フランス・トゥールーズ~ルルド

今回から4月に行った南西フランスから北スペイン横断の旅レポートスタートです。
クラブツーリズムの9日間のツアーに旅ともさんと参加、旅費は燃油等込で26万円台。30PAX。

2014/04/20 (1日目)

22:10 このところ4連続で利用のTK-0053便でイスタンブールへと向かいます。
ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)の搭乗レポートはこちら

2014/04/21 (2日目)

4:50 イスタンブール到着。いつもより遅いなと思ったらサマータイムが始まってたのでした。乗り継ぎ待ち時間が結構あるので、ラウンジでゆっくり過ごそうと思っていたら、時間あるのでイヤホンガイドでツアーの説明しますと添乗員が言い出し、ツアー日程を最後まで詳しく説明し出しました。6:00過ぎにやっと開放され、トルコ航空を利用する一番の楽しみイスタンブールのCIPラウンジを堪能します(ラウンジレポートはこちら)。

11:00 TK-1805にて、トゥールーズへ。機内食あり。パーソナルモニターもない約3時間のフライトです。

13:40 トゥールーズ到着。トゥールーズ・ブラニャック空港はエアバス社の組み立て拠点でもあるので、珍しい飛行機を見つけました。エアバス・ベルーガ、白イルカの名前が付く貨物機で、エアバスの翼とか運んでいます。ぽっちゃり系の私は親しみを感じます。

トゥールーズ・ブラニャック空港のエアバス・ベルーガ


14:20 トゥールーズ・ブラニャック空港をバスで出発、今回トゥールーズの観光は含まれておらず、そのままルルドへ向かいます。車窓は新緑が豊かで、緑が輝いて見えます。この時期のヨーロッパは一番いい季節だと思います。

トゥールーズ近郊の車窓写真


今回ちょっぴり残念なのは、スペインへ抜けるのにピレネーは越えない点です。車窓から美しい山々を遠くに眺め、いつかピレネーでハイキングするぞと決意を新たにします。

ピレネーの山並み


16:30 ルルドのホテル、メルキュールインペリアルに到着です。ルルドの観光の中心、聖域まで徒歩5分くらいの好立地です。ポー川にかかるヴュー橋のすぐ近くにあります。

ルルドのメルキュールインペリアル


部屋は使いやすく、風呂トイレ別。バスタブ、ドライヤー、冷蔵庫あり。Wi-Fi無料(メルアド登録)。電源コンセントが廊下とバスルームにしかないのが唯一のマイナスポイント。

メルキュールインペリアルの部屋


飛行機の乗り継ぎがイマイチで、夕刻のホテル入りになるし、深夜便の移動だったからか、この日は観光がありません。19:00のホテルでの夕食まで時間があるので、早速町を散策することにしました。

17:00 翌日のツアーの観光で聖域には行くので、行かない方面を歩くことにして、ポー側の東側へ向かいます。グロット通り(Grotte)はなだらかな坂道で、ホテルやお土産物屋などがたくさん並んでいて賑やかです。

ルルドのグロット通り


ちょっぴり雨が降り出しました。通りはやや左へ続きますが、曲がった所の右に細い階段があったので、上ってみます。後で調べたら、ガルナヴィ通りという道だったようです。階段→高い所→景色がいい、という期待です。

ガルナヴィ通り


上った先は小さな広場に突き当たりましたが、興味深い泉や塔があるだけで、かなり高いところへ来たと思った割りには景色などはよく見えませんでした。

ガルナヴィ通りにある塔のある小広場


そのまま広い通りまで降りて、失った方向感覚を取り戻すために現在地を確認します。ブール通り(Bourg)に出たようです。近くに城塞があるのがわかったので、そちらへと足を向けます。やっぱりフランスだな、と思う素敵な町並みです。

ブール通り


ルルドの城塞は町の至る所から目に付くので、どうやって行くのかと思っていたら、ブール通りから入り口を発見しました。城塞は大好きなので、是非上りたいと思っていたら、全体が博物館になっていることが分かりました。展示物はともかく見晴しがいいだろうと、空いているようなので入場することにします。ピレネー博物館一人6ユーロ。

ルルドの城塞はピレネー博物館


チケット買うと、18時で塔も教会も閉めるから、と念を押され、エレベータに案内されました。エレベータで上がったら、素晴らしい景色が待っていました。天然の岩山を要塞にしてあり、見下ろす町並みが素敵です。

