FC2ブログ

モロッコ・フェズ旧市街①

2014/01/16 (3日目) 続き

13:30 ヴォルビリス遺跡からバスで1時間半ほど、オリーブやリュウゼツラン、うちわサボテンなどの景色を見ながら移動し、フェズにやってきました。1000年以上も続く世界遺産の町並みが目の前に広がります。

世界遺産の町フェズ


13:40 バスを降り、フェズ旧市街へと入ります。メディナを歩いて昼食のレストランへと向かいます。この町は時が止まったような変わらない人々の日常を見せてくれます。

フェズのメディナの日常の光景


決して広くはない道路の両脇は、様々なお店が並んでいます。お肉屋さんにはラクダの頭も・・・。お店のひとつひとつに異文化を感じます。

フェズのメディナのお肉屋さん


このフェズの旧市街は187もの小さなメディナの集合体です。ここで迷子になったら大変なので、前の人を見失わないよう気を付けて歩かなければなりませんが、この町の独特な雰囲気についつい足を止めてカメラを向けてしまいます。

世界一の迷路の町フェズ


細い通路やトンネル、どこをどう歩いたか、この町が3度目の私もまったく現在地がわかりません。路地の先の何の変哲もない扉の向こうにツアーの皆さんが吸い込まれていきました。この右手がレストランのようです。二度と行けないような場所にありました。

ほとんど隠れ家としか言いようのない邸宅風レストラン


14:00 たどりついたレストランでやっとLunchです。玄関口からは想像できないような、豪華な邸宅風のレストランでした。フェズにはこういったレストランがたくさんあるようですが、入口から全くその気配はわからないのは共通しているようです。

宮殿の中のようなレストラン


さて、久しぶりのモロッカンサラダからスタート。野菜なのでヘルシーと思いがちですが、オリーブオイルとか使ってるし香辛料も日本とは違うので、食べ過ぎるとお腹壊す危険があります。体慣れるまではガバガバ食べないのがポイントです。ちなみにメインはチキンのクスクスでした。

モロッカンサラダ


15:05 食後はメディナを歩いて観光です。3度目なのに、ここ通ったことあるな、とわかる道は10%くらいでしょうか。それくらい、とにかく入り組んでいます。間違いなく私の経験上、一番の迷路の町です。ここはモスクの近く、ロウソクやお香、貧しい子供に施すお菓子など売っているお店が多いです。

モスクの周辺のお店


こちらドレス屋さん。きらびやかな衣装が並びます。仕立てで作るようですけど、どの店も定員が男性なのが気になります。採寸とか、どうするんだろう?

アラブドレスのお店


おっとここは何回か来たことある広場だぞ、この木覚えてる。そんな目印になりそうな場所はいくつかあるものの、あちこちに細い路地が伸び、歩いていると東西南北も全くわからなくなるので、旅行者は本当に気を付けた方がいい町です。実際、ツアーでも迷子になる人は後を絶ちません。

フェズのメディナの中の目印になる広場


こちらはメディナの中心にあるカラウィンモスク。かなり大きなモスクで入口が10個以上もあります。異教徒は入れないので、入口からちらっと中を覗く程度です。このモスクを一周するようにメディナを歩くだけでも十分迷子になれそうなとてもハラハラわくわくする町です。

フェズのカラウィンモスク


15:40キャラバンサライの前へ出てきました。ネジャーリン広場です。右に写っているきれいなモザイクの泉ときれいな装飾で彩られた昔の宿、このフェズのメディナを訪れる観光客は必ずこの光景を見て、記憶に残す場所ではないでしょうか。

ネジャーリン広場とキャラバンサライ


このネジャーリン広場から細くて暗い脇道を少し行った所に皮の染色をするタンネリがあります。小さな扉をくぐると、色鮮やかな革製品のお店です。お土産の物色は後にして、匂い消し用の生のミントを受け取り、屋上へと向かいます。ちなみにツアーで行くこのお店、物はいいですがちょっとお値段高めです。人気のバブーシュは毎年デザインが変わります。

革製品のお店人気はバブーシュ


屋上からタンネリを見下ろします。このお店、お店も屋上のスペースも増築していました。儲かっているようです。幸いな事に風がほとんどなく、あの強烈な匂いはほとんどしませんでした。ここでは完成品を売るお店の人も含めて約250人が働いているそうです。

