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中国・松藩~九寨溝

2015/06/23 (2日目) 続き

17:25 松藩古城の中、南北に伸びるメインストリートをちょっと歩き始めたかと思ったら、今日は早めに九寨溝のホテルに入りたい、渋滞で遅れたのでもう切り上げましょう、と引き返すことになりました。もう少し町を見たかったですが、まぁ仕方ありません、チベット民族が主に暮らす町ということで、特異な雰囲気は多少は味わえたような気がします。

松藩古城内


両脇の店で良く売られているヒトデのような花のようなこれ、冬虫夏草(とうちゅうかそう)という名産の漢方だそうです。万病に効く高価な漢方で、1㎏30万元もすると現地ガイドは言います。気になったので後で調べたら、虫に寄生するキノコの一種で、天然の本物はやはり非常に高価なのだそうです。売っているのは束ねて花のようにしているみたいですね。

冬虫夏草


城壁の外へ出て駐車場へと戻ります。そこそこ大きい町ですが、都会的雰囲気はなく、地方の中心の町という感じです。中心部は商店が多く、西洋文化の影響がほとんどないため、中国らしさが色濃いと言えます。

松藩古城の外側


17:35 わずか30分の滞在で松藩を後にします。この町は標高3000m(ガイドブックなどによりかなり差があり)クラスのため、かなり頭が重くなってきました。恐れていた高山病の初期症状が既に現れ、明日の九寨溝観光のため以降徹底的におとなしくすることにします、
松藩の町では、ヤクの肉などを売る店がとても多いです。

ヤクの肉などを売る店


松藩の駐車場でチベット族が観光客相手に商売を積極的にしているのですが、その中で大きなパンを売っている人が多かったのが気になっていました。現地ガイドさんが買ってくれて、皆に味見をさせてくれました。素朴なパンを食べながら、ぼんやりと車窓を眺めます。町からほんの数分ですっかり山の中です。

松藩近郊


松藩から先は高地の移動ですが、しばらくは視界も開けそれほどの山道という訳でもありません。山の中腹や川沿いなどに、チベット族の村などが見られます。この距離ではよくわかりませんが、屋根に特徴的な小さな飾りがついていたりします。

松藩近郊の村


それと立派なお寺が多く見られます。ブータンもそうですが、寺や一見何もない山の斜面などに5色の祈祷旗がたくさん掛けられています。

松藩→九寨溝の大きなお寺


少しずつ山が深くなってきました。こちらはチャン族の村なのかな?集落の雰囲気が全く違います。と言っても、どうも廃墟のようです。九寨溝県は思っていた以上に広く、四川九寨黄龍空港が山の中にあり、観光地まではまだ相当に遠いようです。

松藩→九寨溝の車窓景色


空港付近からはカーブの多い山道に変わり、民家もほとんど見られない深い山の中を走ります。既に薄暗くて不気味な感じです。私はかなり頭が重くなってきて嫌な予感でいっぱいなのに、加えて車酔いの気配もしてきました。酔い止め薬を飲み、吐き気が収まるよう念じ続ける時間が続きます。1時間ほど山道を下り、途中にはいろは坂のような坂もありました。

やっと町らしきものが見えてきて、そのうちびっくりするような景観が目に入ります。ものすごいケバケバしたテーマパークのような町が広がっていました。この辺りが九寨溝の町の中心部のようです。

九寨溝の町


山の中に突然のように現れたネオンだらけの町にびっくりです。かなり人も多く、賑わった温泉街と歌舞伎町を足して割ったような感じです。日本からのツアーはこういった中心部にはホテルを取らないみたいですね。

ド派手な九寨溝の町


そこからさらに進み九寨溝景区観光の入口前を通り、またさらに進んでやっとホテルに到着です。何とか吐かずにホテルまで辿り着きました。
19:40 千鶴国際大酒店に到着です(写真は翌日撮ったもの)。周囲は小さめのお店(売店とか土産物屋)があるだけで中心部からはかなり離れています。

九寨溝のホテル千鶴国際大酒店


19:45 まずはホテルで夕食です。ここも四川省ですが、野菜中心で辛い物がほとんどありません。あまり油っぽくなかったので少し頂きましたが、気持ち悪かったのでスプライト(15元)で体調回復に努めます。吐気がある時、体調が悪い時は炭酸水がいいです。

千鶴国際大酒店の夕食


少し食べられた事もあり、体調は悪化しませんでしたが、明日の観光に備え、食後に周辺散策などは控えてホテルでおとなしく過ごします。部屋は明るくきれいで使いやすいです。冷蔵庫なし、水ボトル一人1本、龍井茶あり。強力なドライヤー、水圧のあるシャワー。Wi-Fi無料。

千鶴国際大酒店の部屋


2015/06/24 (3日目)

昨夜はものすごく早くに寝て十分睡眠を取ったこともあり、体調は悪化せずに朝を迎えられました。今のところ九寨溝観光に支障はなさそうです。最もホテルがある場所の標高はそれほど高くないので、ここで具合悪いなら観光はもっと高度高い所に行くので無理でしょう。朝食をしっかり食べて体力をつけたいと思います。