ピレネー博物館のエレベータの上からの眺め


町の東側の景色です。塔はサクレ・クールのものです。上機嫌で写真を撮ります。

ルルド城塞から見たルルドの町並み


さて、エレベータから先へ進むと、順路と主な見所、そしてもう一度クローズの時間をフランス語で念押しされました。フランス語はほとんどわかりませんが、言いたい事は分かったの、時計を確認して先へ進みます。17:30、あと30分と微妙な時間です。
英語のリーフレットの番号通り、一応展示をさくっと一通り見ることに。

順路は一方通行になっていてくまなく見られるようになっています。ピレネー地方の生活を表す展示がメインで、動物の展示とかもあります。

ピレネー博物館の展示


この要塞は、最初はローマ人によって利用され、一番古い記録はシャルルマーニュ(カール大帝)が778年に要塞を包囲したもののようです。その後、11~12世紀にはビゴール伯爵の城となり、16世紀以降には牢獄としても使われた長い歴史があるようです。こちらは順路の脇にあったのですが、いつの時代のトイレでしょうか。

ルルド城塞の古いトイレ


展示はゆっくり見ている暇はないけど、期待外れとも言い難いものでした。私たちが最後の入場者なのか見たところから鍵をかけているようです。急いで、塔に向かいます。高さ26m、最初は1314年に建てられ、1406年に再建されたものとのことです。

ルルド城塞の塔


104段という螺旋階段を上ると一番上まで上がれますが、大きくはない窓はガラス張りで景色が抜群とまでは言い難かったです。塔の入り口の所にあるテラスからの方が素晴らしい眺めです。ルルドの聖域が一望できます。楕円の芝生の近辺が聖域と呼ばれるエリアでいくつもの聖堂がありますが、それは明日のお楽しみです。

城塞から見たルルドの聖域


次回は城塞の続きからルルド散策後半をレポートします♪

フランス・ルルド散策

2014/04/21 (2日目) 続き

城塞(ピレネー博物館)の塔を降りたら、後は教会を見て終わりかなと思いながら地図を見ると北側にも何かあるようなので花壇に誘われるように広いテラスを歩きます。花壇の中にミニチュアハウスがあります。1/10のスケールで作られたピレネー地方の建築モデルです。

ルルド城塞ピレネー建築模型


一番奥には、お城の模型と思われるものも。かつての姿を再現したものでしょうか。屋内にももっとシンプルな模型がありましたが、かなり大きく、リアルです。

ルルド城塞模型


模型の裏側にあった見張塔もしくは砲台と思わしきところに何気なく入ってみると、ルルドの聖域がばっちり眼前に見えました。ポー川に守られるような聖域と、取り囲む町並みがとても素敵です。城塞からこうした絶景が大好きです。

ルルド城塞からは聖域全景が見渡せる


それにしても、聖域、まるでお城のようです。(下世話な言い方をすればテーマパークのお城みたい?)荘厳というだけでなく、フランスらしいやさしさを感じる存在に見えます。時間と天気のせいか人がまばらです。

ルルド聖域


最後に小さな教会を見て、出口に向かうと、係りの人が向こうに墓地があって出口はあっちとフランス語で教えてくれました(たぶん)。せっかくなので、教えてもらった方へ進みます。14世紀の落とし格子の門をくぐり城壁の外へ出ます。ガイドには、急な坂道で戻らなければならないので勇気のある人だけどうぞ、と言ったことが書かれています。

ルルド城塞のピレネー墓地へと続く門とスロープ


急で滑りやすい石畳をずっと下っていった所は行き止まりで小さな墓地がありました。ピレネー地方の丸い墓石や石棺がずらっと並んでいる不気味な空間です。ルルドの共同墓地にあったものの複製らしいです。

ルルド城塞のピレネー墓地


もうクローズの時間間近なので、頑丈な門が閉められて、高い壁に囲まれた通路と墓の間に閉じ込められては大変、と急いで戻ります。お城のスロープというのはとても雰囲気があって素敵なので、昼間なら閉じ込められてもいいんですけどね。

さて、全部見て思い残すこともないので、出口へ向かいます。帰りもエレベータを利用できますが、せっかくなので歩いて降りようと思います。出口をたどると小さな跳ね橋から城を出ることになります。

ルルド城塞跳ね橋の門


後はひたすら階段です。でも、城塞の城への通路というのは狭いところもあったりでワクワクするので楽しいものです。上りはきついし時間かかるので、やはり下りで通るのがいいでしょうね。

