キプロス・ニコシア旧市街②
2018/02/11 (3日目) 続き
9:50 モスクの所で道を曲がり、ニコシア旧市街の中で一番昔の面影が残るというライキ・ギトニアという地区へと向かいます。ヨーロッパの町というより、アジアの町の雰囲気に近いです。
日曜ということもあり、人影が少ないです。

数分歩いて辿り着いた辺りが、ライキ・ギトニアと呼ばれる場所です。でも、ここまで来ても旧市街ぽい雰囲気はあまりありません。

お店も多いようですが、日曜の午前中だからかほとんど開いていません。ニコシア旧市街は人も多く、先月は同じツアーの人がスリにあったから気を付けてと言われていましたが、スリも何も人がいません。

かろうじて地面はアスファルトではなく、石畳ですが、あまり古いものではないようです。やっと開いているお土産屋もありました。

しかし売っているものはお土産なのか、ガラクタなのか、今一つ誰相手に商売しているのかよく分からない品揃えです。

一応お土産らしきものが揃った一角、キプロスのお菓子やシロップなどが売られています。人にあげたら、こっそり捨てられるであろう微妙なものが多いです。キプロスはギリシャ系住民が住みますし、EU加盟国ですが、アジア中東の影響が強いです。

そして、町の治安があまり良さそうには見えません。シャッターなどには落書きなども見られます。それでも多少は、観光を意識してきれいにしているつもりなのでしょうが、こちらの花は造花で、大変残念な感じです。

それでも、このニコシアの旧市街の中では、そこそこきれいな町並みが見れる場所と言ってもいいかも知れません。

城壁沿いに出ました。広場は何やら工事中、その奥にタウンホールが見えます。

そしてそこから真っ直ぐ北に伸びる道がニコシアのメインストリート、リドラス通りです。簡単に言うと歩行者天国の商店街で、様々なお店がずらっと並んでいます。

近代的なお店も多く、スターバックスやマクドナルドなどもあります。

そしてまっすぐ行くとリドラス通りの北の端に突き当たります。南北キプロスを分断するグリーンラインです。ここにはクロスポイントがありますが、北キプロスへ徒歩で行き来ができる国境検問所のようなものです。今回のツアーではグリーンラインを越えて北側も観光します。

北キプロスに入る前に、ガイドがグリーンラインの現状を見せてくれます。こちらはクロスポイントのすぐ右にある飲食店のテラス席、その向こう側には土嚢とドラム缶が壁を作っています。
グリーンラインは真っ直ぐな線とか壁がある訳ではなくジグザグとしていて何等かのもので仕切られていて、その隣では普通の生活がされています。

元々道路が繋がっていた場所には国連軍の監視所などがあり、兵士が見張っていて撮影は禁止です。こちらのようにただ壁があるだけの場所もあります。兵士がいなくても監視カメラはあります。このような分断が続いて40年以上が経過し、今では武力衝突などはないようです。

それではクロスポイントを超えて北キプロスへと行きましょう。クロスポイント前のオブジェでは猫がいろんなポーズを取りながら見送ってくれます。北キプロスはトルコ以外の国が認めていない国なので、日本とはもちろん国交もありません。何かあったら何の支援も受けられません。気を引き締めて行きましょう。

次回は北キプロス側のニコシア(レフコシャ)をレポートします♪
9:50 モスクの所で道を曲がり、ニコシア旧市街の中で一番昔の面影が残るというライキ・ギトニアという地区へと向かいます。ヨーロッパの町というより、アジアの町の雰囲気に近いです。
日曜ということもあり、人影が少ないです。

数分歩いて辿り着いた辺りが、ライキ・ギトニアと呼ばれる場所です。でも、ここまで来ても旧市街ぽい雰囲気はあまりありません。

お店も多いようですが、日曜の午前中だからかほとんど開いていません。ニコシア旧市街は人も多く、先月は同じツアーの人がスリにあったから気を付けてと言われていましたが、スリも何も人がいません。

かろうじて地面はアスファルトではなく、石畳ですが、あまり古いものではないようです。やっと開いているお土産屋もありました。

しかし売っているものはお土産なのか、ガラクタなのか、今一つ誰相手に商売しているのかよく分からない品揃えです。

一応お土産らしきものが揃った一角、キプロスのお菓子やシロップなどが売られています。人にあげたら、こっそり捨てられるであろう微妙なものが多いです。キプロスはギリシャ系住民が住みますし、EU加盟国ですが、アジア中東の影響が強いです。

そして、町の治安があまり良さそうには見えません。シャッターなどには落書きなども見られます。それでも多少は、観光を意識してきれいにしているつもりなのでしょうが、こちらの花は造花で、大変残念な感じです。

それでも、このニコシアの旧市街の中では、そこそこきれいな町並みが見れる場所と言ってもいいかも知れません。

城壁沿いに出ました。広場は何やら工事中、その奥にタウンホールが見えます。

そしてそこから真っ直ぐ北に伸びる道がニコシアのメインストリート、リドラス通りです。簡単に言うと歩行者天国の商店街で、様々なお店がずらっと並んでいます。

近代的なお店も多く、スターバックスやマクドナルドなどもあります。

そしてまっすぐ行くとリドラス通りの北の端に突き当たります。南北キプロスを分断するグリーンラインです。ここにはクロスポイントがありますが、北キプロスへ徒歩で行き来ができる国境検問所のようなものです。今回のツアーではグリーンラインを越えて北側も観光します。

北キプロスに入る前に、ガイドがグリーンラインの現状を見せてくれます。こちらはクロスポイントのすぐ右にある飲食店のテラス席、その向こう側には土嚢とドラム缶が壁を作っています。
グリーンラインは真っ直ぐな線とか壁がある訳ではなくジグザグとしていて何等かのもので仕切られていて、その隣では普通の生活がされています。

元々道路が繋がっていた場所には国連軍の監視所などがあり、兵士が見張っていて撮影は禁止です。こちらのようにただ壁があるだけの場所もあります。兵士がいなくても監視カメラはあります。このような分断が続いて40年以上が経過し、今では武力衝突などはないようです。

それではクロスポイントを超えて北キプロスへと行きましょう。クロスポイント前のオブジェでは猫がいろんなポーズを取りながら見送ってくれます。北キプロスはトルコ以外の国が認めていない国なので、日本とはもちろん国交もありません。何かあったら何の支援も受けられません。気を引き締めて行きましょう。

次回は北キプロス側のニコシア(レフコシャ)をレポートします♪