面倒で敬遠していた人たちも残り滞在時間も少なくなってきて小銭の使い切りも兼ねてたので大繁盛。

モハメッド5世広場


Lunchの後、最後の観光地、ハッサン2世モスクへ。
20世紀の建物で、モロッコ最大のモスク。ミナレットは200mもあり、写真に収めるのも大変。

ハッサン2世モスク


大西洋の海沿いにたっていて、その敷地はとても広く、8万人もの人が収容できるとか。

大西洋沿いにたつモスク


壁や天井、門などに施された緻密な細工には感嘆するばかり・・・。

緻密な細工


最後に、潮風に吹かれながら大西洋を眺める。大西洋の波は荒々しく、豪快な感じさえした。
美しいモスクのキレイな公園で、海の風を受けて周囲をゆっくりと眺め、これで観光も最後かと思うと、寂しい思いがこみ上げてきた・・・。

大西洋


空港へと向かう。パリからの乗継便はなんとか通路側がとれた。出国後、お土産を買い足し、いつも通り最後に機内へと向かう。
ボーディングブリッジの隙間からまさに夕日が落ちるのを見た。
またアフリカ大陸とはしばしお別れ。「またね」心の中で呟きながら機内へと踏み込んだ。

最後の夕日


~エピローグ~ ※かなりの長文です!

飛行機がカサブランカを離陸すると、互いに今回の旅行を振り返ったり、成田からどう帰るかという話になっていた。窓の下にはまだモロッコの大地が見える。ふと、いつもと飛行機の音が違うような気がした。ただの飛行機嫌いの心配性のせいではないことが、その後しばらくして判明する。

ドリンクサービス遅いな、と思う頃、機内アナウンスがあった。周囲がざわついた。
最後の英語アナウンスになって、初めて異変を知った。エンジントラブルがあり、これから引き返すというのだ!さすがにそんな経験は初めてだったので、鼓動が高まった。

どっちにしてもパリから東京行きに乗り継ぐのは時間的に無理そうだ。ダイバートするなら、せめてヨーロッパのどこかの空港へ降りて欲しい、そう思うが、天に身を任せるよりほかにない。
仲良くなった人が近くにいたお陰で自分でも思ったほどは恐怖を感じずに済んで感謝した。

飛行機はそれから1時間以上かかって、片側のエンジンを切ったままカサブランカへ無事戻った。
まだ燃料が多かっただろうから、まずは無事に降りてくれれば一安心。
窓の外には、消防車などが待機していた・・・。

降りてもタラップへ向かうことなく、そのまま機内で待たされたが、点検の結果、修理が必要だということで、いったん降り、ゲートの1つで待たされることになった。ここで飲み物だけ配られたが、我々にできることはただ待つ以外には何もない。

かなり待たされた結果、今夜は飛べないという事が判明した。ホテルへ泊ってもらうという。添乗員は大変だ。ひとまず説明などは後にして、皆を引き連れ、出国の取り消しを行う。旅慣れた人が多いせいか、困らせる人もいず、皆大人しく指示に従っている。

その後、荷物をピックアップするために到着エリアへ行く方法を探して、空港を右往左往する。
空港というのは一方通行を前提に作られているのだ。本来通路でないところを通してもらい、荷物をもって、エールフランスが用意したバスへ乗り込む頃には、もうすっかり遅い時間になっていた。これからまたカサブランカの街へ戻るのだ。Lunchを食べてから何も食べてない皆はすっかりお腹が空いていた。エールフランスが用意したホテルへ着くと、早速夕食が用意されていた。

部屋に入る頃には12時をゆうに回っていたが、明日は朝一で空港へ行かなければいけないので、わずかしか寝る時間はない。思えば長い一日だった・・・。

1/29 (8日目)

朝食を軽くかきこんで、ホテルを早朝出発。この時点では、朝一で空港へ行くことは決まっていたが、最初の便に全員が乗れるかどうかはまだ確定ではない。
空港ではセンダーなしで添乗員が手続き等に飛び回る。38+1人という人数もこんなときは大変。
PAXの多くが不幸にも英語がわからない、自力で出入国書類が書けないような方たちで、2,3人のまだましな人達で添乗員をサポートした。幸いだったのは、皆協力的だったことか。

手伝いもあって、最後にチェックインを済ませたが、席のリクエストをしている場合でなかったばかりか、パリからの便については、座席番号自体がもらえなかった。
さらに、出国審査が劇混みだった。順番をスキップする程度では間に合わないと、裏で個別手続きをしてもらう事になった。そこから、セキュリティも横入りし、添乗員と走ってゲートに向かった。

添乗員によるとこの程度の飛行機飛ばない一日遅れでドタバタといったトラブルは、中の上、だそうだ。生死にかかわらない限り、上にはならないらしい。

飛行機は昨日と同じ機体かどうかわからないが、問題なく飛行した。運がいいのか、シートは普通だったがビジネスクラスだったようで、食事がちょっと良かった。

パリへ着くと、乗り継ぎ時間がほとんどなかった。ゲートに早足で直行すると、既にファイナルコールとなっていた。席がないなんて言われても、ここまでくればもう一人で置いていかれてもなんとかなる。幸い、東京側から相当なプッシュがあったようで、全員が同じ便で帰ることができた。本当に良かった。

1/30 (想定外の9日目)

成田到着。到着と同時にやはりというべきか、いくつかの荷物を積み残したことが判明。幸い、私の荷物はでてきたけど。

今回は、初めての一人でのツアー参加で、不安な面も多かったけど、結果とても楽しく旅することができて大満足だった。特に途中で仲良くなった5人組の4人には本当によくしてもらった。交わした話の中にはとても勉強になることが多かった。

添乗員にも大変お世話になった。これまでかなりのツアーに参加してきたが、彼女はこれまでの添乗員の中で間違いなくNo.1だ。これこそ理想の添乗員、というような方だった。またご一緒したい、強くそう思った。

これで一人でツアーに参加する自信もついたし、またひとつトラブルの経験も増えた。
またすぐ旅に出よう、そう思った・・・。


これでモロッコ旅行のレポートはおしまいです。最後まで見てくれて本当に感謝です♪

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aya1103

Author:aya1103
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