ルルド城塞へと続く階段の道(ピレネー博物館内)


入り口にたどり着いたら18:00を回っていました。入場時間ギリギリで見学できたので、とてもラッキーでした。ルルドに到着するのが遅くなったり、ホテルで休憩していたり、途中で迷子になっていたら見学できなかったと思うと凄く得した気分になりました。

城塞から町の景色を見たこともあって、かなり町の地図が頭に入ったようです。上から見て素敵だったサクレ・クールに立ち寄ってみることにしました。素敵な路地を見ながら教会方面へ進むと、ペラマル広場に出ました。ここにはツーリストインフォメーションもありますが既に閉まっています。雨が少し強くなってきました。

ペラマル広場


サクレ・クールへ着くと、まだ扉が開いていました。どこまでも青ばかりのステンドグラスが印象的な教会です。ここで、雨宿り&休憩を取り、一息つきます。

ルルドのサクレ・クール


一息ついたら駅方向に歩いてみます。観光客はおろか、住人もほとんど見かけないほどの静かな住宅街です。でも、いろんな意味で目を引く家が多いです。

ルルド住宅街


駅付近に来ると駅は坂の上だと分かり、雨も降っているので、聖域方面を周ってホテルへ戻ることにしました。聖域に近付いてくるとお土産屋さんがびっしりです。

聖域へ続く道はお土産屋街


ルルドのお土産と言えば、キリスト教関連のグッズ、ルルドの聖水を入れるボトルの類、そして、ルルド・パスティーユです。このルルド・パスティーユはルルドの聖水を練りこんだキャンディですが、食感はペッツ、味はミントというラムネみたいなものです。1ユーロ前後からあって、意外と癖になるお菓子で、ここでしか手に入らないのでオススメです。

ルルド・パスティーユ


ポー川にかかるサン・ミッシェル橋を渡ります。振り返るとさっき行った城塞が町の真ん中にそびえる姿が眩しく見えます。城塞がもう閉まっていて上がれなかったら、絶対心残りになっただろうな、と思う存在です。

サン・ミシェル橋から見たルルド城塞


サン・ミッシェル橋を渡ったら目の前が聖域です。明日観光予定なので、近くへは行かず、レミ・サンペ通りを通ってホテルへと戻ります。19:00の夕飯には間に合いそうです。

サン・ミシェル橋から見たルルド聖域


次回はルルドのろうそく行列~聖ピオ10世地下バジリカ聖堂をレポートの予定です♪

フランス・ルルドろうそく行列~聖ピオ10世地下バジリカ聖堂

2014/04/21 (2日目) 続き

20:45 ルルドの夜のイベント「Torchlight Marian Procession」日本語ではろうそく行列とかろうそくセレモニーと言われる儀式に参加するため、ホテルを出ます。添乗員が希望する人を案内するという形なので、ホテルは聖域に近いし、道さえ分かっていれば単独行動OKです。聖域手前にあるお土産屋でろうそくを買ってから聖域に入ります。
夜の聖域、ロザリオ聖堂前は幻想的な雰囲気です。

夜のルルド聖域


残念ながら雨が少し強くなってきました。ちょうどろうそく行列が開始する21時を回ったので、まずは行列の先頭を確認します。十字架と光り輝くマリア像のお神輿が行列の先頭になります。これだけ光っていれば遠くからでもすぐ分かりそうです。

ルルドろうそく行列の先頭


ルルドがカトリックの巡礼地となっているのは、ここに聖母マリアが出現したこと、奇跡的治癒をもたらすルルドの泉があることがその元です。マリア様が現れ、泉が湧き出したというマッサビエルの洞窟は、明日の観光に入っていますが、近くまで来て気になるので寄ってみることにしました。城のようなロザリオ聖堂などの建物の下にある岩盤の麓にその洞窟はあり、マリア像が輝いています。

聖母マリアが出現したマッサビエルの洞窟


日中はそれこそ大行列に並んでこの洞窟に入るらしいので、ツアーでは近付かないかもしれません。雨だし、ろうそく行列が始まっていたからか、列が数人しかなかったので洞窟内に入ることにしました。熱心な信者さんが愛おしそうに洞窟の岩を撫でながらゆっくり進むので、同じように続きます。まさにその泉が湧き出した所、はカバーがかけられていましたが、流れる聖水を見ることができました。

