中国・杭州(空港~杭州動物園)
今回から11月のパンダ巡りの旅レポートスタートです。
すっかりパンダファンの一員になった私、カリブ海クルーズから中2日ですが、今回もPandapia主催の現地集合イベントに参加することにしました。今回の目玉は、19世紀のパンダ発見の地、宝興(バオシン)の聖地巡りです。費用は約11万円(ホテル相部屋、航空券は別)です。8名の参加。
2017/11/02 (1日目)
この日が集合日でしたが、成田からの直行便がない曜日だったため、私以外の参加者は前乗りして中国入りしているようです。何日の何時に到着しても成都空港にはスタッフが迎えに来てくれるということで、その言葉に甘えて杭州経由で深夜着の便をUAのマイレージから特典予約しました。今回は往復で別の経由で取っているので、搭乗レポートを別出しにせずにいきますね。
(成田→杭州→成都は国際線はANA、その先は中国国際航空、15000マイル+空港税など3460円)
8:00前に成田空港に到着し、チェックインします。中国国内線のチェックインは日本でできない事はわかっていましたが、荷物のタグは出るはずでした。でも、何回やってもらっても杭州までのタグしか出ません。申し訳ないけど、杭州で手続きしてくれと言われ、面倒な事になったなと思います。杭州で動物園に行こうとしているので、荷物をすんなり預けられないかも知れないからです。
この日の中国元レートは実レートは17.27、成田の両替レートは18.78です。手持ちがあるので、足りなくなりそうなら現地のホテルで両替する方が断然お得なので両替はせずにANAラウンジへと向かい、搭乗を待ちます。
10:00発予定のNH-929便にて、杭州へ向かいます。中国便にはよくあることですが、出発が少々遅れます。機材は、A320です。

座席配列はABC-HJKの3-3配列、大きくない飛行機ですが、結構空席があり、私の横2席も空いていたので、のんびりと過ごせます。もともとフライト時間は約3時間と短いのですが、疲れが溜まっていて、今日も最後は深夜着になるので、寝れる時に少しでも寝て起きましょう。

シートは新しいもので、スクリーンはやや大きく解像度が良いものでしたが、映りこみが気になります。正面から写真撮ったら自分がばっちり映るタイプです。寝るつもりでしたが、映画を見てしまいました。

11:30 機内食が配られますが、チョイスはなしです。すき焼き丼です。ユナイテッド航空に乗ったばかりのせいか、とても豪華に感じます。

12:35 杭州空港に到着です。
入国審査を通り、バゲージクレームに出たら、ちょうどプライオリティで私の荷物が一番に出てきました。お陰で、税関の通路とか出口はどこ?と戸惑ってしまいました。荷物はX線チェックを受けてから外に出ます。次は、隣の国内線ターミナルに移動してチェックインし荷物を預けて身軽になろうとします。
なんとか国内線出発エリアに行き、VIP用のカウンターを見つけ、旅程を見せますが、なんで東京から成都に行くのに、今ここにいる?とびっくりされてしまいます。トラブルでここにいるの?という感じでしたが、今日は直行便がないから乗継なのだと説明したらわかってくれたようです。英語通じます。
ですが、22:00の便ならチェックインは20:00からね、と言われてしまいました。やっぱりそう来たか、嫌な予感が当たった・・・。荷物はどこか預ける場所を探すか、小さめだから持って歩くかと頭をよぎった瞬間、ちょっと待って、と呼び止められます。スターアライアンスゴールドだったらラウンジに招待できるから、と結局、その場でチェックインとラウンジインヴィテーションを発行してくれました。
13:10 荷物からも解放され、22:00の飛行機に乗るまでのフリータイムとなりました。所が次は、この出発エリアからの出口が見つからずに右往左往します。やっとの事でエレベータを見つけ、到着階の下階に行くと、ちょうど空港バスのチケット売り場がありました。

