北キプロス・ニコシア旧市街(セリミエモスク~ビュユックハン)

2018/02/11 (3日目) 続き

11:00 セリミエモスクの内部見学を終わって外に出ます。入る時には気付きませんでしたが、入口の前にはウドゥのための荒い場があります。ウドゥは礼拝前に身を清めることで、日本の神社参拝前の作法よりも厳格、洗う順番回数が決められていると聞いたことがあります。イスラム教の場合は足まで清めます。

セリミエモスクの洗い場


ガイドさんに質問などしてなかなかモスクから出てこない人もいるので、しばし待ちます。モスクの周辺は結構びっしりと家などが建っています。大聖堂だったころはたぶん大きな広場があったのだろうななどと想像します。

セリミエモスクの隣


モスクの横の道を見てみます。北キプロスで一番の観光地だと思うのですが、お土産屋などはあまりなく、静かな住宅街といった感じです。

セリミエモスク周辺の道


ガイドさんたちが出てきて、次はどこへ行くのかなと思ったらモスクの外側を一周するようです。こちら隣の聖ニコラス教会、古くは6世紀の教会を14世紀に改築したようです。その後、こちらは市場として使用されたと紹介されました。

聖ニコラス教会


セリミエモスクの周りを一周しますが、外から見たらそれこそモスクの面影はなく、大聖堂だった事が伺えるような外観をしています。あそこに時計がありました、ガイドが指さす方向を見ますが、どこ??

セリミエモスクはかつては大聖堂だった


カメラのズームでやっと発見です。これが時計として使われていた当時、何時か分かるほど当時の人は目が良かったのかな?と疑問に思ってしまうほどの大きさです。

大聖堂の頃の時計


その後、大聖堂時代にあった扉が取り外された跡などを見ます。その扉は、別の場所に、スルタン用の扉として取り付けられていました。

付け替えられた扉


脇には広場があり、やっとセリミエモスクの外観をなんとなく捉えることができます。見た目は大聖堂、でもミナレットは明らかにイスラム教のもので、なんとも言えないアンバランスな建物です。

セリミエモスク


次はどこへ行くのか、途中で猫溜まりに足を止めていたら前の人を見失いました。
そんなときのために北のガイドさんはいたようです。迷子を出さずに、ちゃんと南に戻ってもらうのを見届けるのが彼の役目なのでしょうか。

北キプロスの猫溜まり


そしてやってきたのはビュユックハン、昔の隊商宿です。伝統的な建物で、1576~77年にかけて建てられました。

ビュユックハン


2階建て、中庭には小さな建物がありますが、これはモスクだそうです。ここは現在観光客向けの施設になっているので、しばしのフリータイムとなりました。

ビュユックハンの中


まずその小さなモスクを覗いてみます。2階部分がモスクになっていますが、何人収容できるかな?そもそもこの入口、人ひとりが出入りするのがやっとの大きさです。

ビュユックハンの小さなモスク


中庭にはカフェもあります。何人かの人たちはこのフリータイムをお茶しながら休憩時間にする人もいるようです。元々は1階は隊商の馬などをつなぐスペースでした。現在、ここにも猫がいっぱいいて、すり寄ってきます。

ビュユックハンは現在はカフェやお土産屋が


2階も周ってみます。回廊の周りには無数の小部屋があります。
雰囲気はとてもいいです。

ビュユックハン2階


小部屋は現在クラフトショップなどに使われています。おしゃれな小物などがありそうな雰囲気です。ですが、モノを買う気がない私は時間を持て余してしまいました。

クラフトショップ


次回は周辺散策し南に戻ります♪

北キプロス・ニコシア旧市街(クロスポイント~セリミエモスク)

2018/02/11 (3日目)

10:35 それではグリーンラインを越えていよいよ北キプロスへと入ります。トルコしか認めてない国ですが、ニコシアの旧市街ど真ん中にあるクロスポイントでは、陸路での国境越えと全く同じ感じです。まずはパスポートスキャンで手続きがあります。手続き終わったら緩衝地帯を歩きます。昔はここは町の中心で店とかあったんでしょうね。

グリーンラインを越えて北キプロスへ


北キプロス側でもパスポートスキャン、書類もないし、スタンプこそ押されませんが、通常の出入国と変わりありません。検問所の前で、北キプロスのガイドさんが待っていました。北側でも猫たちがお出迎えですが、猫にグリーンラインなんて関係ないので、勝手に行き来しています。

北キプロスにも猫いっぱい


近くに餌場がありました。同じように大事にされているようです。
変わったことと言えば、言語がトルコ語になったことくらいですかね。

猫たちの餌場


町並みは、南ほど栄えている感じはなく、アジア寄りな雰囲気です。北キプロスの情報はあまりないので、検問所脇にあったインフォメーションで北ニコシアの地図と観光案内が載った無料のシティマップをもらいます。

北キプロスの町並み


まずはセリミエモスクへと皆で向かいます。北側では観光客相手の商売よりも地元向けの店が目立ちます。陳列がアジアぽいです。値段表示はトルコリラです。
南のガイドさんが先導し、北のガイドさんは説明も特にせず監視役っぽい感じです。

北キプロスの商店街


モスクのミナレットが見えてきました。北キプロスは宿泊観光できないので、日帰りでちょこっと見に来る人が多く、その多くが通るであろう道、観光客も意識したレストランが並びます。