フェズのタンネリ


皮の染色は昔ながらの手法で、すべて手作業のようです。いろんな色の染色桶はかなりの年季が入っているし、今はともかく将来はきっとここも後継者不足で、そのうち観光客向けのパフォーマンスだけになってしまう日が来るのだろうかなど寂しい考えが頭を過りました。

色鮮やかだけど汚らしい感じの染色桶


次回はフェズの後半をレポートの予定です♪

モロッコ・フェズ旧市街②

2014/01/16 (3日目) 続き

16:10 タンネリを出て再びフェズのメディナを歩きます。これで大き目の道です。たぶん、過去に来た時も含めて何度か通っている通りで、これから行こうとしているブーイナニア神学校までは地図があれば私も一人で行けそうです。

フェズのメディナ


16:35 ブーイナニア神学校に到着。ここは14世紀の神学校です。毎回来るので、よく覚えていますが、由来などはいつも忘れています。

ブーイナニア神学校


使われている木材はアトラス山脈の杉、タイルのモザイクの上にはまるで模様のように黒い文字が刻まれています。この黒い文字はコーランです。その上の白い文字は建物の歴史について刻んでいるそうです。

ブーイナニア神学校の壁の彫刻


白い部分は漆喰で彫刻が施されています。模様が繊細で美しく、華美な所がまったくない建物だけに、その素朴で細かな美しさには何度見ても心打たれます。

ブーイナニア神学校の美しい繊細な彫刻


16:50 雨が降ってきたし、休憩も兼ねて近くの彫金のお店で休憩です。釘のようなものを打ち付けて細かく彫刻された細工は、ミントティーのセットなんかだと4万円くらいします。アクセサリー類なんかもとてもおしゃれな掘り出し物があります。

彫金細工のお土産


17:20 最後はブージュルード門をくぐってメディナを出ます。この門は20世紀初めのものでそれほど古いものではありませんが、モロッコらしいタイル装飾の門です。裏側は色が違ってグリーンのタイル装飾になっています。

ブージュルード門


ブージュルード門を出てからはバスに乗りホテルへと向かいます。フェズのメディナは中へ入れば車も入れない細い道が縦横無尽に走る巨大な迷路ですが、外から見ると城壁に囲まれ、あの喧騒ぶりは想像するのも難しいくらいです。

フェズのメディナの城壁


17:40 フェズの新市街にある5つ星ホテル、ピカルバトロス・ロイヤルミラージュに到着です。ドライヤー、冷蔵庫、セーフティボックス有り。バスタブ有り。Wi-Fiは無料(パスワードはフロントで)。

ピカルバトロス・ロイヤルミラージュの部屋


19:30 ホテルでビュッフェスタイルの夕食を取ります。天気が悪いし、今回は旅が長めなので夜は出歩かずゆっくり体を休めました。

2014/01/17 (4日目)

8:00 ホテルを出発します。出発前は前日に勝手に撮った写真をカメラマンがホテルに売りに来ます。モロッコでは各町でこういった商売が多いですが、あまりしつこくありません。

8:05 王宮に到着です。この門以外、周囲の撮影はNGです。13~15世紀のスルタンの居城で、現在もモロッコ国王がフェズに滞在するときには王宮として使われています。

フェズの王宮


8:30 フェズの町を一望する展望スポットにやってきました。ちょうど雨が上がり、虹が出ていました。ここは、16世紀の南の砦で、博物館にする予定があるそうです。

フェズの展望台


今日は雲がかかっていて、晴れた日とはまた違った景色です。これはこれで混沌とした街に謎めいた感じが加わっているようで素敵でした。

フェズのメディナを一望


8:50 フェズを去る前に陶器工房に立ち寄ります。過去2回来た時と同じ場所です。
フェズは陶器の名産地で、フェズブルーという濃い深みのある青が特徴的な焼き物です。

フェズの陶器工房


金曜日なので生徒はお休みですが、陶器の製造工程を見せてもらいます。まず粘土は水に入れ、一週間ほど足でこねながら寝かせます。それを手でこねて、不純物を取り除き、足こぎのロクロを使って整形します。そして乾燥させて窯で焼きます。こちら伝統的な窯、左が陶器用、右がタイル用で、焼き上がりに10時間かかるそうです。

伝統的な窯


焼きあがったら絵付けです。馬の尻尾でできたブラシで手書きで絵を描きます。後はモザイクの制作も見学します。モザイクは360種類の型があり、それぞれ種類に名前がついているそうです。柄は細かいものほどよく、テーブルの組み立てなんかは2週間もかかるそうです。