千鶴国際大酒店の朝食


千鶴国際大酒店の朝食はやはり中華のビュッフェになりますが、やっぱり麺がオススメです。
スープが2種類あるので、どちらが希望か調理担当の方に伝えます。お好みに合わせて、トッピングを自分で盛って完成。辛いスープを選んだのですが、やっと四川らしさを感じる味になりました。こういうのが普通に食べられれば、体調は大丈夫でしょう。

千鶴国際大酒店の朝食の麺


次回は九寨溝観光をレポートします♪

中国・九寨溝(入口~鏡海)

2015/06/24 (3日目) 続き

7:30 千鶴国際大酒店をバスで出発、5分で九寨溝のパーキングに到着です。九寨溝風景区の中は専用車以外は入れないために、ツアーバスは駐車場までの利用となります。この駐車場から九寨溝風景区入口までは徒歩10分ほどです。まずは屋根付きのお土産屋通りを歩きます。

九寨溝の駐車場から風景区への歩道入口


お土産屋街を通り抜けたら、川沿いを歩きます。途中、小雨が降ってきました。6月くらいから降水量が増えることで、九寨溝の湖の水量も増えて見ごたえが出てくるので、多少の雨は仕方ないかもしれないですが、できればこのまま小雨で済んでもらいたいものです。

九寨溝風景区への歩道


風景区の入口に到着し、現地ガイドがチケットを買ってくるのを少しの間待ちます。
チケットをもらったら入口ゲートへと向かいますが、ものすごい人です。九寨溝のベストシーズンは夏から秋なのですが、まるでテーマパーク並の人出です。

九寨溝風景名勝区入口ゲート


8:00 九寨溝風景名勝区に入場します。入口ゲートは、大きなテーマパークや動物園のような感じです。ゲートにパンダの飾り、かわいいです。

九寨溝入口ゲートのパンダの飾り


8:05 九寨溝の中はY字型の渓谷沿いに見所が集中しますが、何といっても広さが720㎢もあるので、風景区専用のグリーンバスと呼ばれるバスでの移動とお好みに合わせて徒歩という組み合わせになります。ツアーでは、このグリーンバスを1台チャーターして観光します。路線バスのようなバスです。

九寨溝専用グリーンバス


九寨溝風景区の入口は標高2000mくらいですが、ここからバスでどんどんと上っていきます。観光する一番奥の高い所で3000mを超えるくらいなので私のように高山病に弱い人は、テンションを上げないことが重要です。窓からきれいな水の色が見えてもはしゃがないよう注意です。

九寨溝グリーンバスから見た風景区の景色


車窓からは次々ときれいな湖が見えてき始めました。入口に近い樹正景区と呼ばれるエリアです。恐らく後でゆっくり見ることができるはずです。

九寨溝グリーンバスから見た樹正景区の景色


8:20 樹正景区の上の方、犀牛海で写真ストップです。バスを下りたら雨が止んでいてほっとしました。私はTシャツに薄手の長袖シャツ一枚でちょうどいい感じだけど、皆さん山用などの上着を着てリュック背負っている人が多かったです。

九寨溝犀牛海


犀牛海は標高2315m、20万㎡と九寨溝の中では大きめの湖で、色の変化が大きいことで有名だそうで、見る角度によってかなり色合いが違います。青空が見えないですが、きれいなブルーです。

美しいブルーの犀牛海


90度方向を変えて見ると、鏡のような湖面です。波が立ちにくい湖なので、雲までくっきり映ります。チベットの高僧がサイに乗って現れたと言う伝説から犀牛海と名付けられたそうです。

鏡のような犀牛海


8:30 バスでちょっと移動し、諾日朗瀑布にやってきました。先ほどの犀牛海の上流に位置する滝で、九寨溝のY字型の渓谷のちょうど中心部分にあります。

九寨溝諾日朗瀑布


落差30m近く、幅320m、ととてもワイド感があります。水しぶきがかかり、また雨が降ってきたのかと勘違いしました。冬には凍るそうです。

幅の広い諾日朗瀑布


バスが待っている所まで少し歩きます。九寨溝風景区内の道は全てこういった木道で、平で歩きやすいです。濡れている時は滑りやすいのでちょっと注意が必要ですが、長時間疲れない靴なら何でも大丈夫そうです。トイレは各所にあるので心配要らないです。

歩きやすい九寨溝の木道


9:55 続いてY字渓谷の右側、日則景区に入ってすぐ、鏡海にやってきました。どのガイドブックにも朝がオススメとあります。朝は波が立たないし、きれいに鏡のように木々が映ります。