北キプロスのレストラン


基本はトルコ料理ですね。ビールもエフェス一色です。この辺りは観光客も多いのでユーロでも支払いができるようです。

トルコ料理がほとんど


クロスポイントから5分もかからず、セリミエモスク前に到着です。
ニコシアの円形の地図がきれいです。この近くで子猫を見かけました。追いかけたかったですが、モスクに入りますよというので我慢です。

ニコシア旧市街の地図


右はギリシャ正教の聖ニコラス教会、左がセリミエモスクです。

セリミエモスクと聖ニコラス教会


巨大なセリミエモスク、近くからでは全貌を写すことができません。ミナレットはあるものの、何か違和感が?そうここは元々は1207年から建立された聖ソフィア大聖堂というキプロスでも最も重要な教会だったのです。

元は大聖堂だったセリミエモスク


モスク入口の上、元は聖人などの像があったであろう名残があります。
大きめの像は全て取り払われていますが、小さな像や天使の像は残っています。現在はモスクなので、ここで靴を脱いで、スカーフをして中へ入ります。スカーフは借りられます。

モスク入口


1570年にモスクになったという内部は一面絨毯が敷かれています。
元カテドラル感は残るものの、祭壇やら像は取り払われ、床下にあった歴代統治者の墓なども掘り起こされ適当に捨てられたと南のガイドさんは小声で言います。

セリミエモスク内部


教会はメッカの方向と関係なく立っていたので、斜めにミフラーブが付けられています。

セリミエモスクのミフラーブ


こちら、赤地に白抜きの方はトルコの旗、右側の旗が北キプロス・トルコ共和国の旗です。

トルコと北キプロスの旗


かつて色とりどりのステンドグラスが嵌められていたであろう窓も、明り取りの役割をそのまま果たしていますが、だいぶ雰囲気は変わったでしょう。

ステンドグラスがあったと思われるセリミエモスクの窓


次回は続きからビュユックハン(隊商宿)をレポートの予定です♪

キプロス・ニコシア旧市街②

2018/02/11 (3日目) 続き

9:50 モスクの所で道を曲がり、ニコシア旧市街の中で一番昔の面影が残るというライキ・ギトニアという地区へと向かいます。ヨーロッパの町というより、アジアの町の雰囲気に近いです。
日曜ということもあり、人影が少ないです。

ニコシア旧市街


数分歩いて辿り着いた辺りが、ライキ・ギトニアと呼ばれる場所です。でも、ここまで来ても旧市街ぽい雰囲気はあまりありません。

ライキ・ギトニア


お店も多いようですが、日曜の午前中だからかほとんど開いていません。ニコシア旧市街は人も多く、先月は同じツアーの人がスリにあったから気を付けてと言われていましたが、スリも何も人がいません。

ライキ・ギトニアの町並み


かろうじて地面はアスファルトではなく、石畳ですが、あまり古いものではないようです。やっと開いているお土産屋もありました。

ライキ・ギトニアのお店


しかし売っているものはお土産なのか、ガラクタなのか、今一つ誰相手に商売しているのかよく分からない品揃えです。

微妙なお土産


一応お土産らしきものが揃った一角、キプロスのお菓子やシロップなどが売られています。人にあげたら、こっそり捨てられるであろう微妙なものが多いです。キプロスはギリシャ系住民が住みますし、EU加盟国ですが、アジア中東の影響が強いです。

キプロス産土産


そして、町の治安があまり良さそうには見えません。シャッターなどには落書きなども見られます。それでも多少は、観光を意識してきれいにしているつもりなのでしょうが、こちらの花は造花で、大変残念な感じです。

造花で飾られた壁


それでも、このニコシアの旧市街の中では、そこそこきれいな町並みが見れる場所と言ってもいいかも知れません。

ライキ・ギトニアの町並み


城壁沿いに出ました。広場は何やら工事中、その奥にタウンホールが見えます。

シティホールのある広場


そしてそこから真っ直ぐ北に伸びる道がニコシアのメインストリート、リドラス通りです。簡単に言うと歩行者天国の商店街で、様々なお店がずらっと並んでいます。

ニコシアのメインストリート


近代的なお店も多く、スターバックスやマクドナルドなどもあります。

リドラス通り


そしてまっすぐ行くとリドラス通りの北の端に突き当たります。南北キプロスを分断するグリーンラインです。ここにはクロスポイントがありますが、北キプロスへ徒歩で行き来ができる国境検問所のようなものです。今回のツアーではグリーンラインを越えて北側も観光します。

ニコシア旧市街の中心にあるクロスポイント


北キプロスに入る前に、ガイドがグリーンラインの現状を見せてくれます。こちらはクロスポイントのすぐ右にある飲食店のテラス席、その向こう側には土嚢とドラム缶が壁を作っています。
グリーンラインは真っ直ぐな線とか壁がある訳ではなくジグザグとしていて何等かのもので仕切られていて、その隣では普通の生活がされています。

グリーラインの横にある飲食店


元々道路が繋がっていた場所には国連軍の監視所などがあり、兵士が見張っていて撮影は禁止です。こちらのようにただ壁があるだけの場所もあります。兵士がいなくても監視カメラはあります。このような分断が続いて40年以上が経過し、今では武力衝突などはないようです。

グリーンラインの壁


それではクロスポイントを超えて北キプロスへと行きましょう。クロスポイント前のオブジェでは猫がいろんなポーズを取りながら見送ってくれます。北キプロスはトルコ以外の国が認めていない国なので、日本とはもちろん国交もありません。何かあったら何の支援も受けられません。気を引き締めて行きましょう。

クロスポイント前の猫


次回は北キプロス側のニコシア(レフコシャ)をレポートします♪
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