奇跡の治癒力があるというルルドの泉


マッサビエルの洞窟の先にはろうそくを捧げる台がずらっと並んでいます。ろうそくの大きさごとに場所が決まっているようです。あの大きいのはどれだけ火を灯せるんだろう。ろうそく行列に参加する前に、ここで火種をもらうことにしました。

ルルド聖域にあるろうそく立て


ろうそく行列用のろうそくは、長細いろうそくに紙製のカバーを刺したもので、0.5ユーロで売っています。カバーが溶けた蝋がもち手にまで流れるのを防いでくれます。これを持って、ゆっくり行進している行列を追いかけます。

ろうそく行列のロウソク


行列は先頭が聖域の東の入り口方面まで周って引き返して来ていました。雨のせいか、今日の参加者はとても少ないようです。4月から10月まで毎日21時から行われる行事で、信者はもちろん観光客も含め、圧巻の人数が参加するとのことですが、今晩は極めて小規模のようです。

聖域を行進するルルドのろうそく行列


雨のせいで何度も消えてしまうろうそく、行列中に近くにいる見知らぬ参加者に何度も火をもらうものの、芯がすっかり濡れてしまってもう諦めました。行列の行進はロザリオ聖堂前で終了し、セレモニーが始まります。さすがに何言っているかわからないし、雨が強く寒いし風邪ひきそうなので、途中で帰ることにしました。

ロザリオ聖堂前でのセレモニー


洞窟の奥にロウソクを刺しに行って、ホテルへ帰ります。ろうそく行列ですが、雨が強くても雨天決行してくれるのは、1泊しか滞在しない観光客としてはありがたいですが、幻想的な雰囲気なんかは完全にぶち壊しでした。とても残念です。

2014/04/22 (3日目)

6:30 ホテルで朝食です。総じてフランスのホテルの朝食はとても質がいいと思います。
ホテルによっては特別おいしい所もありますが、外れが少ないというか、パンも焼きたてが多く、おいしいのが特徴です。

メルキュールインペリアルの朝食


8:45 荷物をバスに置いて徒歩にてルルド観光へと向かいます。雨も止み、一安心です。
聖域まで歩き、改めてお城のような聖堂を仰ぎ見ます。これからどんどん巡礼者たちが押し寄せてくる場所です。

ルルド聖域


こちら広場の中心に立つマリア様。ルルドは世界中に数あるマリア出現の中でも三大奇跡と呼ばれています。メキシコのグアダルーペ、ポルトガルのファティマとここで私も3つのマリア出現の場所を訪れたことになります。ルルドに出現したのは1858年のことです。

ルルドのマリア像


まずは聖ピオ10世地下バジリカ聖堂から見学します。城塞から見たとき楕円形に見えた芝生の地下がこの聖堂になります。まるで大きな地下駐車場に入るかのような感覚でスロープを降ります。ここからも城塞がきれいに見えます。

聖ピオ10世地下バジリカ聖堂入り口から見たルルドの城塞


聖ピオ10世地下バジリカ聖堂は、1年半で作った聖堂で、中央にまったく柱がない構造になっています。奇跡の泉に来る巡礼者には重病者も多く、車いすやストレッチャーで来る人に配慮し、2万人収容するためにできるだけ柱を少なく、橋を建てるような方法で建てたそうです。いつもミサをやっているようですが今日はがらんとしています。

聖ピオ10世地下バジリカ聖堂内部


去年6月にはポー川の洪水による被害で、安置されていた聖遺物も流されてしまったそうです。聖堂には聖人のポートレートがずらっと並んでいます。写真左が、ルルドの貧しい家に生まれた少女ベルナデット・スピルー、彼女の前に聖母マリアが出現しました。14歳のときだったそうです。

ベルナデット・スピルーのポートレート


ベルナデットのポートレートの近くに、ヨハネパウロ2世のものもありました。ヨハネパウロ2世は数日後に死後最速で成人に列せられることが決まっています。私はこのポートレートを見て、体中がぞわっとしました。マッサビエルの洞窟でミサを執り行っている場面のようなのですが、マリア像とヨハネパウロ2世の間にマリア様の影が見えるのです。

マリア様が写りこんだように見えたヨハネパウロ2世のポートレート


マリア出現を表すためわざと描き込んだものだと思いましたが、他の人の目には何も見えなかったようです。洞窟の岩の陰影の加減なのでしょうが、くっきりと頭から布を被った女性の人影が左手をかすかに上げているように見えます。聖地での不思議体験でした。

次回もルルドの聖域の続きをレポートします♪
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aya1103

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