九寨溝鏡海


奥の方は朝霧が立ち込め幻想的な雰囲気です。その朝霧も含めてきれいに湖面に映るので、鏡海という名は相応しいと言えます。

まさに鏡の鏡海


ここでは15分くらい時間をもらえたので、じっくりと綺麗な湖面を眺めることができました。
湖の色も何とも言えないきれいな色です。

色も美しい鏡海


次回も九寨溝の続きをレポートします♪

中国・九寨溝(五花海~熊猫海)

2015/06/24 (3日目) 続き

9:10 日則景区をバスでちょこっと移動し、五花海を綺麗に見下ろすスポットで下車します。
九寨溝を代表する美しい湖で、藻などでいろんな色に見えることから五花海と付いたようですが、全体を見下ろす場所からだときれいなブルーにしか見えません。

九寨溝五花海


ここでは40分のフリータイムがもらえたので、湖の周りを散策します。湖面まで下りると、湖に掛けられた橋で奥へ行くことができます。この辺りからは、湖底に横たわる朽ちた大木がくっきりと見えます。

九寨溝五花海にかかる橋と沈む大木


奥まで歩くと、藻や草が多くなり、湖面は青一色と思っていたのが、緑系が強くなってきたように思います。ちなみに、各湖の名前と説明が書かれたこの石碑、記念撮影に大人気なので、このように人のいない状態で撮るのは至難の業です。

青だけじゃない五花海


まだまだ時間があるので、更に奥へと続く散策路を進んでみます。基本的に私達は各湖をバスで移動していますが、こうして木道がずっと繋がっているので、近くの湖を歩いて周ることも可能です。この道はこの上にある熊猫海(パンダ海)へと続いています。

五花海の奥の木道


周囲の山はまさにパンダが住んでいた山で、以前は九寨溝の湖にもパンダが姿を見せたそうですが、専用バスとはいえ、バンバン車が通り、騒がしい観光客でいっぱいのこの周辺からはきっともうお引越ししたことでしょう。人が山に入らないためか、動物が人と遭遇するのを防ぐためか、柵が作られています。

五花海の奥の山々


熊猫海までは少し離れているからか歩いている人は少なかったですが、五花海の奥までやって来ました。ここへ来てやっと5色のグラデーションという絶妙な色合いの湖の姿が見れました。湖面に霧もかかりとても幻想的です。

いろんな色のグラデーションに見える五花海


来た道を引き返し、時間ちょっと前にバスに戻ったにも関わらず、時間を持て余したのかもう皆バスに乗っていました。バスで更に上の湖へと向かいます。

9:50 日則景区の奥の方にある箭竹海にやってきました。標高2618mです。
車道に沿って広がる湖ですが、うーん、透き通ってもなく、青くもなく・・・。

九寨溝箭竹海


そして、この湖までバスで上ってきて歩いて途中まで下りたりする人が多いためか、車道はものすごい人です。まともな恰好をしている人が多いですが、寝間着のようなジャージとか、ミニスカートにハイヒールサンダルといった浮いた格好の人までいて、とにかくとても騒がしいです。

箭竹海の湖畔の車道を歩く人々


この湖の名前の由来は、パンダが大好きだという箭竹が湖畔に生い茂っているからということなのですが、手前はもちろん、ズームで見ても笹っぽいものが見当たりませんでした。

箭竹海に箭竹が見えない


10:00 箭竹海の下にある熊猫海に来ました。ここも大混雑です。
25分のフリータイムとなりました。

パンダ海


ここはきれいな青色に緑の木々が映って湖面の色がとてもきれいです。熊猫海は、パンダがよくやってきて水を飲んだりしたことからこの名前がついていますが、この通り、観光客だらけで騒々しいので、もう姿を見せることはないでしょう。

きれいな色の熊猫海と大勢の観光客


それでもこの湖の透明度は高く、お魚を見る事ができます。九寨溝にしかいない固有種で、鯉の仲間、松藩裸鯉という魚だそうです。ここの水は石灰が多量に含まれているので、普通のお魚は生存できないんだとか・・・。

熊猫海に住む松藩裸鯉


そして、熊猫海のすぐ下には熊猫海瀑布があるのですが、この滝を見に階段を下りないでくださいと現地ガイドに注意されました。そう言われるとどんな滝か気になります。上から覗くとこんな感じで、どんな滝かさっぱりわかりません。

熊猫海瀑布の上からの景色


ということで、かなり急で濡れて滑りやすい階段を注意して下りました。まぁ確かに誰か他人が足を滑らせただけでも危険ではあります。しっかり手摺りを掴んで気を付けて下りました。

熊猫海瀑布の急な階段


下から見るとなかなか綺麗な滝です。このまま下って行くと、ちょっと前に散策した五花海の道に繋がっているようです。

熊猫海瀑布


この滝の辺りに、たくさん小さな笹が生えているのを見られました。パンダが好きだという箭竹ですね。やわらかそうです。階段は上るのにとても体力を使いました。やっぱりシニアが多いツアーでは止めろと注視したガイドが正しいようです。

パンダの好きな箭竹


次回も九寨溝のレポートが続きます♪
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Author:aya1103
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