事前に調べていたバス路線3つのうち、時計を見て、13:20南駅行きのチケットを購入します。メモに書いて見せると、値段以外の何かを言われたのできょとんとしてしまいます。すると、相手もメモに身分証といった中国語を書いてきたので、あぁパスポートがいるのねと理解します。パスポートと料金20元を出し、無事にチケットをゲットします。乗り場はあっちね、と言った具合に指差しながら何か言うので、謝謝と言って立ち去ります。
しかしそれこそメモで確認すべきでした。バスは国内線ターミナル前にいっぱい停まっているのをターミナル移動の時に見ていた私は、そのまま近くの出口を出てしまいました。しかし、バスはそこにたくさん待機しているのに、そこはフェンスに囲まれていて入口が見つかりません。係員とか警察ぽい人に聞いても、誰も英語を話しません。バーを乗り越えて無理やり入ろうとしてみたら、当然係員が飛んできてすごい剣幕で怒られます。外国人だと分かると少し態度が軟化、どうやらいったんターミナルの中に入らないといけないらしいと分かりました。しかしもう出発時間まで時間がありません。
ターミナルに入ろうとするとまたセキュリティの列に並ばされます。バスのチケットを見せ、時間がないとアピールすると、ははは1分しかないよとか何とか言いながら突破するのを許してくれました。入った入口から2つ先の出口がどうやらバス乗り場の入口でした。そこへ急ぎますが、またセキュリティチェックだと注意されてしまいます。
私はもう汗だく、やっとの事でバス乗り場に辿り着き、何番乗り場かチケットを確認し、走って行きます。時間を過ぎていたので、そこにいた係のお姉さんに、これもう行っちゃった?と話しかけると、あーいたいたと言うリアクション。システム管理されていて買ったけど乗ってない人が1人いて置いて行こうかと運転手と話していた所だったようです。
この南駅行きは次のバスまで1時間とかあるやつだったので、助かりました。私のせいで5分程遅れてバスは出発です。とりあえずバスに乗れてよかった。切符のバーコード読んでたし、行先は多分合っているのだろうと、身をゆだねて汗を拭き、呼吸を整えます。久しぶりに冷や汗かきました。

ところで、私が杭州に来るのはこれが初めてではありません。約20年前に出張で来たことがあります。その頃は空港はなかったので、上海から列車です。観光地として栄えていた所だったとの記憶はありますが、それほど都会ではなかったはずです。しかしどうでしょう、車窓景色はすっかり違う街のように見えます。

やがて川を渡ります。川沿いにも高僧のビルやらマンションがいっぱいです。しかも最近のデザインのビルやホールのようなものが乱立し、杭州はすっかり都会になっていました。

14:05 杭州南駅に到着です。出口の途中にタクシー乗り場もありますが、中国のタクシーに一人で乗るのは怖いので、今回はバスで目的地へ向かうことにします。中国語が話せないので、ぼったくりに遭ったり、遠回りされたり、違う場所に連れていかれるといったトラブルの不安が拭えないからです。

中国を個人旅行する際にはスマホやタブレットが必須でしょうが、私はガラケー+PC派、事前に地図でバス停の位置などを調べています。中国ではグーグルマップは役に立たないので、高徳地図や百度地図がオススメです。出口を左に出て近くにバス停があるはずです。マンションやら商店が並んでいます。

バス停はあっさり見つかりました。334番、向きを確認すると逆だったので、道を反対に渡り先に見えていたバス停へと向かいます。空港からは武林門という所へ行く空港バスが多いのですが、町の中心部を抜けて動物園と反対方向のため、今日は南駅に出たのですが、この334バスは20分間隔なので乗継は悪そうです。

14:30 334のバスがやっと来ました。行ったばかりだったのか、20分以上待ちました。前乗り先払い、料金は均一で路線によって金額が異なります。334は2元です。
9駅乗りますが、車内に電光掲示板はなく、次のバス停のアナウンスは聞き取りにくいので、英語のアナウンスの部分だけ聞くか、バス停に停まった際に外のバス停をチェックしたりします。
観光地である西湖の脇なども通り、外の景色を見ながらバス停チェックです。

西湖の一角かな?いつか見た景色です。ちょっと歩きたい気分ですが、今回は杭州動物園に行くという事をミッションとしているので、よほど余裕がない限りは観光は我慢しなくては行けません。

15:00ちょっと前に動物園のバス停に到着です。この周辺は道の両側が森のようになっていて、あれ、動物園の入口どこよ?状態です。しかも平日のこの時間から動物園に行く人ってそういないので、地図を思い出しながら、たしかバス停から前方だったなと歩きだします。

15:00 杭州動物園に辿り着きました。私の大好きなパンダ七喜(チーシー)の幼馴染、成就(チェンジュウ)と双好(シュアンハオ)がいる動物園です。この2頭は昨年の現地集合イベントの時、ちょうど私と入れ違いで成都を去ってここに移動になり、会えませんでした。それで、一度会いたいと思っていたので、今回の成都行きで立ち寄ったという次第です。

次回は杭州動物園のパンダ館をレポートします♪
すっかりパンダファンの一員になった私、カリブ海クルーズから中2日ですが、今回もPandapia主催の現地集合イベントに参加することにしました。今回の目玉は、19世紀のパンダ発見の地、宝興(バオシン)の聖地巡りです。費用は約11万円(ホテル相部屋、航空券は別)です。8名の参加。
2017/11/02 (1日目)
この日が集合日でしたが、成田からの直行便がない曜日だったため、私以外の参加者は前乗りして中国入りしているようです。何日の何時に到着しても成都空港にはスタッフが迎えに来てくれるということで、その言葉に甘えて杭州経由で深夜着の便をUAのマイレージから特典予約しました。今回は往復で別の経由で取っているので、搭乗レポートを別出しにせずにいきますね。
(成田→杭州→成都は国際線はANA、その先は中国国際航空、15000マイル+空港税など3460円)
8:00前に成田空港に到着し、チェックインします。中国国内線のチェックインは日本でできない事はわかっていましたが、荷物のタグは出るはずでした。でも、何回やってもらっても杭州までのタグしか出ません。申し訳ないけど、杭州で手続きしてくれと言われ、面倒な事になったなと思います。杭州で動物園に行こうとしているので、荷物をすんなり預けられないかも知れないからです。
この日の中国元レートは実レートは17.27、成田の両替レートは18.78です。手持ちがあるので、足りなくなりそうなら現地のホテルで両替する方が断然お得なので両替はせずにANAラウンジへと向かい、搭乗を待ちます。
10:00発予定のNH-929便にて、杭州へ向かいます。中国便にはよくあることですが、出発が少々遅れます。機材は、A320です。

座席配列はABC-HJKの3-3配列、大きくない飛行機ですが、結構空席があり、私の横2席も空いていたので、のんびりと過ごせます。もともとフライト時間は約3時間と短いのですが、疲れが溜まっていて、今日も最後は深夜着になるので、寝れる時に少しでも寝て起きましょう。

シートは新しいもので、スクリーンはやや大きく解像度が良いものでしたが、映りこみが気になります。正面から写真撮ったら自分がばっちり映るタイプです。寝るつもりでしたが、映画を見てしまいました。

11:30 機内食が配られますが、チョイスはなしです。すき焼き丼です。ユナイテッド航空に乗ったばかりのせいか、とても豪華に感じます。

12:35 杭州空港に到着です。
入国審査を通り、バゲージクレームに出たら、ちょうどプライオリティで私の荷物が一番に出てきました。お陰で、税関の通路とか出口はどこ?と戸惑ってしまいました。荷物はX線チェックを受けてから外に出ます。次は、隣の国内線ターミナルに移動してチェックインし荷物を預けて身軽になろうとします。
なんとか国内線出発エリアに行き、VIP用のカウンターを見つけ、旅程を見せますが、なんで東京から成都に行くのに、今ここにいる?とびっくりされてしまいます。トラブルでここにいるの?という感じでしたが、今日は直行便がないから乗継なのだと説明したらわかってくれたようです。英語通じます。
ですが、22:00の便ならチェックインは20:00からね、と言われてしまいました。やっぱりそう来たか、嫌な予感が当たった・・・。荷物はどこか預ける場所を探すか、小さめだから持って歩くかと頭をよぎった瞬間、ちょっと待って、と呼び止められます。スターアライアンスゴールドだったらラウンジに招待できるから、と結局、その場でチェックインとラウンジインヴィテーションを発行してくれました。
13:10 荷物からも解放され、22:00の飛行機に乗るまでのフリータイムとなりました。所が次は、この出発エリアからの出口が見つからずに右往左往します。やっとの事でエレベータを見つけ、到着階の下階に行くと、ちょうど空港バスのチケット売り場がありました。