様々な形のモザイクピースを作る職人


一通り説明が終わった後はショッピングタイム。買い物は10%引きになります。コバルトの入ったフェズのタイルは強度がありますが、買った商品は割れないよう丁寧に包装してくれます。陶器の器なども、結構強度があります。いろんな食器があるので、びびっと来たら買ってみるのもいいのではないでしょうか。

フェズの陶器


次回はイフレン~ズィズ渓谷をレポートの予定です♪
(イスタンブールからの更新でした)

モロッコ・イフレン~ズィズ渓谷

2014/01/17 (4日目) 続き

9:30 フェズを出て山岳地帯を目指します。ベルベル人の町などを通りイフレンへと向かいます。前回、ひどい車酔いに悩まされたので、早めに酔い止めの薬を服用します。
10:55 1929年からの保養地イフレンに到着です。王様も別荘を持つ高級リゾートです。

高原リゾートイフレン


ヨーロッパ風の町のおしゃれなカフェでお茶して、さらに1DHのチップを払いトイレを借りる、という休憩スタイルです。ムスムス(ミルクコーヒー)とケーキで30DH。前回食べたおいしいレモンタルトがなかったのが残念でした。

イフレンのカフェでケーキセット


11:30 最後にアトラスライオン像を見てからバスに戻ります。このライオン、実物よりかなりデカイです。雨が降ってきました。しばらくバスの中なので、降るなら今のうちに降ってという感じです。

イフレンのアトラスライオン像


ここからは山越えです。過去2回は2月に来ていて、辺り一面雪景色でしたが、今回はまったく雪がありません。何だか不思議な感じです。雪が降ると通行止めになる確率も上がりますが、別世界の景色を楽しめるので、それもまた楽しみのひとつになります。樫の木やアトラス杉に囲まれた山道を通り抜けます。

イフレン周辺


森を抜けると、広い台地が広がります。雪が降っていてもこの羊さんたちはいるんですが、やっぱり雪がない方が草を食みやすそうです。

羊の放牧


道路脇ではちらっとだけ雪の痕跡がありました。季節によってはここが白一色の世界になっているのです。

雪の残る峠道


ひと山を越えると晴れてきました。一日の行程で天気が目まぐるしく変わるのも、気候をまたがった旅をするモロッコならでは、です。

広がる土の砂漠


やがて村を通過します。ベルベルの村ザイーダです。羊のタジンで有名で、道沿いのあちこちの店でタジン鍋が火にかかり、煙をあげています。

ベルベル人の村ザイーダ


果てしなく広がる土漠の向こうに雪をかぶった美しい山脈が近づいてきます。大アトラス山脈です。雲と雪山がまぶしいです。

大アトラス山脈


13:20 ミデルトの外れ?にあるホテル・タダルト(HOTEL TADDART)のレストランにて昼食です。あたりはポツポツと建物があるばかりで、車なしに生活するのも大変そうな所です。

ホテル・タダルト(HOTEL TADDART)


メインはマス料理。実は頭痛がひどくてゆっくり味わうどころではありませんでした。遠方への旅行の最初の5日間くらいは時差ボケなどから寝不足が続き、どうしても頭痛がするのです。酔い止めを飲んでから十分な時間がたったので、頭痛薬を飲みます。

マス料理


14:20 昼食後はミデルトの周囲の雄大な景色を楽しみ、再びバスに乗って砂漠の入口の町エルフードへと向かいます。

ミデルトの雄大な景色


またまた峠越えです。若干の車酔いと、激しい頭痛でもはやぐったりです。いつもこの辺りでこんな感じになりますが、それでもこの峠を超える価値は十二分にあるのです。

アトラス越え


15:50 ズィズ渓谷でPhoto Stopです。今回は天気がイマイチ。美しい渓谷、というより厳しい環境の渓谷といった感じです。

ズィズ渓谷


この辺りには緑も少なく、ちょっと寂しい感じです。放牧する人くらいしか見かけない所なのに、観光客がよく止まるからか、子供たちが草で編んだラクダ?みたいなのを売りに来ました。せっかく人里離れたここまで売りに来るなら売れるものを持ってくればいいのに・・・、と思ってしまいました。

緑の少ないズィズ渓谷


次回はエルフード~メルズーガ大砂丘をレポートします♪
(サン・セバスチャンからの更新でした)
プロフィール

aya1103

Author:aya1103
ようこそ!コメント大歓迎です♪
過去記事への質問もお気軽に

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
最新トラックバック
FC2カウンター
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR