黒島・サイクリング
2019/5/1 (5日目) 続き
10:40 伊古桟橋から次は島を縦断して南端にある黒島灯台を目指すことにしました。まずは島の中心部を目指して自転車を走らせます。島民は目に入らず、挨拶してくるのは牛だけです。何か言いたげです。
まっすぐ南下すると島の中心部です。ちょっとした集落になっていて、家がぽつぽつありますが、あまり生活感がありません。こちら商店、島で唯一の商店らしいです。
町角には小学生の書いた感謝の看板・・・。数えるほどしかいない子ども、プライバシーも何もなく、島人全員知り合い、なんでしょうね。東京にしか住んだことない私には想像がつかない状況です。
道の突き当りに比江地御嶽、がありました。那覇でも見かけた御嶽というのは何ぞや?と思って昨日調べました。神との交流の場であり、先祖神を祀る宗教上のもの、男子禁制で、観光客が立ち入ってはいけない場所だと知ったばかりです。鳥居がありますが、皇民化政策によって神道施設化された名残だそうです。
この御嶽の前で曲がったことで私たちは目指す方向を見失いました。そのまままっすぐ進んで行きますが、この道でいいのかな?前方から自転車に乗った観光客が来たので、灯台はこっちであってますか?と聞いた所、彼らも灯台に行こうとしている所、道間違えたかも知れないから戻ってる、との答えです。私は何となくこのまま進みたい思いにかられ、私たちはもう少し行ってみます。そう言って先へ進みました。
牧場の端の辺りに、鳥居が見えます。こんもりした小さな木々の集まり、沖縄の御嶽はこうした小さな森の向こうに拝殿がある造りが多いようです。南神山御嶽だそうです。
途中で天気が悪化し、雨が降ってきました。ポンチョを持っていましたが、顔に雨が当たって痛いです。
島の中心から10分弱、辿り着いた場所はいきなり道路が寸断されていました。しかし灯台は見当たりません。道路の向こうに人が踏み入った跡があるので、追っていくと、そこは海岸でした。そして、御嶽の拝殿らしき小さな建物があります。どうやら道を間違え、島の東にある喜屋武御嶽という所に来てしまったようです。この御嶽は現役なのでしょうか?ボロボロに朽ちた桟橋跡があり、周辺全体が打ち捨てられた場所のようにも見えます。
ひどい空模様ですが、それでも海の一部の色はとてもきれいな青色をしています。
再び自転車に乗り、来た道を島の中心まで戻ります。海岸沿いには道がないのです。
比江地御嶽の手前まで戻ったら、灯台と書かれた道標を見つけました。やれやれ。
先ほどの道と同じような道、つまり両側に広がる牧草地帯の中を走ります。
雨が時々激しく降っては止んだりします。遠くに灯台らしきものが見えてきました。
11:20 今度こそ黒島灯台に到着です。灯台は大きくなく、登るのはもちろん中にも入れないので、海岸に出てみます。
鬱蒼とした草木の向こうには岩場の海岸が広がっています。
なんだかほっとする景色です。ここは日本の南端に近い場所ですが、北端近くにある礼文島と景色が似ています。
海岸から見た黒島灯台です。周囲には人影はありません。同じ船で来たと思われる観光客とすれ違えるかどうか、それくらい人のいない場所です。
さて、次は元々シュノーケリングを楽しむ予定だった仲本海岸へ向かいます。
道端にはまた御嶽があります。南風保多御嶽、人間の少ないこの黒島にあって、いくつも御嶽がありますが、現在ではどれだけ現役なのか、そしてどの程度真剣に崇拝されているのか知りたいものですが、島民にはなかなか出会えません。
そして、黒島灯台から仲本海岸への道を黙々と走ります。島の内側は牧草地帯、この島は標高が15mしかないのですが、若干の上り坂です。そして、雨が降り、おまけに強い向かい風が吹いていて、何度も途中で自転車を下りてしまう程きつく感じました。
灯台から15分弱かかりやっと仲本海岸へ到着です。聞いていた通り、遊泳禁止の札が出ています。遊泳禁止になっているので、ライフジャケットの貸し出し(無料)もやってないし、そもそも人が常駐していません。
観光客たちは、足を海に浸しに海岸へ下りる人もたまにいますが、多くは入口にある高台の東屋から海岸を恨めしそうに眺めて次のスポットへ移動しているようです。私たちは水着まで着込んでいるので、雨が弱まるのを待って海岸へ下りてみましょう。東屋の奥にはトイレとシャワーがあります。
次回は黒島の続きをレポートの予定です♪
10:40 伊古桟橋から次は島を縦断して南端にある黒島灯台を目指すことにしました。まずは島の中心部を目指して自転車を走らせます。島民は目に入らず、挨拶してくるのは牛だけです。何か言いたげです。
まっすぐ南下すると島の中心部です。ちょっとした集落になっていて、家がぽつぽつありますが、あまり生活感がありません。こちら商店、島で唯一の商店らしいです。
町角には小学生の書いた感謝の看板・・・。数えるほどしかいない子ども、プライバシーも何もなく、島人全員知り合い、なんでしょうね。東京にしか住んだことない私には想像がつかない状況です。
道の突き当りに比江地御嶽、がありました。那覇でも見かけた御嶽というのは何ぞや?と思って昨日調べました。神との交流の場であり、先祖神を祀る宗教上のもの、男子禁制で、観光客が立ち入ってはいけない場所だと知ったばかりです。鳥居がありますが、皇民化政策によって神道施設化された名残だそうです。
この御嶽の前で曲がったことで私たちは目指す方向を見失いました。そのまままっすぐ進んで行きますが、この道でいいのかな?前方から自転車に乗った観光客が来たので、灯台はこっちであってますか?と聞いた所、彼らも灯台に行こうとしている所、道間違えたかも知れないから戻ってる、との答えです。私は何となくこのまま進みたい思いにかられ、私たちはもう少し行ってみます。そう言って先へ進みました。
牧場の端の辺りに、鳥居が見えます。こんもりした小さな木々の集まり、沖縄の御嶽はこうした小さな森の向こうに拝殿がある造りが多いようです。南神山御嶽だそうです。
途中で天気が悪化し、雨が降ってきました。ポンチョを持っていましたが、顔に雨が当たって痛いです。
島の中心から10分弱、辿り着いた場所はいきなり道路が寸断されていました。しかし灯台は見当たりません。道路の向こうに人が踏み入った跡があるので、追っていくと、そこは海岸でした。そして、御嶽の拝殿らしき小さな建物があります。どうやら道を間違え、島の東にある喜屋武御嶽という所に来てしまったようです。この御嶽は現役なのでしょうか?ボロボロに朽ちた桟橋跡があり、周辺全体が打ち捨てられた場所のようにも見えます。
ひどい空模様ですが、それでも海の一部の色はとてもきれいな青色をしています。
再び自転車に乗り、来た道を島の中心まで戻ります。海岸沿いには道がないのです。
比江地御嶽の手前まで戻ったら、灯台と書かれた道標を見つけました。やれやれ。
先ほどの道と同じような道、つまり両側に広がる牧草地帯の中を走ります。
雨が時々激しく降っては止んだりします。遠くに灯台らしきものが見えてきました。
11:20 今度こそ黒島灯台に到着です。灯台は大きくなく、登るのはもちろん中にも入れないので、海岸に出てみます。
鬱蒼とした草木の向こうには岩場の海岸が広がっています。
なんだかほっとする景色です。ここは日本の南端に近い場所ですが、北端近くにある礼文島と景色が似ています。
海岸から見た黒島灯台です。周囲には人影はありません。同じ船で来たと思われる観光客とすれ違えるかどうか、それくらい人のいない場所です。
さて、次は元々シュノーケリングを楽しむ予定だった仲本海岸へ向かいます。
道端にはまた御嶽があります。南風保多御嶽、人間の少ないこの黒島にあって、いくつも御嶽がありますが、現在ではどれだけ現役なのか、そしてどの程度真剣に崇拝されているのか知りたいものですが、島民にはなかなか出会えません。
そして、黒島灯台から仲本海岸への道を黙々と走ります。島の内側は牧草地帯、この島は標高が15mしかないのですが、若干の上り坂です。そして、雨が降り、おまけに強い向かい風が吹いていて、何度も途中で自転車を下りてしまう程きつく感じました。
灯台から15分弱かかりやっと仲本海岸へ到着です。聞いていた通り、遊泳禁止の札が出ています。遊泳禁止になっているので、ライフジャケットの貸し出し(無料)もやってないし、そもそも人が常駐していません。
観光客たちは、足を海に浸しに海岸へ下りる人もたまにいますが、多くは入口にある高台の東屋から海岸を恨めしそうに眺めて次のスポットへ移動しているようです。私たちは水着まで着込んでいるので、雨が弱まるのを待って海岸へ下りてみましょう。東屋の奥にはトイレとシャワーがあります。
次回は黒島の続きをレポートの予定です♪