事前に調べていたバス路線3つのうち、時計を見て、13:20南駅行きのチケットを購入します。メモに書いて見せると、値段以外の何かを言われたのできょとんとしてしまいます。すると、相手もメモに身分証といった中国語を書いてきたので、あぁパスポートがいるのねと理解します。パスポートと料金20元を出し、無事にチケットをゲットします。乗り場はあっちね、と言った具合に指差しながら何か言うので、謝謝と言って立ち去ります。
しかしそれこそメモで確認すべきでした。バスは国内線ターミナル前にいっぱい停まっているのをターミナル移動の時に見ていた私は、そのまま近くの出口を出てしまいました。しかし、バスはそこにたくさん待機しているのに、そこはフェンスに囲まれていて入口が見つかりません。係員とか警察ぽい人に聞いても、誰も英語を話しません。バーを乗り越えて無理やり入ろうとしてみたら、当然係員が飛んできてすごい剣幕で怒られます。外国人だと分かると少し態度が軟化、どうやらいったんターミナルの中に入らないといけないらしいと分かりました。しかしもう出発時間まで時間がありません。
ターミナルに入ろうとするとまたセキュリティの列に並ばされます。バスのチケットを見せ、時間がないとアピールすると、ははは1分しかないよとか何とか言いながら突破するのを許してくれました。入った入口から2つ先の出口がどうやらバス乗り場の入口でした。そこへ急ぎますが、またセキュリティチェックだと注意されてしまいます。
私はもう汗だく、やっとの事でバス乗り場に辿り着き、何番乗り場かチケットを確認し、走って行きます。時間を過ぎていたので、そこにいた係のお姉さんに、これもう行っちゃった?と話しかけると、あーいたいたと言うリアクション。システム管理されていて買ったけど乗ってない人が1人いて置いて行こうかと運転手と話していた所だったようです。
この南駅行きは次のバスまで1時間とかあるやつだったので、助かりました。私のせいで5分程遅れてバスは出発です。とりあえずバスに乗れてよかった。切符のバーコード読んでたし、行先は多分合っているのだろうと、身をゆだねて汗を拭き、呼吸を整えます。久しぶりに冷や汗かきました。

ところで、私が杭州に来るのはこれが初めてではありません。約20年前に出張で来たことがあります。その頃は空港はなかったので、上海から列車です。観光地として栄えていた所だったとの記憶はありますが、それほど都会ではなかったはずです。しかしどうでしょう、車窓景色はすっかり違う街のように見えます。

やがて川を渡ります。川沿いにも高僧のビルやらマンションがいっぱいです。しかも最近のデザインのビルやホールのようなものが乱立し、杭州はすっかり都会になっていました。

14:05 杭州南駅に到着です。出口の途中にタクシー乗り場もありますが、中国のタクシーに一人で乗るのは怖いので、今回はバスで目的地へ向かうことにします。中国語が話せないので、ぼったくりに遭ったり、遠回りされたり、違う場所に連れていかれるといったトラブルの不安が拭えないからです。

中国を個人旅行する際にはスマホやタブレットが必須でしょうが、私はガラケー+PC派、事前に地図でバス停の位置などを調べています。中国ではグーグルマップは役に立たないので、高徳地図や百度地図がオススメです。出口を左に出て近くにバス停があるはずです。マンションやら商店が並んでいます。

バス停はあっさり見つかりました。334番、向きを確認すると逆だったので、道を反対に渡り先に見えていたバス停へと向かいます。空港からは武林門という所へ行く空港バスが多いのですが、町の中心部を抜けて動物園と反対方向のため、今日は南駅に出たのですが、この334バスは20分間隔なので乗継は悪そうです。

14:30 334のバスがやっと来ました。行ったばかりだったのか、20分以上待ちました。前乗り先払い、料金は均一で路線によって金額が異なります。334は2元です。
9駅乗りますが、車内に電光掲示板はなく、次のバス停のアナウンスは聞き取りにくいので、英語のアナウンスの部分だけ聞くか、バス停に停まった際に外のバス停をチェックしたりします。
観光地である西湖の脇なども通り、外の景色を見ながらバス停チェックです。

西湖の一角かな?いつか見た景色です。ちょっと歩きたい気分ですが、今回は杭州動物園に行くという事をミッションとしているので、よほど余裕がない限りは観光は我慢しなくては行けません。

15:00ちょっと前に動物園のバス停に到着です。この周辺は道の両側が森のようになっていて、あれ、動物園の入口どこよ?状態です。しかも平日のこの時間から動物園に行く人ってそういないので、地図を思い出しながら、たしかバス停から前方だったなと歩きだします。

15:00 杭州動物園に辿り着きました。私の大好きなパンダ七喜(チーシー)の幼馴染、成就(チェンジュウ)と双好(シュアンハオ)がいる動物園です。この2頭は昨年の現地集合イベントの時、ちょうど私と入れ違いで成都を去ってここに移動になり、会えませんでした。それで、一度会いたいと思っていたので、今回の成都行きで立ち寄ったという次第です。

次回は杭州動物園のパンダ館をレポートします♪